2026年5月27日
獣医師・精神科医が向き合うペットロス|あの子を見送った後の悲しみと後悔を整理したい方へ【東京・保谷駅前こころのクリニック】
ペットロスで悲しみや後悔が続いている方へ。保谷駅前こころのクリニックでは、獣医師資格と精神科医としての臨床経験を持つ医師が、人の医療と動物医療の両方で看取りに関わってきた経験を踏まえ、あの子を見送った後の気持ち、最期の治療判断、看取りの記憶、生活への影響を確認します。医療診療と自費カウンセリングの違いを整理しながら、必要な相談の形を検討します。
ペットロスは、「悲しい」だけでは整理できないことがあります
あの子を見送ったあと、悲しみが続くことがあります。
家に帰っても、いつもの場所に姿がない。
ごはんの時間になると、ふと名前を呼びそうになる。
部屋の静けさが、急に大きく感じられる。
写真を見るたびに、胸が締めつけられる。
思い出すたびに、涙が出る。
ペットロスは、単に「寂しい」「悲しい」という言葉だけでは収まりきらないことがあります。
特に、あの子の最期の時期には、多くの判断が重なります。
治療を続けるべきだったのか。
もっと早く病院に連れて行けばよかったのか。
延命を選んだことは正しかったのか。
治療をやめたことは、あの子を見捨てたことにならないのか。
安楽死を考えたこと自体が、いけなかったのではないか。
あの子は苦しかったのではないか。
自分の判断で、あの子の最期を決めてしまったのではないか。
このような思いが残ると、悲しみだけではなく、後悔、自責、迷い、怒り、無力感が重なっていきます。
時間が経てば、自然に薄れていく部分もあります。
一方で、最期の場面や治療判断が何度も頭に浮かび、日常生活に影響することもあります。
その場合、必要なのは、ただ「忘れる」ことではありません。
あの子と過ごした時間、最期の判断、その後に残った気持ちを、今の生活の中でどう抱えていくかを整理することが大切になる場合があります。
獣医療の現場を知っているからこそ、扱えるテーマがあります
ペットロスの相談では、「あの子が亡くなって悲しい」という気持ちだけでなく、動物医療の場面に関する話が出てくることがあります。
診断を受けたときの説明。
治療方針の選択。
手術や検査を受けるかどうか。
通院を続ける負担。
自宅で看取るか、病院で看取るか。
最期の点滴、酸素室、疼痛管理、延命、安楽死。
獣医師から言われた言葉。
家族の中で意見が分かれたこと。
これらは、一般的な悲しみの整理だけでは、十分に言葉にしにくいことがあります。
なぜなら、飼い主の悲しみの中には、動物医療の判断、病状の理解、治療の限界、看取りの記憶が深く関わっていることがあるからです。
保谷駅前こころのクリニックの院長は、医師であると同時に、獣医師資格を有しています。
また、人の医療と動物医療の両方で、終末期の医療、治療判断、看取りの場面に関わってきた経験があります。
そのため、ペットロスの相談において、単に「つらかったですね」と受け止めるだけではなく、あの子の病状、治療判断、看取りの場面に含まれていた現実を踏まえて、気持ちを整理していくことを大切にしています。
動物医療の現場では、どれほど大切に思っていても、すべてを思い通りに選べるわけではありません。
病気の進行、年齢、体力、治療の限界、通院の負担、家庭の事情、費用、時間、家族の考え方。
その中で、飼い主は限られた情報と時間の中で判断しなければならないことがあります。
後から振り返れば、「もっと別の選択があったのではないか」と思えることもあります。
しかし、その時点では、その時点の情報、その時点の状況、その時点の気持ちの中で選ぶしかなかったこともあります。
ペットロスの後悔は、ここを整理しないまま残ると、長く苦しさとして続くことがあります。
精神科医として、悲しみと生活への影響も確認します
ペットロスでは、悲しみそのものだけでなく、生活への影響が出ることがあります。
眠れない。
食欲が落ちた。
仕事中も涙が出そうになる。
家に帰るのがつらい。
あの子の物を片づけられない。
家族との温度差に傷つく。
周囲に「たかがペット」と言われて、さらに苦しくなる。
休日になると、空白が大きくなる。
このような状態が続くと、悲嘆反応として自然な範囲なのか、医療診療として確認した方がよい状態なのかを整理する必要が出てくることがあります。
精神科医としては、睡眠、不安、気分の落ち込み、食欲、仕事や生活への影響を確認します。
必要に応じて、保険診療として、不眠、不安、抑うつ傾向について診療を行うことがあります。
一方で、最期の治療判断、看取りの記憶、後悔や自責、家族との温度差などを時間をかけて整理したい場合には、通常の保険診療の短い診察枠では扱いきれないことがあります。
その場合、自費カウンセリングとして、時間を確保して相談を行う選択肢があります。
ペットロスの苦しさは、病気かどうかだけで決まるものではありません。
眠れない、不安が強い、生活に支障が出ている場合には、医療診療としての確認が必要になることがあります。
一方で、「診断名をつけてほしい」というよりも、あの子の最期の判断や記憶を丁寧に整理したい場合には、自費カウンセリングの方が合っていることがあります。
獣医師と精神科医、両方の視点で見えるものがあります
ペットロスでは、動物医療の視点と、人のこころの視点の両方が必要になることがあります。
獣医師の視点では、あの子の病状、治療の限界、看取りの場面、動物の苦痛、飼い主が置かれていた判断の重さを考えます。
精神科医の視点では、その後に残った悲しみ、自責、眠れなさ、不安、生活への影響、仕事や家族関係への影響を確認します。
さらに、人の医療と動物医療の両方で看取りに関わってきた経験から、終末期における「何を選んでも後悔が残りうる判断」の重さも踏まえて相談を行います。
「もっと早く気づいていれば助かったのではないか」
「治療を続けたことが、あの子を苦しめたのではないか」
「治療をやめたことが、あの子を見捨てたことにならないか」
「安楽死を選んだことを、今でも許せない」
「最期の瞬間にそばにいられなかった」
「病院で言われた言葉が忘れられない」
こうした思いは、動物医療の現実と、人のこころの反応が重なった場所にあります。
獣医師・精神科医という立場だからこそ、その両方の視点を踏まえて整理しやすい相談があります。
ペットロスの相談では、「正解」を出すことだけが目的ではありません。
むしろ、正解がひとつに決められないからこそ、残された人の中に後悔や自責が残ります。
その後悔を、ただ否定するのではなく、当時の状況、あの子の状態、飼い主としての判断、今のこころの反応を分けて見ていくことが大切です。
ペットロス自費カウンセリングで扱うこと
ペットロス自費カウンセリングは、ただ気持ちを話す時間ではありません。
あの子の最期に関わる判断、動物医療の現実、その後に残った後悔や自責を、獣医師と精神科医の両方の視点から整理するための専門的な相談時間です。
これは、一般的な悩み相談ではありません。
また、短時間の外来診療の中で、すぐに結論を出すための時間でもありません。
あの子の最期に関わる判断と、その後に残ったこころの反応を、一定の時間を確保して整理するための枠です。
たとえば、次のようなテーマを扱います。
最期の治療判断への後悔
治療を続けたこと。
治療をやめたこと。
手術を選んだこと。
通院を続けたこと。
安楽死や延命について考えたこと。
その判断が正しかったのかどうかを、一人で何度も考え続けている場合、当時の状況を整理することが大切です。
「あのとき、別の選択をしていれば」
「もう少し早く決断していれば」
「逆に、もう少し待っていれば」
このような考えは、ペットロスの中で繰り返し浮かびやすいものです。
しかし、終末期の判断は、あとから冷静に見たときの情報だけで評価できるものではありません。
その時点で分かっていたこと、その時点で選べたこと、その時点であの子にとって何を願っていたのかを整理する必要があります。
看取りの記憶
最期の表情。
呼吸の様子。
体温。
声をかけたこと。
病院での時間。
自宅での時間。
抱きしめた感触。
最期に間に合わなかった記憶。
看取りの記憶は、時間が経っても強く残ることがあります。
ふとした瞬間に、その場面が浮かぶことがあります。
夜になると、最期の呼吸を思い出すことがあります。
写真を見た瞬間に、その日の記憶まで戻ってくることがあります。
その記憶を無理に消す必要はありません。
ただし、何度も同じ場面が浮かび、生活の中で苦しさが続いている場合には、その記憶をどのように抱えていくかを整理することが大切になる場合があります。
自責感と後悔
「自分のせいではないか」
「もっとできたことがあったのではないか」
「最後まで十分にしてあげられなかったのではないか」
「苦しい思いをさせてしまったのではないか」
こうした自責感は、周囲に話しても理解されにくいことがあります。
「十分やったよ」
「仕方なかったよ」
「もう忘れた方がいいよ」
そう言われても、本人の中では整理できないことがあります。
ペットロスの自責感は、単に励まされるだけでは軽くならないことがあります。
当時の状況、あの子の病状、飼い主としての判断、残された人の気持ちを分けて見ていくことで、少しずつ整理できる場合があります。
家族との温度差
家族はもう前を向いている。
自分だけが悲しみから抜け出せない。
家族に「まだ泣いているの」と言われた。
同じあの子を見送ったはずなのに、悲しみ方が違う。
ペットロスでは、家族の中でも感じ方が異なります。
一緒に暮らしていた時間の長さ、世話をしていた役割、最期に立ち会ったかどうか、あの子との関係性によって、悲しみ方は変わります。
その違いが、さらに孤独感につながることがあります。
「家族にも分かってもらえない」
「自分だけが取り残されている」
「こんなに悲しんでいる自分がおかしいのではないか」
そのように感じている場合にも、気持ちを整理する時間が必要になることがあります。
保険診療と自費カウンセリングは目的が異なります
保谷駅前こころのクリニックでは、ペットロスに関連する相談について、内容に応じて保険診療と自費カウンセリングを分けて考えています。
不眠、不安、気分の落ち込み、食欲低下、仕事や生活への影響がある場合には、医療診療として状態を確認することがあります。
必要に応じて、診断や薬物療法を含めた治療方針を検討します。
一方で、あの子の最期の判断、看取りの記憶、後悔、自責、家族との温度差などを時間をかけて整理したい場合には、自費カウンセリングの方が適していることがあります。
自費カウンセリングは、短時間の外来診療の中で結論を急ぐものではありません。
また、診断名をつけることや、薬を処方することを目的とした時間でもありません。
あの子の最期に関する記憶や判断を、一定の時間を確保して整理するための枠です。
自費カウンセリングでは、診断、処方、診断書作成などの医療行為は行いません。
保険診療とは目的も時間設計も異なります。
そのため、まずはWEB問診で、現在の状態が医療診療向きなのか、自費カウンセリング向きなのかを確認することが大切です。
当院では、初診前にWEB問診で状態を確認しています
保谷駅前こころのクリニックでは、ペットロスに関するご相談についても、事前にWEB問診で内容を確認しています。
WEB問診では、たとえば次のような内容を確認します。
・あの子を見送った時期
・一緒に暮らした期間
・ペットの種類
・最期の経過
・治療判断で後悔していること
・看取りの記憶
・睡眠や食欲への影響
・仕事や生活への影響
・医療診療を希望するのか
・自費カウンセリングを希望するのか
ペットロスの相談は、診察室で短時間に説明しようとしても、話が広がりやすいテーマです。
「どこから話せばよいか分からない」
「泣いてしまって話せないかもしれない」
「治療判断の話をしても分かってもらえるだろうか」
「ペットの話で相談してよいのだろうか」
このように感じる方もいます。
そのため、事前にWEB問診で状況を整理していただくことで、当院で確認すべき内容が見えやすくなります。
当院では、すべてのご相談に対応できるわけではありません。
問診内容を確認したうえで、当院で対応可能と判断される方に、医療診療または自費カウンセリングのご案内を検討します。
ペットロスの相談では、悲しみの深さだけでなく、現在の生活への影響、医療診療の必要性、自費カウンセリングで扱うべきテーマを分けて確認することが大切です。
「あの子のことを分かってもらえる場所」を探している方へ
ペットロスのつらさは、単に時間が経てば消えるとは限りません。
忘れることが回復ではありません。
泣かなくなることだけが回復でもありません。
あの子の存在を、なかったことにする必要もありません。
大切なのは、あの子と過ごした時間、最期の判断、残された後悔や悲しみを、今の生活の中でどう抱えていくかを整理することです。
獣医師として動物医療と看取りを知り、精神科医として人の悲しみと生活への影響を確認する。
その両方の視点から、あの子を見送った後の気持ちを整理することに意味があります。
保谷駅前こころのクリニックでは、東京・西東京市・保谷を拠点に、ペットロスによる悲しみ、後悔、自責、睡眠や生活への影響を確認しながら、医療診療または自費カウンセリングの適切な形を検討しています。
あの子の最期の判断、看取りの記憶、残された後悔を、人の医療と動物医療、そして精神医療の視点から整理したい方は、まずはWEB問診で、現在の状態、あの子を見送った経過、整理したいテーマをお聞かせください。
問診内容を確認したうえで、医療診療として確認すべき状態か、自費カウンセリングとして時間を確保して扱う内容かを検討します。
保谷駅前こころのクリニック
