第318話「休職と罪悪感|迷惑をかけるのではと自分を責めてしまう方へ」【西東京・保谷・大泉】|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

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第318話「休職と罪悪感|迷惑をかけるのではと自分を責めてしまう方へ」【西東京・保谷・大泉】

第318話「休職と罪悪感|迷惑をかけるのではと自分を責めてしまう方へ」【西東京・保谷・大泉】|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

2026年5月13日

休職を考えると「職場に迷惑をかけるのでは」「自分だけ休んでよいのか」と罪悪感が強くなることがあります。休職前も、休職中も、自分を責め続けてしまう方へ。保谷駅前こころのクリニックでは、睡眠・不安・出勤状況・生活への影響を確認しながら、無理のない範囲で今後の治療方針を検討します。

休職と罪悪感

迷惑をかけるのではと自分を責めてしまう方へ

仕事を休んだ方がよいのかもしれない。
でも、自分が休んだら職場に迷惑がかかる。
同僚の負担が増えるかもしれない。
上司にどう思われるだろう。
自分だけ逃げているように感じる。

このように考えて、休職を決断できない方がいます。

また、実際に休職に入ったあとも、罪悪感が消えないことがあります。

本当は休んでいるはずなのに、心が休まらない。
職場のことが頭から離れない。
自分がいない間に、誰かが困っているのではないかと考えてしまう。
休職している自分を責めてしまう。

休職は、身体を休めるだけではありません。
心と生活の状態を立て直すための時間でもあります。

けれど、罪悪感が強いままだと、休んでいても休養になりにくいことがあります。

「迷惑をかけたくない」と考える方ほど、無理を続けやすい

休職を考える段階で罪悪感が強い方は、もともと責任感が強いことがあります。

自分の仕事を途中で投げ出したくない。
周囲に負担をかけたくない。
自分がいなくても大丈夫だと思われたくない。
職場に申し訳ない。

このような気持ちは、決して珍しいものではありません。

ただし、問題は、その気持ちが強すぎることで、自分の不調を後回しにしてしまうことです。

眠れない。
朝起きるのがつらい。
出勤前に動悸がする。
涙が出る。
職場に向かおうとすると足が止まる。
帰宅後に動けなくなる。
休日も回復した感じがしない。

このような状態が続いている場合、単なる気合いや責任感だけで乗り切ることが難しくなっている可能性があります。

休職前の罪悪感

休職を決める前には、さまざまな考えが頭に浮かびます。

「まだ働けているのに、休職してよいのか」
「もっと頑張れるのではないか」
「診断書をもらうほどではないのでは」
「周りはもっと大変でも働いている」
「自分が弱いだけではないか」

この段階で、すでに心身の症状が出ている方も少なくありません。

特に、睡眠が乱れている場合は注意が必要です。
眠れない状態が続くと、不安や焦りが強くなり、判断力も落ちやすくなります。

本来であれば、仕事を続けるか、休むか、働き方を調整するかを落ち着いて考える必要があります。

しかし、不眠や不安が続いていると、冷静に整理すること自体が難しくなります。

その結果、

「休むべきかもしれない」
「でも迷惑をかける」
「やっぱり頑張らないといけない」

という考えを何度も繰り返してしまいます。

休職中の罪悪感

休職に入れば、すぐに気持ちが楽になるとは限りません。

むしろ、休職直後は罪悪感が強くなる方もいます。

朝、仕事に行かない自分に違和感がある。
平日の昼間に家にいることに落ち着かなさを感じる。
職場から連絡が来ていないか気になる。
同僚が忙しくしているのではないかと考えてしまう。
家族に申し訳ないと感じる。

休んでいるのに、心の中ではずっと仕事をしているような状態になることがあります。

このような場合、休職期間中に必要なのは、ただ時間が過ぎるのを待つことだけではありません。

睡眠、生活リズム、不安、気分の落ち込み、職場への考え方、復職への見通しなどを、少しずつ整理していく必要があります。

ただし、その整理を一人で行おうとすると、また自分を責める方向へ戻ってしまうことがあります。

「迷惑をかけない休職」は本当にあるのか

休職を考える方の多くは、できるだけ迷惑をかけない形を探そうとします。

引き継ぎを完全に終わらせてから休みたい。
繁忙期が終わってから休みたい。
上司が困らないタイミングで休みたい。
同僚に負担がかからないようにしたい。

もちろん、可能な範囲で調整することは大切です。

しかし、心身の状態が限界に近づいているときに、「誰にも迷惑をかけない形」を追い求めすぎると、受診や休養のタイミングが遅れてしまうことがあります。

医療の場では、職場に迷惑がかかるかどうかだけではなく、今の症状がどの程度生活や仕事に影響しているかを確認します。

眠れているか。
食事は取れているか。
出勤できているか。
仕事中に集中できているか。
涙や動悸、不安が出ていないか。
休日に回復できているか。
このまま勤務を続けられる状態か。

こうした点を確認しながら、休養の必要性や治療方針を検討していきます。

罪悪感が強いと、受診も遅れやすい

「この程度で心療内科に行ってよいのか」と迷う方もいます。

休職を相談すること自体に、後ろめたさを感じる方もいます。
診断書を希望することに抵抗がある方もいます。
医師に話したら、自分が大げさだと思われるのではないかと心配する方もいます。

しかし、心療内科や精神科は、すでに完全に働けなくなってからだけ受診する場所ではありません。

仕事を続けている段階でも、

眠れない。
朝がつらい。
出勤前に不安が強い。
仕事中に集中できない。
涙が出る。
帰宅後に動けない。
このまま続ける自信がない。

このような状態がある場合、早めに状態を整理することが大切です。

休職が必要かどうかは、診察の中で判断していくものです。
最初から結論を決めて来院する必要はありません。

休職するかどうかは、「気持ち」だけで決めるものではありません

「休みたい」という気持ちだけで休職を決めるわけではありません。
反対に、「迷惑をかけたくない」という気持ちだけで働き続けるものでもありません。

大切なのは、現在の症状と生活への影響を具体的に確認することです。

たとえば、次のような状態が続いている場合は、医療機関での相談を検討してよい段階です。

•寝つきが悪い、途中で目が覚める
•朝起きるのがつらい
•出勤前に動悸・吐き気・腹痛が出る
•電車に乗るのがつらい
•職場に近づくと涙が出る
•仕事中に集中できない
•帰宅後に何もできない
•休日も仕事のことが頭から離れない
•休むことへの罪悪感が強い
•自分を責める考えが止まらない

こうした状態を放置すると、仕事を続けるか休むか以前に、日常生活そのものが崩れてしまうことがあります。

休職中に考えすぎてしまう方へ

休職中は、時間ができることで、かえって考えすぎてしまうことがあります。

「いつ復職できるのか」
「戻ったあと、周りにどう思われるのか」
「同じ部署に戻って大丈夫なのか」
「また同じことを繰り返すのではないか」
「このまま働けなくなるのではないか」

このような不安が強いと、休職していても心が落ち着きません。

休職期間は、何も考えずに過ごすだけの時間ではありません。
一方で、最初から復職のことを考えすぎると、休養にならないこともあります。

どの時期に何を整理するか。
どの段階で生活リズムを整えるか。
いつ頃から復職を考えるか。
職場との連絡をどう扱うか。
診断書や傷病手当金などの手続きをどう進めるか。

これらは、状態を見ながら段階的に考えていく必要があります。

すべてを一人で抱え込むと、罪悪感と不安の中で判断がぶれやすくなります。

保谷駅前こころのクリニックで確認すること

保谷駅前こころのクリニックでは、休職を考えている方、休職中に罪悪感や不安が強い方について、まず現在の状態を確認します。

たとえば、次のような点です。

•睡眠の状態
•不安や動悸の有無
•気分の落ち込み
•食欲や体重の変化
•出勤状況
•欠勤・遅刻・早退の有無
•仕事中の集中力
•帰宅後や休日の過ごし方
•職場ストレスの内容
•休職を希望する理由
•復職への不安
•診断書の必要性

診察では、休職すべきかどうかをその場で一律に決めるわけではありません。

現在の症状、生活への影響、仕事の継続可能性を確認しながら、必要に応じて治療方針を検討します。

薬物療法についても、必要に応じて検討します。
不眠や不安が強い場合には、まず睡眠や身体の緊張を整えることが、現実的な治療の一部になることがあります。

診断書について

休職にあたって診断書が必要になることがあります。

ただし、診断書は希望すれば必ずその場で作成されるものではありません。

診察の中で、症状、生活状況、勤務状況、休養の必要性を確認したうえで、医学的に必要と判断される場合に作成を検討します。

「診断書だけほしい」
「会社に提出する書類だけ作ってほしい」
「職場との交渉を有利に進めたい」

という目的だけの場合、当院の診療方針とは合わないことがあります。

当院では、書類作成そのものではなく、現在の症状を整理し、無理のない範囲で生活と治療を整えていくことを重視しています。

罪悪感を抱えたまま、判断し続けないために

休職を考えるとき、罪悪感が出るのは自然なことです。

ただ、その罪悪感だけで、働き続けるか休むかを決めてしまうと、必要な受診や休養が遅れることがあります。

職場に迷惑をかけたくない。
家族に心配をかけたくない。
自分だけ休むのは申し訳ない。

その気持ちは、簡単に消えるものではありません。

けれど、今の不眠、不安、出勤困難、気分の落ち込みがどの程度の状態なのか。
このまま仕事を続けることが現実的なのか。
休職を考える段階なのか。
休職中にどのように整えていくべきなのか。

そこは、一度医療の場で整理してよい部分です。

答えを急いで出す必要はありません。
ただ、罪悪感だけを抱えたまま、一人で考え続ける必要もありません。

よくある質問

Q1. 休職したいと思うのは甘えですか?

休職を考える背景には、不眠、不安、気分の落ち込み、出勤困難などが隠れていることがあります。甘えかどうかで判断するより、現在の症状と生活への影響を確認することが大切です。

Q2. 職場に迷惑をかけると思うと、休職を言い出せません。

そのように感じる方は少なくありません。ただし、症状が続いている場合、受診や休養を先延ばしにすることで、さらに状態が悪化することもあります。まずは医療機関で状態を整理することをおすすめします。

Q3. 休職中なのに罪悪感が消えません。

休職に入っても、すぐに心が休まるとは限りません。特に責任感が強い方は、休職中も職場のことを考え続けてしまうことがあります。診察では、休職中の過ごし方や不安についても確認します。

Q4. まだ出勤できていますが、受診してよいですか?

出勤できていても、眠れない、朝がつらい、出勤前に動悸や吐き気がある、帰宅後に動けないなどの状態が続く場合は、受診を検討してよい段階です。

Q5. 診断書は初診で必ず出ますか?

必ず作成できるわけではありません。診察で症状や勤務状況を確認し、医学的に必要と判断される場合に作成を検討します。

Q6. 休職するかどうか迷っている段階でも相談できますか?

はい。最初から休職を決めている必要はありません。仕事を続けるか、休養が必要か、治療をしながら勤務継続できるかを整理するために受診される方もいます。

Q7. 休職中の過ごし方も相談できますか?

休職中の睡眠、生活リズム、不安、復職への見通しなどは、診療の中で確認することがあります。休んでいるのに心が休まらない場合も、受診の対象になります。

Q8. 仕事を辞めるべきか、休職すべきか相談できますか?

医療機関では、退職の是非そのものを決めるというより、現在の症状、判断力、生活への影響を確認します。大きな決断を急ぐ前に、まず状態を整えることが必要な場合があります。

Q9. 薬を使うことになりますか?

症状によります。不眠や不安が強い場合には、必要に応じて薬物療法を検討することがあります。薬を使うかどうかは、診察で状態を確認したうえで判断します。

Q10. 保谷駅前こころのクリニックでは、休職相談に対応していますか?

はい。睡眠、不安、気分の落ち込み、出勤状況、生活への影響を確認しながら、休職の必要性や治療方針を検討します。まずはWEB問診から現在の状態をお知らせください。

受診を迷っている方へ

休職を考えるとき、罪悪感が強くなる方は少なくありません。

「迷惑をかけたくない」と思うほど、自分の不調を後回しにしてしまうことがあります。

ただ、眠れない状態が続いている。
朝、出勤しようとすると体が動かない。
職場のことを考えると涙が出る。
休んでいても、自分を責める考えが止まらない。

このような状態がある場合、一人で判断を続けるより、現在の状態を医療の場で整理することが大切です。

保谷駅前こころのクリニックでは、WEB問診で現在の症状や勤務状況を確認したうえで、対応可能な方の診療を行っています。

休職を決めてからではなく、迷っている段階でも、まずは現在の状態をお知らせください。

WEB問診からご入力ください。
診察では、睡眠、不安、出勤状況、生活への影響を確認しながら、今後の治療方針を検討します。

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