2026年3月03日
朝、家を出るまでは大丈夫。
でも駅に近づくと、胸がドキッとする。
改札を通ると動悸が強くなる。
ホームで待っている間に息が浅くなる。
電車が動き出すと、
「このまま倒れるのでは」と不安になる。
しかし会社に着くころには少し落ち着く。
検査では異常なし。
それでも、
「また明日の朝が怖い」と感じていませんか。
■ なぜ朝の通勤電車で動悸が出るのか?
朝はもともと、
・体温が上がる
・コルチゾール(覚醒ホルモン)が増える
・心拍数がやや上がる
という変化が起きます。
これは正常な反応です。
しかし、
ストレスや睡眠不足が重なると、
この覚醒が過剰になります。
そこに、
・通勤というプレッシャー
・「逃げにくい電車空間」
・人混み
が加わることで、
脳の警報装置が過敏に反応します。
■ よくある経過
最初は突然の動悸。
次に、
「また西武池袋線で起きたらどうしよう」
という予期不安が出てきます。
すると、
・急行を避ける
・各駅停車に変える
・途中下車する
・車両を選ぶ
対処行動が増えていきます。
これは弱さではなく、
脳の過敏反応です。
■ 朝だけ起きるのはなぜ?
夜よりも朝のほうが、
覚醒物質(オレキシンなど)が
自然に上がりやすい時間帯です。
そのため、
✔ 朝のほうが動悸が強い
✔ 午前中が一番不安
✔ 夕方は落ち着く
というパターンが多く見られます。
■ パニック障害の初期段階かもしれません
まだ、
✔ 出勤できている
✔ 電車に乗れている
✔ 生活は回っている
この段階は、
整えやすいタイミングです。
行動範囲が狭くなる前に、
調整することが大切です。
■ 治療は強いものではありません
治療は、
・脳の過敏性の調整
・発作時の対処法習得
・予期不安の整理
必要最小限の内服を使うこともありますが、
漫然と続けるものではありません。
整える医療です。
■ よくある質問
Q. 心臓病ではありませんか?
まず内科的疾患の除外が重要です。
検査で異常がなければ、パニック反応の可能性があります。
Q. 薬に依存しませんか?
薬の種類によります。
依存性のない薬も多く使われています。
■ 保谷駅北口すぐという意味
電車が怖いと、
遠い医療機関は負担になります。
保谷駅北口すぐ。
日曜・祝日も診療。
完全予約制。
通勤動線の中で整えることができます。
■ まとめ
西武池袋線の朝の動悸は、
脳の警報装置の過敏反応かもしれません。
命に関わるものではありません。
しかし放置すると、
通勤そのものが怖くなります。
整えるなら、
まだ電車に乗れている今が最短距離です。
保谷駅前こころのクリニック
