2026年5月13日
仕事を休んだ方がよいのかもしれない。
でも、自分が休んだら職場に迷惑がかかる。
同僚の負担が増えるかもしれない。
上司にどう思われるだろう。
自分だけ逃げているように感じる。
家族にも申し訳ない。
このように考えて、休職を決断できない方がいます。
また、実際に休職に入ったあとも、罪悪感が消えないことがあります。
本当は休んでいるはずなのに、心が休まらない。
職場のことが頭から離れない。
自分がいない間に、誰かが困っているのではないかと考えてしまう。
休職している自分を責めてしまう。
休職は、身体を休めるだけの時間ではありません。
心と生活の状態を立て直すための時間でもあります。
けれど、罪悪感が強いままだと、休んでいても休養になりにくいことがあります。
休むことは、迷惑をかけるためではありません。
壊れきる前に立て直すための時間です。
保谷駅前こころのクリニックでは、休職を考えている方、休職中に罪悪感や不安が強い方について、睡眠・不安・出勤状況・生活への影響を確認しながら、無理のない範囲で今後の治療方針を検討します。
まずはWEB問診で、現在の状態を整理することが大切です。
「迷惑をかけたくない」と考える方ほど、無理を続けやすい
休職を考える段階で罪悪感が強い方は、もともと責任感が強いことがあります。
自分の仕事を途中で投げ出したくない。
周囲に負担をかけたくない。
自分がいなくても大丈夫だと思われたくない。
職場に申し訳ない。
家族にも心配をかけたくない。
このような気持ちは、決して珍しいものではありません。
ただし、問題は、その気持ちが強すぎることで、自分の不調を後回しにしてしまうことです。
眠れない。
朝起きるのがつらい。
出勤前に動悸がする。
涙が出る。
職場に向かおうとすると足が止まる。
帰宅後に動けなくなる。
休日も回復した感じがしない。
このような状態が続いている場合、単なる気合いや責任感だけで乗り切ることが難しくなっている可能性があります。
責任感があるからこそ、限界まで抱えてしまうことがあります。
「迷惑をかけたくない」という気持ちは大切です。
ただ、その気持ちだけで働き続けると、必要な受診や休養が遅れてしまうことがあります。
休職前の罪悪感
休職を決める前には、さまざまな考えが頭に浮かびます。
まだ働けているのに、休職してよいのか。
もっと頑張れるのではないか。
診断書をもらうほどではないのではないか。
周りはもっと大変でも働いている。
自分が弱いだけではないか。
休んだら戻れなくなるのではないか。
この段階で、すでに心身の症状が出ている方も少なくありません。
特に、睡眠が乱れている場合は注意が必要です。
眠れない状態が続くと、不安や焦りが強くなり、判断力も落ちやすくなります。
本来であれば、仕事を続けるか、休むか、働き方を調整するかを、落ち着いて考える必要があります。
しかし、不眠や不安が続いていると、冷静に整理すること自体が難しくなります。
その結果、
休むべきかもしれない。
でも迷惑をかける。
やっぱり頑張らないといけない。
でももう限界かもしれない。
この考えを、頭の中で何度も繰り返してしまいます。
罪悪感だけで、働き続けるか休むかを決めない。
まずは、今の心身の状態を確認することが大切です。
休職中の罪悪感
休職に入れば、すぐに気持ちが楽になるとは限りません。
むしろ、休職直後は罪悪感が強くなる方もいます。
朝、仕事に行かない自分に違和感がある。
平日の昼間に家にいることに落ち着かなさを感じる。
職場から連絡が来ていないか気になる。
同僚が忙しくしているのではないかと考えてしまう。
家族に申し訳ないと感じる。
休んでいるのに、休んでよいと思えない。
休職中なのに休まらないときは、心がまだ職場に残っていることがあります。
身体は家にいる。
でも、頭の中ではまだ職場にいる。
このような状態では、休職していても十分な休養になりにくいことがあります。
休職期間中に必要なのは、ただ時間が過ぎるのを待つことだけではありません。
睡眠。
生活リズム。
不安。
気分の落ち込み。
職場への考え方。
復職への見通し。
職場との距離の取り方。
こうしたものを、少しずつ整理していく必要があります。
ただし、その整理を一人で行おうとすると、また自分を責める方向へ戻ってしまうことがあります。
「迷惑をかけない休職」は本当にあるのか
休職を考える方の多くは、できるだけ迷惑をかけない形を探そうとします。
引き継ぎを完全に終わらせてから休みたい。
繁忙期が終わってから休みたい。
上司が困らないタイミングで休みたい。
同僚に負担がかからないようにしたい。
自分がいなくても回る状態にしてから休みたい。
もちろん、可能な範囲で調整することは大切です。
しかし、心身の状態が限界に近づいているときに、誰にも迷惑をかけない形を追い求めすぎると、受診や休養のタイミングが遅れてしまうことがあります。
医療の場では、職場に迷惑がかかるかどうかだけではなく、今の症状がどの程度、生活や仕事に影響しているかを確認します。
眠れているか。
食事は取れているか。
出勤できているか。
仕事中に集中できているか。
涙や動悸、不安が出ていないか。
休日に回復できているか。
このまま勤務を続けられる状態か。
ここを確認しないまま、罪悪感だけで頑張り続けると、ある日急に出勤できなくなることがあります。
休職は、職場への裏切りではありません。
状態によっては、働き続ける力を残すための医療的な選択肢になることがあります。
罪悪感が強いと、受診も遅れやすい
この程度で心療内科に行ってよいのか。
そう迷う方もいます。
休職を相談すること自体に、後ろめたさを感じる方もいます。
診断書を希望することに抵抗がある方もいます。
医師に話したら、自分が大げさだと思われるのではないかと心配する方もいます。
しかし、心療内科や精神科は、すでに完全に働けなくなってからだけ受診する場所ではありません。
仕事を続けている段階でも、
眠れない。
朝がつらい。
出勤前に不安が強い。
仕事中に集中できない。
涙が出る。
帰宅後に動けない。
休日も仕事のことを考えてしまう。
このまま続ける自信がない。
このような状態がある場合、早めに状態を整理することが大切です。
休職が必要かどうかは、診察の中で判断していくものです。
最初から結論を決めて来院する必要はありません。
迷っている段階こそ、状態を言葉にしておく意味があります。
休職するかどうかは、「気持ち」だけで決めるものではありません
休みたいという気持ちだけで休職を決めるわけではありません。
反対に、迷惑をかけたくないという気持ちだけで働き続けるものでもありません。
大切なのは、現在の症状と生活への影響を具体的に確認することです。
たとえば、次のような状態が続いている場合は、医療機関での相談を検討してよい段階です。
寝つきが悪い。
途中で目が覚める。
朝起きるのがつらい。
出勤前に動悸、吐き気、腹痛が出る。
電車に乗るのがつらい。
職場に近づくと涙が出る。
仕事中に集中できない。
帰宅後に何もできない。
休日も仕事のことが頭から離れない。
休むことへの罪悪感が強い。
自分を責める考えが止まらない。
こうした状態を放置すると、仕事を続けるか休むか以前に、日常生活そのものが崩れてしまうことがあります。
働くか休むかの前に、まず眠れているか。
ここを見ることが大切です。
休職中に考えすぎてしまう方へ
休職中は、時間ができることで、かえって考えすぎてしまうことがあります。
いつ復職できるのか。
戻ったあと、周りにどう思われるのか。
同じ部署に戻って大丈夫なのか。
また同じことを繰り返すのではないか。
このまま働けなくなるのではないか。
休んでいる間に、職場で自分の評価が下がるのではないか。
このような不安が強いと、休職していても心が落ち着きません。
休職期間は、何も考えずに過ごすだけの時間ではありません。
一方で、最初から復職のことを考えすぎると、休養にならないこともあります。
どの時期に何を整理するか。
どの段階で生活リズムを整えるか。
いつ頃から復職を考えるか。
職場との連絡をどう扱うか。
診断書や傷病手当金などの手続きをどう進めるか。
これらは、状態を見ながら段階的に考えていく必要があります。
すべてを一人で抱え込むと、罪悪感と不安の中で判断がぶれやすくなります。
休職中は、止まる時間ではありません。
立て直す順番を作る時間です。
治療では、薬だけでも、考え方だけでも不十分なことがあります
休職を考えるほど心身がつらいとき、不眠、不安、動悸、気分の落ち込みが強くなっていることがあります。
このような場合、薬物療法が必要になることがあります。
眠れない状態が続くと、不安や落ち込みが強くなり、判断力や回復力も落ちやすくなります。
そのため、まず睡眠や不安を整える目的で、薬物療法を検討することがあります。
ただし、薬だけで十分とは限りません。
自分を責めすぎていないか。
休むことに強い罪悪感を抱えていないか。
職場の評価を過度に恐れていないか。
復職後の不安を一人で抱え込んでいないか。
「自分がいないと職場が回らない」と考えすぎていないか。
休職中の過ごし方が、かえって不安を強めていないか。
こうした部分には、認知行動療法的な整理が役立つ場合があります。
保谷駅前こころのクリニックでは、治療を次の三つの視点で考えることを大切にしています。
薬で整える部分。
考え方や行動を整える部分。
環境調整を考える部分。
不眠や不安を薬で整える部分。
罪悪感や自責の考え方を整理する部分。
勤務調整、休職、復職時期、職場との距離を環境調整として考える部分。
その方の状態に合わせて、現実的に組み合わせていくことが大切です。
休職は、ただ休むだけで終わりではありません。
どこから整えるかを考えることが、治療の一部になります。
保谷駅前こころのクリニックで確認すること
保谷駅前こころのクリニックでは、休職を考えている方、休職中に罪悪感や不安が強い方について、まず現在の状態を確認します。
たとえば、次のような点です。
睡眠の状態。
不安や動悸の有無。
気分の落ち込み。
食欲や体重の変化。
出勤状況。
欠勤、遅刻、早退の有無。
仕事中の集中力。
帰宅後や休日の過ごし方。
職場ストレスの内容。
休職を希望する理由。
復職への不安。
診断書の必要性。
診察では、休職すべきかどうかをその場で一律に決めるわけではありません。
現在の症状、生活への影響、仕事の継続可能性を確認しながら、必要に応じて治療方針を検討します。
不眠や不安が強い場合には、まず睡眠や身体の緊張を整えることが、現実的な治療の一部になることがあります。
休むかどうかの前に、今の状態を確認する。
そこから始めることが大切です。
診断書について
休職にあたって診断書が必要になることがあります。
ただし、診断書は希望すれば必ずその場で作成されるものではありません。
診察の中で、症状、生活状況、勤務状況、休養の必要性を確認したうえで、医学的に必要と判断される場合に作成を検討します。
診断書だけを急ぐことは、当院の診療方針とは合わない場合があります。
当院では、書類作成そのものではなく、現在の症状を整理し、無理のない範囲で生活と治療を整えていくことを重視しています。
今の状態を整理すること。
働き続けられる状態なのか確認すること。
休養が必要な段階なのか考えること。
治療をしながら現実的に整えること。
そのうえで、医学的に必要がある場合に診断書を検討します。
当院に合いやすい方
保谷駅前こころのクリニックの診療体制に合いやすいのは、次のような方です。
休職を考えているが、罪悪感が強い方。
職場に迷惑をかけるのではと自分を責めてしまう方。
まだ出勤しているが、限界を感じている方。
休職中なのに心が休まらない方。
不眠、不安、動悸、涙が続いている方。
診断書について相談したいが、まず状態を整理したい方。
薬物療法も含めて、現実的な治療を考えたい方。
考え方や行動の整理も含めて治療を進めたい方。
休職中の過ごし方や復職への不安を整理したい方。
保谷駅前で通いやすい心療内科を探している方。
日曜日・祝日に通院したい方。
仕事を続けるか、負荷を下げるかを冷静に考えたい方。
当院では、初診前にWEB問診を入力していただきます。
内容を確認したうえで、当院で対応可能な方にWEB予約へ進んでいただく流れとしています。
内容によっては、当院での対応が難しい場合があります
一方で、次のような場合は、当院での対応が難しいことがあります。
長時間のカウンセリングを主目的としている方。
職場との交渉代行を希望される方。
法的書類や訴訟目的の資料作成を主目的とする方。
労災申請そのものを主目的とする方。
書類作成だけを目的としている方。
職場への不満や怒りの整理のみを主目的としている方。
複雑な経過を短時間で全面的に整理することを希望される方。
WEB問診やWEB予約の流れを進めることが難しい方。
受診目的が整理されていない方。
当院は、限られた診療時間の中で、必要な診察と治療を現実的に進めるクリニックです。
そのため、まずWEB問診を通じて、当院で対応可能かどうかを確認しています。
問診を書けば必ず予約できる、という仕組みではありません。
罪悪感を抱えたまま、判断し続けないために
休職を考えるとき、罪悪感が出るのは自然なことです。
職場に迷惑をかけたくない。
家族に心配をかけたくない。
自分だけ休むのは申し訳ない。
同僚に負担をかけたくない。
復職したとき、どう思われるか怖い。
その気持ちは、簡単に消えるものではありません。
けれど、罪悪感だけで働き続けるか休むかを決めてしまうと、必要な受診や休養が遅れることがあります。
今の不眠、不安、出勤困難、気分の落ち込みがどの程度の状態なのか。
このまま仕事を続けることが現実的なのか。
休職を考える段階なのか。
休職中にどのように整えていくべきなのか。
薬で整える部分はあるのか。
考え方や行動を整理する部分はあるのか。
環境調整を考えた方がよい段階なのか。
そこは、一度医療の場で整理してよい部分です。
答えを急いで出す必要はありません。
ただ、罪悪感だけを抱えたまま、一人で考え続ける必要もありません。
受診を迷っている方へ
休職を考えるとき、罪悪感が強くなる方は少なくありません。
「迷惑をかけたくない」と思うほど、自分の不調を後回しにしてしまうことがあります。
ただ、
眠れない状態が続いている。
朝、出勤しようとすると体が動かない。
職場のことを考えると涙が出る。
休んでいても、自分を責める考えが止まらない。
休職するかどうかを一人で決められない。
このような状態がある場合、一人で判断を続けるより、現在の状態を医療の場で整理することが大切です。
休職を決めてからではなく、迷っている段階でも構いません。
まずはWEB問診から、今の状態をお知らせください。
当院は完全予約制です。
ご記入いただいたWEB問診をもとに、医師が内容を確認し、当院でお力になれると判断した場合に、WEB予約をご案内します。
保谷駅前こころのクリニックは、西武池袋線・保谷駅北口すぐ、いなげや保谷駅前店2階にあります。
西東京市、保谷、大泉学園、ひばりヶ丘、石神井公園方面からも通院しやすい立地です。
日曜日・祝日にも診療枠を設けています。
平日に受診しにくい方。
仕事を続けながら治療を検討したい方。
休職を考えている方。
休職中なのに心が休まらない方。
現在の状態を医学的に整理したい方。
まずWEB問診から、現在の状態をお知らせください。
保谷駅前こころのクリニック
