2026年1月16日
「眠れないくらいで、心療内科に行くのは大げさかな」
そう思って、何週間も、何か月も、ひとりで耐えている方がいます。
でも——保谷駅前こころのクリニックに来られる方の多くは、いわゆる普通の方です。
仕事をしている。家のことをしている。人に迷惑をかけないように頑張っている。
ただ、ある時期から 眠れなくなった。そして、そのせいで日中が崩れ始めただけ。
眠れない夜の正体は「意思の弱さ」ではない
眠れない夜に起きているのは、気合いの問題ではなく、脳のブレーキの問題かもしれません。
脳には、興奮を鎮めるブレーキ役があります。
その中心にある働きのひとつが GABA です。
GABAがうまく効くと、考えが静まり、からだがゆるみ、眠りに入れる。
でも、ストレス、生活リズムの乱れ、疲労の蓄積が続くと、ブレーキの効きが落ちてしまうことがあります。
その結果、
布団に入るほど目が冴える
眠れないことが怖くなる
夜が来るのが憂うつになる
というループに入ります。
「悩む」より「解決する」ほうが、回復は早い
眠れない状態が続くと、こころもからだも削られていきます。
集中力、感情のゆとり、体調の安定——全部に影響が出ます。
だから私たちは、こう考えます。
悩み抜いて限界まで我慢するより、治療として整えて、普通に回復する。
心療内科の受診は、特別な人のためではなく、
普通の生活を守るための選択であっていいのです。
「寝酒」より「睡眠治療」のほうが安全なことが多い
眠れない夜、つい頼りたくなるのが、お酒。
飲むと一瞬ラクになる感覚があるのは事実です。GABAの働きを借りるような形になるからです。
ただ、お酒の問題は、効きが短く、反動が出やすいこと。
夜中の覚醒、浅い眠り、翌朝のだるさ、不安感の残り——が起きやすくなります。
一方で、睡眠薬は「怖い」と思われがちですが、
医療では 体質・症状・生活状況に合わせて、量や種類、期間を丁寧に設計します。
合う治療に出会うと、「普通に眠れる」感覚が戻ってくる方は少なくありません。
受診のハードルを下げるために——当院の流れ
メンタルクリニックをためらう理由のひとつに、
「待合室で大勢と一緒になりそう」「知り合いに会いそう」
という不安があります。
当院は予約制です。
院内で大勢の方と出くわしにくいように、流れを整えています。
そして、場所は駅前。
受診が終わったら、そのままスーパーで買い物をして帰れる。
特別なことをした日ではなく、
生活の一部として治療した日であっていいと思っています。
こんな状態なら、一度ご相談ください
眠れない日が続いている(寝つけない/途中で起きる/早朝に目が覚める)
朝の不安感や動悸が増えてきた
寝酒が増えてきた
仕事や家のことに支障が出始めた
「眠れないこと」ばかり考えてしまう
眠れないのは、あなたの性格のせいではありません。
脳とからだのブレーキが、少し疲れているだけかもしれません。
もし今、あなたが「受診するほどじゃない」と迷っているなら。
その迷いの分だけ、回復が先延ばしになっていることがあります。
普通の方が受診して、普通に回復する。
そのために、私たちはいます。
保谷駅前こころのクリニック
