2026年2月10日
「いつまで通えばいいのでしょうか」
「本当に良くなっていく実感は、持てるのでしょうか」
治療を始めたあと、多くの方が次に感じる不安です。
この回では、パニック障害がどう回復していくのかを、現実的な視点でお伝えします。
回復は「一直線」ではありません
パニック障害の回復は、
毎日少しずつ良くなるという形では進まないことが多いです。
• 良い日と、つらい日が混ざる
• 発作は減ったけれど、不安が残る
• 一度良くなったと思ったあと、揺り戻しがある
これは珍しいことではありません。
むしろ、回復過程として自然な揺れです。
良くなっているサインは「発作が出ないこと」だけではありません
実際の診療では、次のような変化を回復のサインとして見ていきます。
• 発作が起きても「少し待てば落ち着く」と思える
• 不安があっても、外出や通院ができる
• 不安のことで頭が占領される時間が減ってきた
•「このまま悪化するのでは」という考えに距離が取れる
不安との関係が変わってくることが、大切なポイントです。
通院の頻度は、少しずつ変わっていきます
治療の初期は、
• 状態の確認
• 不安の整理
• 薬の調整
のために、比較的こまめに通院することがあります。
状態が安定してくると、
• 通院間隔をあける
• フォロー中心に切り替える
といった形に移行していきます。
ずっと同じペースで通い続ける必要はありません。
「自分で対処できている感覚」が増えてくる
回復が進むにつれて、多くの方がこう感じるようになります。
• 不安が出たときの対処が分かってきた
• 発作を必要以上に恐れなくなった
•「なんとかなる」という感覚が少し戻ってきた
この感覚が育ってくることが、
治療の大きな目的のひとつです。
西東京市・保谷・大泉学園で通院を続けている方へ
「良くなっているのか分からない」
そう感じる時期があっても、大丈夫です。
一緒に振り返ってみると、
できるようになったことが、少しずつ増えている
ケースは少なくありません。
回復は、気づかないところで進んでいることもあります。
その確認を、一緒にしていきましょう。
保谷駅前こころのクリニック
