2026年1月20日
朝、目は覚めている。
けれど、布団から起き上がれない。
会社へ連絡する時間が近づくほど、動悸が強くなる。吐き気がして、涙が出る。
「今日は休ませてください」
その連絡を何度か繰り返しながら、このままでよいのか分からなくなっている方もいます。
休職したほうがよいのか。
もう少し働き続けられるのか。
診断書を書いてもらえる状態なのか。
自分だけで結論を出してから、心療内科を受診する必要はありません。
休職を決めてから受診するのではなく、休職が必要な状態かを確認するための受診があります。
「まだ出勤できるから」と我慢していませんか
休職を検討する状態は、ある日突然始まるとは限りません。
その前から、睡眠や食欲、感情、身体、仕事の進め方に変化が現れていることがあります。
布団に入っても仕事のことが頭から離れない
夜中や明け方に何度も目が覚める
朝になると動悸、吐き気、腹痛が起きる
通勤電車に乗ることが怖くなってきた
仕事中に涙が出そうになる
集中できず、同じ書類を何度も確認している
遅刻、早退、欠勤が増えてきた
休日のほとんどを寝て過ごしている
日曜の夕方から強い不安が始まる
上司からの連絡を見るだけで身体が緊張する
出勤できていることだけでは、働き続けられる状態かどうかは判断できません。
責任感や緊張感で勤務を続けていても、睡眠や食事、帰宅後や休日の生活が崩れている場合があります。
欠勤した日数だけでは、こころの消耗は測れません。
休職したほうがよいのか分からない方へ
「休職したい」と決めていなくても相談できます。
診察では、現在の症状だけでなく、症状が始まった時期、睡眠や食事の状態、仕事への影響、これまでの治療歴などを確認します。
そのうえで、医学的には主に次のような点を検討します。
現在の勤務を続けられる状態か
働きながら治療を始められる状態か
一定期間、仕事から離れて休養する必要があるか
不眠、不安、抑うつなどに対する治療が必要か
身体疾患の確認や、他の医療機関への受診が必要か
受診したからといって、必ず休職になるわけではありません。
一方で、「まだ働ける」と思っていても、症状や生活への影響から、休養が必要と判断される場合があります。
働き続けることだけを優先するのでも、最初から休職を前提にするのでもなく、現在の状態を確認して現実的な方針を検討します。
診断書は、希望すれば必ず発行されるものではありません
休職の診断書は、医師が診察を行い、医学的に休養が必要と判断した場合に発行を検討します。
「会社から診断書をもらうように言われた」
「本人が休職を希望している」
それだけで、自動的に発行が決まるものではありません。
診断書の内容や休養期間は、症状、仕事への影響、治療経過、勤務内容などを確認したうえで判断します。
また、最初の診断書で休養期間のすべてが確定するとは限りません。治療経過を確認し、必要に応じて期間の延長や復職の可否を検討します。
診断書は、会社との交渉を医療機関が代行するものでもありません。就業規則、休職手続、提出期限、会社指定の書式については、勤務先へ確認する必要があります。
休職は、「何もしない期間」ではありません
休職が必要と判断された場合、まず仕事から距離を置き、睡眠や食事などの生活を立て直します。
休職直後は緊張が抜けず、仕事のことを考え続けたり、罪悪感から十分に休めなかったりする方もいます。
そのため、休職中も状態を確認しながら、必要に応じて治療を続けます。
睡眠と起床時刻を整える
不安や抑うつなどの症状を治療する
食事や日中の活動を少しずつ戻す
仕事を考えても症状が大きく悪化しないか確認する
復職後に同じ状態を繰り返さないための課題を整理する
復職は、「少し元気になったから」だけで決めるものではありません。
通勤、勤務時間、集中力、疲労の回復などを確認しながら、仕事へ戻れる状態かどうかを検討します。
限界になる前に、現在の状態を確認する
休職が必要かどうかを、自分一人で正確に判断するのは簡単ではありません。
「まだ働けている」
「周りに迷惑をかけたくない」
「休んだら戻れなくなりそうで怖い」
そう考えて受診を先延ばしにしている間に、症状が強くなることがあります。
受診の時期は、完全に動けなくなってからに限りません。
「このままでは続かないかもしれない」と感じた時点が、状態を確認する一つのタイミングです。
初診をご希望の方へ
朝になると仕事へ行けない方、眠れない状態が続いている方、休職したほうがよいのか迷っている方、診断書について相談したい方は、まずWEB問診から現在の状態をお知らせください。
WEB問診には、現在の症状、睡眠や食事の状態、仕事への影響、欠勤・遅刻・早退の状況、これまでの治療歴、休職や診断書についての希望をご記入ください。
保谷駅前こころのクリニックは、保谷駅北口の階段前、いなげや保谷駅前店2階にあります。平日夜間、日曜・祝日も診療しています。金曜・土曜は休診です。
当院は完全予約制です。ご記入いただいたWEB問診をもとに医師が内容を確認し、当院でお力になれると判断した場合に、WEB予約をご案内します。
WEB問診を書けば、必ず予約できるという仕組みではありません。
症状の重さ、身体疾患の可能性、これまでの治療歴、必要となる支援、受診目的などによっては、当院よりも他の医療機関のほうが適している場合があります。
当院は小規模なクリニックのため、すべての方、すべてのご相談をお引き受けできるわけではありません。
西東京市、保谷、大泉学園周辺で、適応障害、休職、診断書、不眠、動悸、不安について相談したい方は、まずWEB問診から現在の状態をお知らせください。
保谷駅前こころのクリニック
