第303話「職場のハラスメントで適応障害になったとき|休職診断書・復職相談の考え方」【西東京・保谷駅前・大泉】|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

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第303話「職場のハラスメントで適応障害になったとき|休職診断書・復職相談の考え方」【西東京・保谷駅前・大泉】

第303話「職場のハラスメントで適応障害になったとき|休職診断書・復職相談の考え方」【西東京・保谷駅前・大泉】|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

2026年5月09日

職場でのハラスメントをきっかけに、不眠、不安、動悸、気分の落ち込み、仕事に行けない状態が続いている方へ。保谷駅前こころのクリニックでは、ハラスメントの法的認定ではなく、患者さんに出ている症状、出勤状況、生活への影響を確認し、適応障害、休職診断書、復職時の職場配慮について医学的に整理します。まずはWEB問診からご相談ください。

職場のハラスメントで適応障害になったとき
職場での言葉や態度に傷ついた。
上司や同僚との関係で強い緊張が続いている。
出勤前になると動悸や吐き気が出る。
夜になると職場のことを思い出して眠れない。
仕事に行こうとすると涙が出る。
「もう職場に行けない」と感じる。
職場でハラスメントを受けたと感じたあと、不眠、不安、気分の落ち込み、出勤困難などが出ることがあります。
その状態が続く場合、適応障害や抑うつ状態として医療的な整理が必要になることがあります。
ただし、心療内科・精神科の診療は、職場の誰が正しいか、誰が悪いかを判断する場ではありません。
また、ハラスメントの有無を法的に認定する場でもありません。
医療が行うのは、患者さんに実際に出ている症状を確認することです。
眠れているか。
不安がどの程度強いか。
出勤できているか。
仕事や生活にどの程度支障が出ているか。
休養が必要な状態か。
薬物療法や継続通院で整えられる状態か。
復職時に、医学的な配慮が望ましい状態か。
こうした点を整理し、必要に応じて休職診断書や復職時の職場配慮について検討していきます。


ハラスメントを受けたあとに出やすい症状
職場で強いストレスを受けたあと、心と体にはさまざまな反応が出ることがあります。
たとえば、次のような症状です。
・職場のことを考えると眠れない
・寝つきが悪い
・夜中に何度も目が覚める
・朝早く目が覚める
・出勤前に動悸がする
・吐き気や腹痛が出る
・職場に近づくと息苦しくなる
・涙が出る
・気分が落ち込む
・食欲が落ちる
・集中力が低下する
・仕事のミスが増える
・帰宅後に動けなくなる
・休日も職場のことが頭から離れない
・上司や同僚の言葉を何度も思い出してしまう
このような症状は、「気にしすぎ」や「甘え」と片づけられるものではありません。
職場でのストレスが強く続くと、心身が反応し、睡眠・不安・気分・集中力・出勤状況に影響が出ることがあります。


適応障害とは何か
適応障害とは、強いストレスや環境の変化に対して、心身の症状が出ている状態として診療上検討されることがあります。
職場に関連する場合では、たとえば次のような背景があります。
・上司からの強い叱責が続いている
・職場で孤立している
・人間関係の緊張が続いている
・業務量が急に増えた
・役割や責任が大きく変わった
・職場の雰囲気に強い負担を感じている
・ハラスメントを受けたと感じる出来事があった
ただし、診療で重要なのは、出来事そのものを法的に確定することではありません。
医療で確認するのは、その出来事や環境の中で、患者さんにどのような症状が出ているかです。
不眠があるのか。
不安が強いのか。
出勤できているのか。
生活が保てているのか。
仕事を続けながら治療できる状態なのか。
一定期間の休養が必要な状態なのか。
このように、症状と生活への影響を確認しながら、診断や治療方針を整理していきます。


休職相談のために受診するとき
ハラスメントを受けたと感じたあと、仕事に行けなくなったり、「もう休職したい」と感じたりすることがあります。
休職したいと思うこと自体が悪いわけではありません。
状態によっては、一定期間、職場から離れて休養することが必要な場合もあります。
ただし、診療では休職ありきで判断するのではなく、まず現在の状態を確認します。
確認する主な点は、次のような内容です。
・眠れているか
・食事が取れているか
・出勤できているか
・遅刻や欠勤が増えているか
・職場に近づくと症状が出るか
・業務遂行に支障が出ているか
・気分の落ち込みがどの程度か
・不安や緊張がどの程度強いか
・動悸、吐き気、腹痛などの身体症状があるか
・自宅での生活が保てているか
・休養により回復が見込める状態か
・通院しながら仕事を続けられる可能性があるか
休職の判断では、「本人が休みたいと言っているか」だけではなく、症状の程度、仕事への影響、生活への影響、回復可能性を医学的に整理することが大切です。


休職診断書について
職場でハラスメントを受けたと感じている方の中には、休職診断書を希望して受診される方もいます。
診断書は、診察で症状や生活への影響を確認し、医学的に必要と判断される場合に作成を検討します。
大切なのは、診断書は「職場のハラスメントを証明する文書」ではないということです。
医療機関が作成する診断書は、基本的には、次のような内容を医学的に記載するものです。
・診断名
・現在の症状
・就労への影響
・休養の必要性
・休養期間の目安
・通院加療の必要性
・復職時に配慮が望ましい事項
一方で、次のような内容を、医療機関が診断書で判断することは通常できません。
・誰が加害者であるか
・ハラスメントが法的に成立するか
・職場の責任があるか
・患者さんの主張がすべて事実であるか
・会社に損害賠償責任があるか
職場で何が起きたかについては、患者さんから聴取した内容として診療上参考にすることはあります。
しかし、医療機関が職場の出来事を調査し、法的に認定するわけではありません。
診断書は、患者さんに出ている症状と、現在の就労可否を医学的に整理するための文書です。


「ハラスメントを証明してほしい」と感じるとき
つらい経験をしたあと、「自分が受けたことを誰かに認めてほしい」と感じるのは自然なことです。
職場で苦しい思いをしてきた方ほど、医療機関に対しても、
「職場が悪いと書いてほしい」
「ハラスメントがあったと証明してほしい」
「会社に提出するために強い診断書がほしい」
と感じることがあります。
その気持ち自体を否定する必要はありません。
ただし、心療内科・精神科の役割は、職場の事実認定や法的判断を行うことではありません。
医療でできるのは、患者さんに出ている症状を確認し、その症状を緩和することです。
眠れない。
不安が強い。
職場に行けない。
涙が止まらない。
集中できない。
日常生活が保てない。
こうした症状を医学的に整理し、治療や休養の必要性を判断することが、診療の中心になります。
職場とのトラブル、法的判断、労務上の対応については、必要に応じて勤務先の相談窓口、産業医、人事労務担当、労働基準監督署、弁護士など、適切な相談先を検討することになります。
医療機関は、職場を裁く場所ではありません。
しかし、職場での出来事によって患者さんに生じた症状を診療し、心身の負担を軽くすることはできます。


休職中に大切なこと
休職が必要になった場合、ただ職場から離れるだけで自然に回復するとは限りません。
休職中は、まず睡眠と生活リズムを整えることが重要です。
休職直後は、強い疲労や緊張の反動で、長く眠ってしまうこともあります。
一方で、職場のことが頭から離れず、不眠が続くこともあります。
休職中には、次のような点を確認していきます。
・夜眠れているか
・朝起きる時間が大きく崩れていないか
・食事が取れているか
・日中に少し動けているか
・職場のことを考えたときの不安がどう変化しているか
・気分の落ち込みが軽くなっているか
・動悸や吐き気などの身体症状が減っているか
・復職について考えられる状態になってきているか
休職は、単に「仕事を休む期間」ではありません。
症状を緩和し、生活を立て直し、今後の働き方を現実的に考えるための時間でもあります。


復職を考えるタイミング
休職後、症状が少し落ち着いてくると、復職を考える段階になります。
ただし、復職は「気分が少し良くなったからすぐ戻る」というものではありません。
復職を考える際には、次のような点を確認します。
・睡眠リズムがある程度整っているか
・朝起きることができているか
・日中に活動できる時間が増えているか
・不安や気分の落ち込みが軽くなっているか
・職場のことを考えても症状が強く悪化しないか
・通勤を想定した生活ができそうか
・仕事に戻った場合の負荷に耐えられそうか
・再発予防のための配慮が必要か
復職の判断では、本人の気持ちだけでなく、睡眠、生活リズム、活動性、不安症状、職場環境などを総合的に確認することが大切です。


復職時の職場配慮について
休職後に復職する際には、症状が改善していても、いきなり以前と同じ働き方に戻ることが難しい場合があります。
特に、ハラスメントを受けたと感じた職場環境に戻る場合、復職後に不眠、不安、動悸、緊張、気分の落ち込みが再び強くなることがあります。
そのため、復職時には、症状の再燃を防ぐために、職場での配慮を検討することがあります。
たとえば、次のような配慮です。
・段階的な勤務再開
・短時間勤務
・残業制限
・業務量の調整
・対人負荷の高い業務の一時的な調整
・相談窓口や面談機会の確保
・産業医や人事との連携
・通院継続への配慮
ただし、医療機関が職場に対して、特定の人事異動や配置転換を命令することはできません。
診療では、患者さんの症状や再発リスクを踏まえ、医学的に望ましい配慮を整理します。
実際の勤務条件や配置については、職場の制度、産業医、人事労務上の判断とあわせて調整されます。


復職診断書について
復職時には、職場から復職可能の診断書や主治医意見書を求められることがあります。
復職に関する診断書では、主に次のような点を確認します。
・症状がどの程度改善しているか
・睡眠リズムが整っているか
・日常生活が保てているか
・通勤や勤務に耐えられる見込みがあるか
・通院継続が必要か
・復職時に配慮が望ましい事項があるか
復職診断書は、「完全に元通りになった」という意味ではありません。
一定の回復が見られ、職場での配慮や段階的な勤務再開を前提に、復職を検討できる状態かどうかを医学的に整理するものです。
また、復職後もすぐに無理をすると再発することがあります。
復職後しばらくは、睡眠、不安、疲労感、出勤状況を見ながら、継続通院で経過を確認することが大切です。


医療でできること、できないこと
ハラスメントに関連した適応障害では、医療機関に期待される役割が大きくなりやすいです。
しかし、医療でできることと、できないことを分けて考えることが重要です。
医療でできることは、次のようなことです。
・不眠の評価と治療
・不安や緊張の評価と治療
・気分の落ち込みの確認
・出勤困難の程度の確認
・休養の必要性の判断
・薬物療法の検討
・継続通院による経過確認
・医学的に必要な診断書の検討
・復職時の医学的配慮の整理
一方で、医療機関だけではできないこともあります。
・ハラスメントの法的認定
・加害者の認定
・職場の責任判断
・会社への処分命令
・配置転換の強制
・労務紛争の代理
・損害賠償の判断
医療は、職場そのものを裁く場ではありません。
しかし、職場でのストレスによって患者さんに出ている症状を確認し、その症状を緩和することはできます。
症状を整えることで、休職、復職、今後の働き方について、落ち着いて考えやすくなることがあります。


保谷駅前こころのクリニックでの相談について
保谷駅前こころのクリニックは、西武池袋線・保谷駅前にある心療内科・精神科です。
職場でのハラスメントをきっかけに、不眠、不安、動悸、気分の落ち込み、出勤困難などが出ている方について、現在の症状と生活への影響を確認しながら診療を行います。
当院では、職場の事実認定や法的判断を行うのではなく、患者さんに出ている症状に焦点を当てます。
眠れているか。
出勤できているか。
生活が保てているか。
仕事を続けながら治療できる状態か。
休養が必要な状態か。
復職時に配慮が望ましい状態か。
こうした点を、現実的に整理していきます。
診断書についても、診察で症状や生活への影響を確認し、医学的に必要と判断される場合に作成を検討します。
職場のことをすべて一度に話し切る必要はありません。
まずは、今出ている症状と、仕事や生活への影響を中心に確認していきます。
保谷駅前で通いやすい立地のため、西東京市、保谷、大泉学園、ひばりヶ丘、石神井公園、西武池袋線沿線にお住まい・お勤めの方も通院しやすい環境です。


FAQ
Q1. ハラスメントを受けて適応障害になることはありますか?
職場で強いストレスが続いた場合、不眠、不安、気分の落ち込み、出勤困難などが出ることがあります。症状や経過によっては、適応障害として医療的に整理されることがあります。
Q2. ハラスメントを証明する診断書を書いてもらえますか?
医療機関の診断書は、患者さんに出ている症状や就労への影響、休養の必要性を医学的に記載するものです。ハラスメントの有無や加害者、職場の責任を法的に認定する文書ではありません。
Q3. 休職診断書はすぐに書いてもらえますか?
診断書は、診察で症状、出勤状況、生活への影響を確認したうえで、医学的に必要と判断される場合に作成を検討します。
Q4. 職場に行こうとすると動悸や吐き気が出ます。受診できますか?
はい。出勤前や職場を考えたときに動悸、吐き気、腹痛、息苦しさなどが出る場合、不安や緊張が関係していることがあります。症状が続く場合は相談の目安になります。
Q5. まだ出勤できていますが、相談してよいですか?
はい。出勤できている段階で相談することで、仕事を続けながら治療するのか、休養を検討するのかを整理できる場合があります。
Q6. 休職するかどうか迷っています。
休職の必要性は、症状の程度、出勤状況、生活への影響、回復の見込みなどを確認しながら検討します。休職ありきではなく、まず現在の状態を整理することが大切です。
Q7. 復職できるかどうかも相談できますか?
はい。睡眠、生活リズム、不安症状、活動性、通勤や勤務への見込みなどを確認しながら、復職を検討できる状態かどうかを整理します。
Q8. 復職時に職場への配慮を書いてもらえますか?
症状や再発リスクを踏まえて、医学的に望ましい配慮を診断書や意見書に記載することを検討する場合があります。ただし、最終的な配置や勤務条件は職場側の制度や判断とも関係します。
Q9. 会社と争っている場合も受診できますか?
症状がある場合は受診の対象になります。ただし、医療機関は労務紛争や法的判断を行う場ではありません。診療では、不眠、不安、気分の落ち込み、出勤困難など、患者さんに出ている精神症状を中心に確認します。
Q10. 薬は必ず必要ですか?
必ずではありません。症状の程度、睡眠、生活への影響を確認し、必要に応じて薬物療法を検討します。
Q11. カウンセリングを希望していなくても受診できますか?
はい。睡眠、不安、気分、出勤状況などを確認し、必要に応じて薬物療法や継続通院を検討します。
Q12. 職場の話を全部説明しなければいけませんか?
すべてを一度に話し切る必要はありません。診療では、まず現在の症状、睡眠、出勤状況、生活への影響を中心に確認します。
Q13. 診断書にはハラスメントと書かれますか?
診断書の記載内容は、診察で確認した症状や医学的判断に基づいて検討します。ハラスメントの法的認定や職場の責任判断を医療機関が記載することは通常できません。適応障害との病名がつくことも多いと思います。
Q14. 休職中はどのくらい通院が必要ですか?
症状の程度や経過によります。休職中も、睡眠、気分、不安、生活リズム、復職準備の状況を確認するため、継続通院が必要になることがあります。
Q15. 復職後も通院した方がよいですか?
復職直後は再発しやすい時期でもあります。睡眠、不安、疲労感、出勤状況を確認しながら、しばらく継続通院で経過を見ることが望ましい場合があります。
Q16. 産業医や人事との連携は必要ですか?
職場によっては、復職時に産業医面談や人事との調整が必要になることがあります。医療機関では、医学的な観点から症状や配慮事項を整理し、復職診断書を作成します。
Q17. 退職するか迷っています。
現在の症状や回復状況を整理し、休職、復職、治療継続について考えることはできます。しかし、重大な決断は焦ってしないことが一般的です。
Q18. 復職後、同じ部署に戻るのが不安です。
同じ部署に戻ることで症状が再燃する可能性がある場合、診療では不安症状や再発リスクを確認し、医学的に望ましい配慮を診断書で整理することがあります。ただし、実際の配置や勤務条件は、職場の制度や人事労務上の判断と関係します。
Q19. 保谷以外からも受診できますか?
はい。保谷、大泉学園、ひばりヶ丘、石神井公園、西東京市周辺、西武池袋線沿線から通院される方も想定しています。駅前で通いやすい立地です。
Q20. 診断書だけを目的に受診できますか?
診断書は、診察で症状や生活への影響を確認し、医学的に必要と判断される場合に作成を検討します。診断書だけを目的とするのではなく、現在の状態を確認することが前提として必要になります。
Q21. 予約はどうすればよいですか?
当院では、まずWEB問診をご入力いただきます。内容を確認し、当院で対応可能と判断した方にWEB予約のご案内を行っています。


職場でのハラスメント後に不調が続いている方へ
職場でハラスメントを受けたと感じたあと、眠れない、不安が強い、動悸がする、仕事に行けない、気分が落ち込むという状態が続くことがあります。
そのようなとき、医療機関で大切にするのは、職場の誰が正しいかを決めることではありません。
また、ハラスメントの法的な有無を判断することでもありません。
大切なのは、患者さんに今どのような症状が出ているかです。
眠れているか。
不安が強くなっていないか。
出勤できているか。
生活が保てているか。
休養が必要な状態か。
復職を検討できる状態か。
復職時に配慮が望ましい状態か。
保谷駅前こころのクリニックでは、職場でのストレスに関連した不眠、不安、気分の落ち込み、出勤困難などについて、現在の症状と生活への影響を確認しながら、治療方針を検討します。
休職診断書や復職時の配慮についても、診察で医学的に必要と判断される場合に検討します。
一人で抱え込まず、まずは今の状態を整理するところから始めてください。
当院の受診をご希望の方は、まずWEB問診をご入力ください。
WEB問診の内容を確認したうえで、当院で対応可能と判断した方にWEB予約のご案内を行っています。


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