第70話「怒りが止まらない…獣医さんや家族へのモヤモヤの正体──喪失のあとに起きるこころの反応」2/2|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

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第70話「怒りが止まらない…獣医さんや家族へのモヤモヤの正体──喪失のあとに起きるこころの反応」2/2

第70話「怒りが止まらない…獣医さんや家族へのモヤモヤの正体──喪失のあとに起きるこころの反応」2/2|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

2025年12月17日

怒りが強いときに、できること

(1)まず怒りを否定しない
「怒ってはいけない」と思うほど、怒りは長引きます。
いまのあなたには、それだけつらい理由がある。
(2)怒りの下にある言葉を探す
怒りの底には、よくこんな言葉が隠れています。
「怖かった」「悔しかった」「助けたかった」「一緒に悲しんでほしかった」
紙に一行だけでも書くと、こころは少し落ち着きます。
(3)説明が欲しいは当然。整理して聞きに行っていい
獣医さんへのモヤモヤが強いときは、
責めるためではなく、理解するために質問していい。
「治療の選択肢」「見込み」「判断の根拠」を、メモで整理して聞くと、怒りが静まりやすいことがあります。

あなたの怒りは、あの子を大切にしていた証拠です。
怒りがあなた自身を焼いてしまう前に、
少しずつ、痛みの本体に近づける形に整えていくのはいかがでしょうか。

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