2026年5月04日
ペットロスは「大げさ」ではありません。こころが、大切な存在を失った反応です。
ゴールデンウィーク中に、亡くなったペットのことを思い出してつらくなっていませんか。ゴールデンウィークになると、ふだんは仕事や家事で紛れていた悲しみが、急に大きく感じられることがあります。保谷駅前こころのクリニックでは、獣医師として動物の臨床経験を持ち、人のこころの診療にも携わる院長が、ペットロス専門カウンセリングを行っています。看取りの後悔、罪悪感、孤独感を一人で抱え込まず、ご相談ください。
朝、いつもの時間に目が覚める。
散歩に行くはずだった道を見て、胸が苦しくなる。
帰宅しても、迎えに来る足音がない。
ごはん皿、ベッド、リード、部屋の中の定位置を見るたびに、時間が止まったように感じる。
新宿、池袋、三鷹、小金井、国分寺、府中、調布、練馬、杉並、立川、所沢周辺に暮らしている方にとって、春から初夏の散歩道や公園は、ペットとの思い出が濃く残る場所かもしれません。
新宿中央公園、井の頭公園、和田堀公園、小金井公園、武蔵野公園、野川沿い、玉川上水の道。
「去年のGWは一緒に歩いていたのに」と思った瞬間、涙が出そうになることもあるでしょう。
それは、弱さではありません。
それだけ深く、一緒に暮らしてきたということです。
ペットを亡くした悲しみは、単なる「寂しさ」ではありません。毎日の生活、帰宅後の習慣、話しかける相手、触れるぬくもり、家の中の音まで失う体験です。米国獣医師会も、動物を失ったときの悲嘆は、家族や親しい友人を亡くしたときの悲嘆に似た過程をたどることがあると説明しています。
「もう何日も経ったのに、まだつらい」は自然な反応です
ペットロスのご相談では、次のような言葉をよく耳にします。
「こんなに泣くと思わなかった」
「家族にも同じ話をしづらい」
「ペットでしょと思われそうで、誰にも言えない」
「最期の判断が本当に正しかったのか、ずっと考えてしまう」
「火葬の場面や亡くなる前の表情が忘れられない」
「新しい子を迎えればと言われると、かえって苦しくなる」
ペットロスのつらさには、悲しみだけでなく、後悔、罪悪感、孤独感、怒り、無力感が混ざることがあります。
「もっと早く病院に連れて行けばよかった」
「治療を続けるべきだったのか、やめるべきだったのか」
「最期にそばにいられなかった」
「安楽死や看取りの判断が間違っていたのではないか」
このような思いが繰り返し浮かぶと、頭では「仕方なかった」とわかっていても、こころが追いつかないことがあります。
近年の研究でも、ペットを亡くした人の一部に、臨床的に重要な悲嘆が生じうることが報告されています。2026年にPLOS Oneに掲載された研究では、ペットを亡くした人の7.5%が、ICD-11の長引く悲嘆障害に相当する基準を満たしたと報告されています。ただし、現在の診断体系では、ペットの死そのものは長引く悲嘆障害の診断要件には含まれていないため、これは「ペットロスも専門的に理解されるべき苦痛である」と考えるための研究知見として読むのが適切です。
GWにペットロスが強く出やすい理由
ゴールデンウィークは、休める時期です。
けれど、ペットを亡くした方にとっては、「休みが増えること」そのものがつらさにつながることがあります。
仕事の予定が減ると、家の中の静けさが目立ちます。
外出の予定がないと、亡くなった子のことを考える時間が増えます。
SNSで楽しそうな投稿を見ると、自分だけが取り残されたように感じることがあります。
家族や親戚と会ったときの何気ない言葉に、深く傷つくこともあります。
特に、ペットと一緒に過ごすことが生活の中心だった方にとって、連休は「一緒にいるはずだった時間」がそのまま空白になります。
朝の散歩。
車で行く公園。
窓辺で一緒に過ごす午後。
日なたぼっこをしていた場所。
いつも寄っていた動物病院やペット用品店やペットサロン。
その一つひとつが、思い出の引き金になります。
だから、GW中に急に涙が出ることも、予定を入れる気力がなくなることも、思い出の場所を避けたくなることも、不自然ではありません。
相談してよい目安
ペットロスは、時間の経過とともに少しずつ形を変えていくことがあります。
一方で、悲しみや自責感が強く、日常生活に影響が出ている場合は、一人で耐え続ける必要はありません。
次のような状態が続いている場合は、カウンセリングで気持ちを整理することをおすすめします。
•涙が止まらない日が続いている
•眠れない、早朝に目が覚める
•食欲が落ちている、または食べすぎてしまう
•仕事や家事に集中できない
•最期の場面を何度も思い出す
•「もっとできたはず」と自分を責め続けている
•家族や友人に気持ちを話せない
•亡くなった子の物を片づけられず、強い苦痛がある
•反対に、思い出すのが怖くて写真や名前を避けている
•生きている意味がわからないほど苦しい
カウンセリングは、「限界まで悪くなってから行く場所」ではありません。
話すことで、悲しみがすぐ消えるわけではありません。けれど、誰にも話せなかった思いを安全な場所で言葉にすることで、こころの中で固まっていた苦しさが少しずつ整理されることがあります。
厚生労働省の「こころの耳」では、働く人や家族に向けたメンタルヘルス情報や相談窓口が案内されています。つらさが強いときは、公的な相談窓口も選択肢になります。
ペットロスカウンセリングでできること
ペットロスカウンセリングでは、悲しみを無理に消そうとはしません。
「早く前を向きましょう」と急かす場所でもありません。
大切なのは、亡くなった子との関係を否定せず、悲しみを抱えながら生活を少しずつ整えていくことです。
1. あの子との思い出を、安心して話す
名前を呼ぶだけで涙が出る方もいます。
写真を見るのがつらい方もいます。
反対に、誰にも話せず、心の中でずっと同じ場面を繰り返している方もいます。
カウンセリングでは、話す内容がまとまっていなくても大丈夫です。
「何から話せばいいかわからない」
「泣いてしまいそうで怖い」
「同じ話ばかりになってしまう」
そのままの状態でお越しいただけます。
2. 後悔や罪悪感を整理する
ペットロスでは、「悲しい」よりも先に「申し訳なさ」が出てくることがあります。
「最後の治療を選んだのは正しかったのか」
「もっと早く気づけたのではないか」
「家にいない時間が多かった」
「苦しませてしまったのではないか」
カウンセリングでは、当時の状況、選択肢、感情、願いを丁寧に分けながら、自分を責め続ける苦しさを整理していきます。
3. 家族との温度差を扱う
同じ家で暮らしていても、悲しみ方は人によって違います。
すぐに片づけたい人。
何も動かしたくない人。
写真を飾りたい人。
話題にするとつらくなる人。
新しい子を迎えたい人。
まだ考えたくない人。
その違いが、家族間のすれ違いになることがあります。
カウンセリングでは、「どちらが正しいか」ではなく、それぞれの悲しみ方を尊重しながら、今できる関わり方を考えていきます。
4. 日常生活を少しずつ整える
散歩がなくなった朝。
帰宅後の静かな部屋。
空になったベッド。
しまえない食器。
使わなくなったキャリーバッグ。
生活の中にあった役割が急になくなると、心身のリズムも崩れやすくなります。
カウンセリングでは、睡眠、食事、外出、人との関わり、思い出の品との向き合い方などを、その方のペースで整えていきます。
忘れることが目標ではありません。
あの子の存在を、苦しみだけでなく、あたたかい記憶として抱えられるようになることを目指します。
自費カウンセリングだからこそ、話せることがあります
ペットロスは、必ずしも薬や診断名だけで説明できるものではありません。
「うつ病とまでは言われていない」
「薬を飲みたいわけではない」
「でも、誰かにちゃんと聞いてほしい」
「家族には心配をかけたくない」
「亡くなった子のことを、遠慮なく話せる場所がほしい」
そのような方にとって、自費のペットロス専門カウンセリングは選択肢になります。
保険診療では、診断や治療方針に沿った診察が中心になり、診察時間にも限りがあります。
一方、自費カウンセリングでは、ペットとの関係、看取りの後悔、喪失感、家族との温度差、次の子を迎えるかどうかの迷いなどを、時間をかけて扱いやすいという特徴があります。
一方、自費カウンセリングでは、亡くなったペットとの関係、看取りの後悔、喪失感、罪悪感、家族との温度差、次の子を迎えるかどうかの迷いなどを、時間をかけて扱いやすいという特徴があります。
特にペットロスでは、単に「悲しい」という言葉だけでは表せない気持ちが出てくることがあります。
「あの治療を選んでよかったのか」
「もっと早く病院に連れて行けばよかったのではないか」
「最期に苦しませてしまったのではないか」
「安楽死や看取りの判断は正しかったのか」
「あの子は本当はどうしてほしかったのか」
こうした問いは、動物の病気や治療、看取りの現場を知らない相手には、なかなか話しにくいことがあります。
だからこそ当院では、ペットロスカウンセリングを通常の短い診察とは別の枠で行っています。
あの子との関係や、言葉にしにくい後悔を丁寧に扱うため、自費カウンセリングとして時間を確保しています。
院長がペットロス専門カウンセリングを行う理由
ペットロスは、単なる「寂しさ」だけではありません。
亡くなった子の病気の経過、治療の選択、看取りの場面、動物病院での説明、家族との話し合い、そして亡くなった後の生活の変化まで含めた、とても深い体験です。
「もっと早く病院に連れて行けばよかったのではないか」
「治療を続けるべきだったのか、やめるべきだったのか」
「最期の苦しさをどう受け止めればいいのか」
「安楽死や看取りの判断は正しかったのか」
こうした思いは、動物医療の記憶と、人のこころの痛みが重なって生まれることがあります。
当院のペットロスカウンセリングは、院長が担当します。
院長は、これまで獣医師として動物の臨床に携わり、動物の病気、治療、老い、看取りの場面に向き合ってきました。
また、人のこころの診療にも携わり、喪失、悲嘆、不眠、不安、抑うつ、自責感など、死別後に起こりうるこころの反応を診療の中で扱ってきました。
動物を診てきた経験と、人のこころを診てきた経験。
その両方があるからこそ、亡くなった子のことも、残された飼い主さんの苦しさも、どちらも大切にしながらお話を伺います。
ペットロスでは、獣医療の記憶と、飼い主さん自身のこころの反応が深く結びついています。
「動物病院で受けた説明が忘れられない」
「検査や治療の選択を、今でも後悔している」
「安楽死を選んだこと、または選べなかったことが苦しい」
「看取りの場面を思い出すと、自分を責めてしまう」
このようなご相談では、動物医療の流れを理解しながら、同時に人のこころの悲嘆反応も丁寧に扱う必要があります。
当院では、獣医師としての臨床経験と、人のこころの診療経験をもとに、ペットロスに関する相談・診療に取り組んできました。
そのため、ペットを亡くした後の悲しみだけでなく、治療選択への迷い、看取りの後悔、家族との温度差、日常生活への影響についても、時間をかけて整理していきます。
「こんなことまで話していいのだろうか」
「獣医療の話も、人のこころの話も混ざっていて、どこに相談すればよいかわからない」
「家族にも友人にも言えなかった気持ちを、専門家に聞いてほしい」
そのような方にこそ、当院のペットロスカウンセリングをご利用いただきたいと考えています。
初回カウンセリングでは、何を話せばいいですか?
初回では、無理にきれいに話す必要はありません。
たとえば、次のようなことから始められます。
「亡くなった子のことを話したい」
「最期の場面が頭から離れない」
「自分の選択が正しかったのか整理したい」
「家族に話せない気持ちを聞いてほしい」
「GW中、ひとりでいるのがつらい」
「この悲しみが普通なのか知りたい」
泣いてしまっても大丈夫です。
沈黙があっても大丈夫です。
写真や思い出の品を見せながら話しても大丈夫です。
初回は、今のつらさを整理し、必要に応じて今後の相談方法を一緒に考える時間です。
すぐに医療機関や公的窓口につながった方がよい場合
次のような場合は、カウンセリング予約を待たず、精神科病院、地域の救急、公的相談窓口につながってください。
「消えてしまいたい」
「自分を傷つけたい」
「生きている意味がない」
「眠れない状態が続き、食事も全く取っていない」
厚生労働省の「まもろうよ こころ」では、電話やSNSで相談できる窓口が案内されています。#いのちSOS、よりそいホットライン、いのちの電話、こころの健康相談統一ダイヤルなどの窓口も掲載されています。
このGW、「ひとりで耐える」以外の選択肢を
大切な子を亡くしたあと、家の中は同じなのに、世界だけが変わってしまったように感じることがあります。
いつもの道。
いつもの部屋。
いつもの時間。
そこに、あの子だけがいない。
その現実を受け入れるには、時間がかかります。
「まだ悲しい」
「まだ泣いてしまう」
「まだ片づけられない」
「まだ思い出すと苦しい」
それで大丈夫です。
けれど、その悲しみを、ずっと一人で抱え続けなくても大丈夫です。
このゴールデンウィーク、あの子のいない時間がつらいと感じている方へ。
一度、専門家に話してみませんか。
話す内容がまとまっていなくても大丈夫です。
泣いてしまっても大丈夫です。
「何から話せばいいかわからない」ところから始められます。
ペットロス専門カウンセリングのご予約
当院では、ペットを亡くした方、看取りの後悔が続いている方、周囲に気持ちを話せず孤独を感じている方のご相談をお受けしています。
自費ペットロスカウンセリングは、院長が担当します。
院長は、獣医師として動物の臨床に携わってきた経験があり、動物の病気、治療、老い、看取りの現場に向き合ってきました。
また、人のこころの診療にも携わり、喪失や悲嘆、不眠、不安、抑うつ、自責感など、死別後に起こりうるこころの反応を診療の中で扱ってきました。
ペットロスでは、亡くなった子の病気や治療の記憶と、残された方のこころの痛みが深く結びついています。
そのため当院では、動物医療と人のこころの診療、両方の視点を大切にしながら、お話を伺います。
話す内容がまとまっていなくても大丈夫です。
泣いてしまっても大丈夫です。
同じ話を何度しても大丈夫です。
初回は、今のつらさを整理するところから始めます。
あの子のことを、安心して話せる時間を一緒に作りましょう。
ペットロス専門カウンセリングをご希望の方は、WEB問診後、案内されたURLにアクセスしWEB予約をご利用ください。
ペットロスの方のご相談の流れ
自費ペットロスカウンセリングは院長が行います。
WEB問診の内容を確認したうえで、あなたの状態に応じて、以下のいずれかをご案内します。
1. 保険診療が必要と判断される場合
保険診療の初診をご案内します。
その後、必要に応じて保険診療の再診を行います。
2. 保険診療の初診後に、自費ペットロスカウンセリングをご案内する場合
まず院長による診察を行い、状態を確認します。
そのうえで、別日に自費ペットロスカウンセリングをご案内します。
3. 最初から自費ペットロスカウンセリングをご案内する場合
医師による診療が必要な状態ではないと判断される方については、自費ペットロスカウンセリングのみをご案内します。
自費ペットロスカウンセリングは、オンラインにも対応しています。
ただし、オンラインペットロスカウンセリングは、医師による診療が必要な状態ではないと当院で判断された方に限ります。なお、オンラインをご希望の場合は、支払い用クレジットカードの事前登録などが必要です。
当院近隣である関東・東京武蔵野エリアにお住まいの方も、ご自宅からご相談いただけます。
自費カウンセリングとして行う理由
ペットロスのご相談では、通常の診察時間だけでは扱いきれない内容が含まれることがあります。
亡くなった子との関係。
病気や治療の経過。
看取りの場面。
安楽死や延命治療への迷い。
家族との温度差。
自分を責める気持ち。
これからの生活の整え方。
これらを丁寧に伺うため、当院ではペットロス専門カウンセリングを自費で、時間を確保して行っています。
また、当院のペットロスカウンセリングは、獣医師として動物の臨床に携わってきた経験と、人のこころの診療経験をもつ院長が担当します。
動物医療と人のメンタルヘルスの両方の視点から、あの子を失った後の悲しみや後悔を整理していきます。
担当医師
保谷駅前こころのクリニック 院長(医師、獣医師、精神保健指定医、精神科病院病院長経験、動物病院病院長経験)
獣医師として動物の臨床に携わった経験を持ち、動物の病気、治療、老い、看取りの場面に向き合ってきました。
現在は、人のこころの診療にも携わり、喪失、悲嘆、不眠、不安、抑うつ、自責感など、死別後に起こりうるこころの反応を診療しています。
ペットロスでは、動物医療の記憶と、飼い主さんのこころの痛みが重なります。
当院では、動物と人の両方の臨床経験をもとに、亡くなった子との関係を大切にしながら、悲しみや後悔を整理するお手伝いをしています。
注意事項
カウンセリングは効果を保証するものではありません。
状態によっては、クリニックではなく精神科など医療機関の受診が相当な場合があります。
強い希死念慮、自傷他害のおそれ、食事や睡眠が著しく取れない状態がある場合は、カウンセリング予約は待たず、救急・精神科病院等の医療機関・公的相談窓口をご利用ください。
保谷駅前こころのクリニック
