第152話「シフトワークの睡眠障害は「意思」では解決しない」【西東京、保谷、大泉】|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

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第152話「シフトワークの睡眠障害は「意思」では解決しない」【西東京、保谷、大泉】

第152話「シフトワークの睡眠障害は「意思」では解決しない」【西東京、保谷、大泉】|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

2026年1月29日

シフトワークの睡眠の乱れは、気合や生活改善だけでは整いません。
理由はシンプルです。

• 体内時計(概日リズム)がずれる
• 眠るべき時間帯に、脳が覚醒しやすい
•「眠らなきゃ」という意識が、さらに覚醒を強める

その結果、

• 布団に入っても眠れない
• いったん寝ても途中で目が覚める
• 睡眠時間が足りないまま勤務に入る

このサイクルが繰り返されます。

「睡眠導入剤を使いたい」という希望は自然です

この層の方が、よく口にされるのは次の希望です。

• 「短時間だけ効いてほしい」
• 「翌日に残らない薬がいい」
• 「毎日ではなく、必要なときに使いたい」

これは、楽をしたいからでも、頼り切りたいからでもありません。
「働くために眠る」――そのための調整手段として、睡眠薬を使いたいという考え方です。

短時間作用型の睡眠薬が向いているケース

不安や抑うつがなく、問題が入眠に限られている場合、
次のような特徴をもつ薬が選択肢になります。

• 作用時間が短い
• 翌日に残りにくい

大切なのは、

• どの時間帯に使うか
• どの勤務パターンで必要か
• どの頻度なら無理がないか

を、最初から設計することです。

医療で行うのは「調整」

このタイプの睡眠問題に対して、医療が目指すのは
毎日同じ薬を飲み続けることではありません。

• 勤務表を見ながら使い分ける
• 使わない日を意図的につくる
• 効きすぎ・翌日への残りを避ける
• 必要がなくなれば、減らす・やめる

睡眠薬は、調整するものです。
とくにシフトワークでは、「調整前提」での使用が重要になります。

「病気ではないから行かなくていい?」という迷いへ

よくある迷いです。
けれど、心療内科・精神科は病気の人だけが来る場所ではありません。

• なぜ眠れないのかを整理する
• 自分に合う「効き方」を見つける
• 仕事を続けられる睡眠を確保する

これは、働く人のコンディション管理でもあります。

シフトワークで働き続けるために

• 不安も抑うつもない
• ただ、睡眠だけが不規則
• 必要なときに、短く効く薬で調整したい

その考えは、正しいです。
睡眠は、根性では整いません。設計と調整で整えるものです。

「この働き方を続けたいから、睡眠を確保したい」
そう思ったとき、医療は使っていい選択肢です。

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