第230話【花粉症で疲れるのはなぜ? 睡眠やこころに影響する?】–アレルギー性鼻炎が、眠り・こころ・仕事のパフォーマンスにまで影響することがあります–西東京市・保谷・大泉学園エリアの心療内科|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

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第230話【花粉症で疲れるのはなぜ? 睡眠やこころに影響する?】–アレルギー性鼻炎が、眠り・こころ・仕事のパフォーマンスにまで影響することがあります–西東京市・保谷・大泉学園エリアの心療内科

第230話【花粉症で疲れるのはなぜ? 睡眠やこころに影響する?】–アレルギー性鼻炎が、眠り・こころ・仕事のパフォーマンスにまで影響することがあります–西東京市・保谷・大泉学園エリアの心療内科|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

2026年3月11日

春になると、
鼻がむずむずする。
くしゃみが増える。
目もかゆい。
鼻づまりもつらい。

花粉症の季節は、それだけでも、十分しんどいものです。

けれど実際には、
「鼻水やくしゃみ」だけでは終わらず、

なんとなくだるい
朝から疲れている
眠っても回復しない
頭がぼんやりする
集中できない
イライラしやすい

そんなふうに感じる方も少なくありません。

「花粉症って、こんなに疲れるものなの?」
「春になると毎年、眠りが浅くなる」
「仕事のパフォーマンスまで落ちるのはなぜ?」

そう感じている方へ。
それは、気のせいではないかもしれません。

花粉症やアレルギー性鼻炎では、鼻や目の症状だけでなく、睡眠への影響、倦怠感、日常生活への支障、QOL低下が起こることがあります。厚労省の花粉症資料でも、花粉症の重症度や支障度の評価項目として、仕事、家事、睡眠、外出などへの支障が挙げられています。 

今回は、
「花粉症の時期、疲れるのはなぜか」
「睡眠に影響するのか」
「ストレスやメンタル、仕事のしんどさと関係するのか」
を、やさしく整理していきます。

花粉症の時期に疲れるのは、気合いが足りないからではありません

この時期に「疲れる」「ぼんやりする」「やる気が出ない」と感じると、
つい、自分の気の持ちようの問題だと思ってしまうことがあります。

でも実際には、花粉症やアレルギー性鼻炎は、思っている以上に全身のコンディションに影響する病気です。

厚生労働省の資料では、花粉症によるQOL低下として、睡眠障害、倦怠感、疲労、気分が晴れない、いらいら感、精神集中不良、思考力低下、仕事や家事の支障などが示されています。 

つまり、春の不調は単なる「鼻炎」ではなく、
眠りの質
こころの余裕
ストレスの感じやすさ
仕事や家事のパフォーマンス
にまで広がることがあります。

いちばん大きいのは、アレルギー性鼻炎による睡眠の質の低下です

花粉症の時期に疲れやすくなる大きな理由のひとつは、鼻づまりによる睡眠の乱れです。

鼻が詰まると、眠っている間の呼吸がしづらくなります。
口呼吸になりやすく、途中で目が覚めたり、眠りが浅くなったり、朝すっきり起きられなくなったりします。

厚労省関連資料でも、花粉症の症状による睡眠への影響が示されており、アレルギー性鼻炎では睡眠障害が強いことが指摘されています。日本アレルギー学会系の資料でも、アレルギー性鼻炎は三大症状に加えて睡眠障害を伴い、生活へ影響しうるとされています。 

春になると、

夜よく眠れない

朝からだるい

日中ぼんやりする

集中できず、疲れやすい

さらにストレスがたまる

という流れに入りやすくなります。

「花粉症の時期だけ、寝ても疲れが抜けない」
そんな方は、鼻炎による睡眠の乱れが背景にあることがあります。 

鼻や目の症状そのものも、身体をじわじわ消耗させます

花粉症のつらさは、鼻づまりだけではありません。

くしゃみが何度も出る。
鼻を何度もかむ。
目がかゆい。
頭が重い。
顔まわりがずっと不快。

こうした刺激が一日中続くと、身体も脳も休まりません。

厚労省の花粉症資料でも、花粉症ではだるさ頭痛などの全身症状がみられることがあるとされています。 

つまり、花粉症の時期の「だるさ」は、
ただ眠れていないからというだけではなく、
症状そのものが心身をすり減らしている面もあります。

花粉症の時期に、こころまでしんどくなることがあります

春は、ただでさえ変化の多い季節です。

異動。
転勤。
進学。
進級。
新しい人間関係。
新しい生活リズム。

そこに花粉症が重なると、こころの余裕が思っている以上に削られやすくなります。

厚労省資料でも、花粉症に伴うQOL低下として、気分が晴れない、いらいら感、ゆううつが挙げられています。 

花粉症そのものが、直接こころの病気を作る、という単純な話ではありません。
ただ、

鼻炎症状が続く

眠りが浅くなる

疲れがたまる

集中できない

日常生活が回りにくくなる

この積み重ねで、結果として

不安が強くなる
些細なことでイライラする
落ち込みやすくなる
気力が下がる

といった形で、メンタル面の不調が目立ちやすくなることはあります。

「春だけ毎年、こころまでしんどくなる」
「花粉症の季節は、いつもより余裕がなくなる」
それは、珍しいことではありません。

仕事や家事のパフォーマンスが落ちるのも、よくあることです

花粉症の時期に、

「頭が回らない」
「作業が遅い」
「ミスが増える」
「会議に集中できない」
「家のことがいつもより回らない」

と感じることはありませんか。

厚労省資料では、花粉症によって仕事、家事、睡眠、外出への支障が生じうること、さらに精神集中不良や思考力低下が起こりうることが示されています。 

つまり、花粉症の時期に仕事の効率が落ちるのは、単なる甘えではありません。
鼻炎症状、睡眠不足、疲労感、集中力低下が重なれば、パフォーマンスが落ちるのは自然なことです。

薬の影響で、さらに眠気やぼんやり感が強くなることもあります

花粉症の治療薬の中には、眠気が出やすいものもあります。

そのため、

花粉症そのもののしんどさ

薬による眠気

が重なると、日中のつらさがさらに強くなることがあります。

「薬は効いているけれど、頭がぼんやりする」
「飲むと仕事にならない」
そんなときは、我慢するだけでなく、薬の種類や使い方を見直したほうがよいこともあります。厚労省の一般向け資料でも、花粉症の治療で薬剤により症状やQOL低下の緩和が可能とされており、実臨床では薬剤選択が日中機能に影響します。 

こんなときは、花粉症だけで済ませず相談を考えてください

花粉症の時期の疲れは、よくあります。
ただ、次のような場合は、鼻炎症状だけではなく、睡眠障害やストレス反応、メンタル不調が重なっている可能性があります。

•鼻づまりで眠れない
•夜中に何度も起きる
•朝から疲れが強い
•日中の眠気で仕事に支障がある
•イライラや不安が強い
•気分の落ち込みが続く
•春になると毎年、生活全体が乱れる

こうした状態では、耳鼻科的な治療に加えて、睡眠とストレスの整理も大切になります。花粉症・アレルギー性鼻炎が睡眠や日常生活機能に影響することは、公的資料でも示されています。 

FAQ|花粉症の時期、疲れるのはなぜ?睡眠に影響する?

Q1. 花粉症の時期に、すごく疲れるのはおかしいですか?

おかしいことではありません。
花粉症やアレルギー性鼻炎では、くしゃみや鼻水だけでなく、倦怠感、疲労感、頭が重い感じ、集中しづらさなどが出ることがあります。身体は、思っている以上に消耗しています。 

Q2. 花粉症で、眠りが浅くなることはありますか?

あります。
特に鼻づまりが強いと、寝ている間の呼吸がしづらくなり、眠りが浅くなったり、途中で目が覚めやすくなったりします。 

Q3. 春になると、寝ても疲れが取れないのですが、花粉症のせいでしょうか?

その可能性はあります。
花粉症の時期は、鼻炎症状そのものの負担に加えて、睡眠の質が落ちやすくなるため、長く寝たつもりでも回復感が乏しいことがあります。 

Q4. 花粉症で、気分が落ちたりイライラしたりすることはありますか?

あります。
鼻や目のつらさが続くこと、眠りが浅くなること、疲れがたまることによって、気分の落ち込みやいらいらが目立ちやすくなることがあります。 

Q5. 花粉症の時期だけ、仕事の集中力が落ちるのはなぜですか?

鼻の不快感、睡眠不足、疲労感、日中のぼんやり感が重なりやすいためです。結果として、集中しづらい、判断が遅い、ミスが増える、ということが起こりえます。 

Q6. 花粉症の薬で、さらに眠くなることはありますか?

あります。
薬の種類によっては眠気が出ることがあり、症状のつらさと薬の眠気が重なると、日中の支障が強くなることがあります。 

Q7. 花粉症の時期の「疲れ」は、ただのストレスとは違うのですか?

どちらか一つではなく、両方が重なっていることがあります。
花粉症そのものが身体の負担になり、さらに眠れない、仕事がはかどらない、という状態が続くと、ストレスも強まりやすくなります。 

Q8. 花粉症とアレルギー性鼻炎があると、不眠になりやすいのでしょうか?

なりやすいことがあります。
特に鼻閉が強いタイプでは、寝つきの悪さや中途覚醒、熟眠感の低下につながることがあります。 

Q9. 耳鼻科と心療内科、どちらに相談すればいいですか?

鼻水、くしゃみ、鼻づまり、目のかゆみが主であれば、まずは耳鼻科での相談が基本です。
一方で、不眠、疲労感、不安、イライラ、集中力低下などが目立つときは、睡眠やストレス面も含めて整理することが大切です。 

Q10. どのくらいつらければ、受診を考えたほうがいいですか?

ひとつの目安は、生活に支障が出ているかどうかです。
夜よく眠れない、朝からだるい、仕事や家事に集中できない、春になると毎年かなり消耗する、という状態があるなら、我慢しすぎないほうがよいかもしれません。 

受診案内|鼻だけではなく、眠りやこころまでつらいときに

花粉症やアレルギー性鼻炎の症状が強いとき、まず耳鼻科での治療が有効な場面は多くあります。

一方で、

眠れない
疲れが抜けない
不安が強くなる
イライラしやすい
仕事や家事のパフォーマンスが落ちている

といった状態が目立つときは、睡眠やストレス、こころの負担まで含めて整理することが役立つことがあります。

西東京市・保谷・大泉学園エリアで、

「花粉症の時期になると毎年しんどい」
「アレルギー性鼻炎で眠りが浅くなる」
「春だけ、こころまで疲れてしまう」
「仕事の集中力が落ちて困っている」

そんなお悩みがある方は、ひとりで抱え込みすぎなくて大丈夫です。

症状をひとつずつ整理しながら、
鼻炎症状の影響なのか、
睡眠の問題が大きいのか、
ストレスや不安が重なっているのか、
今の状態を落ち着いて見ていくことができます。

「まだ受診するほどではないかも」
そう感じる段階でも、早めに整えることで、春のつらさが少し軽くなることがあります。

まとめ|花粉症の時期の疲れは、身体からのサインかもしれません

花粉症の時期に疲れるのは、
単に鼻水やくしゃみがつらいからだけではありません。

アレルギー性鼻炎による鼻づまりが睡眠の質を落とし、疲労感、集中力低下、いらいら感、気分の落ち込み、仕事や家事への支障につながることがあります。 

春になると毎年、

眠りが浅くなる。
疲れが抜けない。
ストレスが増える。
パフォーマンスが落ちる。
こころの余裕までなくなる。

そんなときは、
「花粉症だから仕方ない」で済ませず、
今の身体とこころの状態を、一度見直してみることも大切です。

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