第329話「自分が休んだら迷惑をかけると思ってしまうとき|休職を考える前に」【西東京・保谷・大泉】|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

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第329話「自分が休んだら迷惑をかけると思ってしまうとき|休職を考える前に」【西東京・保谷・大泉】

第329話「自分が休んだら迷惑をかけると思ってしまうとき|休職を考える前に」【西東京・保谷・大泉】|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

2026年5月17日

仕事を休みたいほどつらいのに、「自分が休んだら迷惑をかける」「甘えではないか」と自分を責めてしまう方へ。休職を考えるときは、自責感だけで判断せず、睡眠・不安・出勤状況・仕事への影響を整理することが大切です。保谷駅前こころのクリニックでは、WEB問診で状態を確認したうえで、現実的な治療方針を検討します。

自分が休んだら迷惑をかけると思ってしまうとき

仕事がつらい。
朝、会社に行こうとすると気分が重くなる。
夜になると翌日の仕事のことを考えて眠れない。
出勤前に動悸や吐き気が出る。
職場では何とかしているけれど、家に帰ると動けない。

それでも、いざ休職を考えると、

「自分が休んだら、周りに迷惑をかける」
「自分の仕事を誰かが背負うことになる」
「今休んだら、無責任だと思われるのではないか」
「まだ出勤できているのに、休むなんて甘えではないか」

と、自分を責めてしまう方がいます。

休みたいほどつらいのに、休むことを考えるだけで罪悪感が強くなる。
その結果、受診や相談を先延ばしにしてしまうことがあります。

ただ、休職を考える場面で大切なのは、
「迷惑をかけるかどうか」だけで判断しないことです。

もちろん、仕事には責任があります。
職場の人間関係や業務の引き継ぎもあります。
簡単に休めない事情がある方も多いと思います。

しかし、心身の状態が崩れているときに、
責任感や自責感だけで判断を続けると、
本来、治療として整理すべきタイミングを見失ってしまうことがあります。

休職を考える方ほど、自分を責めていることがあります

心療内科や精神科に相談する方の中には、
「休みたい」と言いながらも、実際には強い自責感を抱えている方が少なくありません。

本当はかなり苦しい。
けれど、自分では限界だと認められない。

眠れていない。
朝がつらい。
職場に向かう途中で涙が出る。
仕事のミスが増えている。
休日も回復できない。
家に帰ると何もできない。

それでも、

「自分より大変な人はいる」
「この程度で休んではいけない」
「みんな我慢している」
「自分が弱いだけではないか」

と考えてしまう。

このような状態では、
自分の体調を冷静に見ることが難しくなります。

休職が必要かどうかは、
気合いや根性だけで決めるものではありません。

睡眠が保てているか。
食事が取れているか。
出勤前に身体症状が出ていないか。
仕事中の集中力が保てているか。
帰宅後や休日に回復できているか。
欠勤や遅刻が増えていないか。
涙、動悸、吐き気、不安、気分の落ち込みが続いていないか。

こうした状態を確認したうえで、
仕事を続けながら整えるのか、休養を含めて考えるのかを検討していく必要があります。

「迷惑をかけたくない」という気持ちが、受診を遅らせることもあります

「職場に迷惑をかけたくない」
という気持ちは、決して悪いものではありません。

むしろ、責任感があるからこそ、そう考えるのだと思います。

ただし、その気持ちが強すぎると、
本来であれば早めに相談した方がよい状態でも、
受診が遅れてしまうことがあります。

たとえば、

眠れない日が続いている。
朝、出勤前に涙が出る。
会社に近づくと動悸や吐き気が出る。
休日も仕事のことが頭から離れない。
仕事のミスが増えている。
家族から様子を心配されている。
休みたいと思う一方で、自分を責め続けている。

このような状態が続いている場合、
「まだ頑張れるかどうか」だけで判断するのは難しくなります。

仕事を続けるか。
一時的に休むか。
不眠や不安に対して治療を始めるか。
診断書を検討する段階なのか。
通院しながら勤務を続ける方法があるのか。

これらは、ひとりで抱え込んで決めるには負荷が大きい問題です。

だからこそ、まずは現在の状態を整理することが大切です。

休職は「逃げ」ではなく、治療方針の一部として検討されることがあります

休職という言葉には、重い響きがあります。

「一度休んだら戻れないのではないか」
「職場での評価が下がるのではないか」
「自分はもう働けない人間になってしまうのではないか」

そのように感じる方もいます。

しかし、医療の場では、休職は単なる逃避ではありません。
状態によっては、治療方針の一部として検討されることがあります。

もちろん、すべての方に休職が必要なわけではありません。

通院しながら仕事を続ける方もいます。
睡眠や不安を整えながら、勤務継続を目指す場合もあります。
業務量や勤務状況を確認しながら、現実的な対応を考える場合もあります。

一方で、

すでに睡眠が崩れている。
出勤前に身体が反応している。
涙や動悸が続いている。
仕事の継続がかなり苦しくなっている。
日常生活にも影響が出ている。

そのような場合には、
休職を含めて治療方針を整理した方がよいこともあります。

大切なのは、
「休むべきか、休まないべきか」を、自責感だけで決め切ろうとしないことです。

「自分が休んだら職場が困る」は、本当に今の判断基準でよいのか

自分が休んだら、職場に迷惑がかかる。
そう考える方は多いです。

たしかに、職場には職場の事情があります。
引き継ぎや人員配置の問題もあります。

しかし、医療の場でまず確認するのは、
今のあなたの状態です。

眠れているのか。
食べられているのか。
出勤できているのか。
仕事中に集中できているのか。
身体症状が出ていないのか。
このまま続けて、さらに悪化しないのか。

職場に迷惑をかけるかどうかだけを優先してしまうと、
自分の状態を後回しにし続けることになります。

そして、状態が悪化してから受診すると、
回復までに時間がかかることもあります。

「まだ行ける」
「まだ倒れていない」
「まだ会社には行けている」

その段階で相談することは、
決して早すぎるとは限りません。

むしろ、仕事を続ける余地がある段階だからこそ、
睡眠、不安、出勤状況、勤務継続の可否を整理しやすい場合もあります。

診断書について

休職を考える状態が続いている場合、
診断書について相談したい方もいると思います。

診察では、現在の症状、睡眠、食事、出勤状況、仕事への影響、生活への影響などを確認します。

そのうえで、医学的に休養が必要と判断される場合には、
診断書の作成を検討します。

適応障害、うつ状態、不安症状、不眠などがあり、
勤務継続が難しいと考えられる場合には、
休職を含めた治療方針を考えることがあります。

ただし、診断書は、診察で状態を確認したうえで医学的に判断するものです。
診断書だけを目的にするのではなく、今の状態を整理し、今後どのように回復を目指すかを考えることが大切です。

「診断書を相談してよい状態なのか」
「まだ働きながら整えられる状態なのか」
「休養を含めて考えた方がよい段階なのか」

その判断は、実際の症状や生活状況を確認しながら検討していきます。

受診を考えてよいサイン

次のような状態がある場合は、
一度、心療内科・精神科で相談を考えてもよい段階です。

仕事のことを考えると眠れない。
朝、出勤前に気分が重くなる。
会社に行こうとすると涙が出る。
動悸、吐き気、腹痛、息苦しさが出る。
休日も仕事のことが頭から離れない。
家に帰ると何もできない。
仕事のミスが増えている。
「自分が悪い」と責め続けている。
休みたいのに、休むことを考えると罪悪感が強い。
このまま続けられるか不安がある。

これらは、単なる気分の問題として片づけにくいことがあります。

「自分が弱いだけ」
「甘えているだけ」
と決めつける前に、
現在の状態を一度整理することが大切です。

保谷駅前こころのクリニックでの相談

保谷駅前こころのクリニックでは、
仕事を続けながら不眠や不安を整えたい方、
出勤前のつらさが強くなっている方、
休職を含めて今後の方針を相談したい方の診療を行っています。

診察では、
現在の症状だけでなく、睡眠、出勤状況、仕事への影響、生活への影響を確認しながら、
現実的な治療方針を検討します。

必要に応じて薬物療法を検討することもあります。
また、医学的に休養が必要と判断される場合には、
診断書の作成についても相談できます。

一方で、医療は職場そのものを変える場所ではありません。
職場の人間関係や業務内容そのものを解決するのではなく、
現在出ている不眠、不安、気分の落ち込み、出勤困難などの症状を整理し、
治療として何ができるかを考える場です。

「休むべきかどうか」
「まだ働けるのか」
「このまま続けてよいのか」
「診断書を相談してよい状態なのか」

その判断を、ひとりで抱え込んだまま続ける必要はありません。

よくある質問

Q1. 自分が休んだら職場に迷惑をかけると思ってしまいます。受診してもよいですか?

はい。
そのような自責感が強い状態だからこそ、受診を検討してよい場合があります。
休職が必要かどうかだけでなく、現在の睡眠、不安、出勤状況を整理することが大切です。

Q2. まだ会社には行けています。それでも相談できますか?

会社に行けていても、眠れない、朝がつらい、涙が出る、動悸がする、休日に回復できないなどの状態が続いている場合は、相談を考えてよい段階です。

Q3. 休職するほどではないかもしれません。

その判断を自分だけで抱え込むと、かえって受診が遅れることがあります。
休職するかどうかを決める前に、現在の状態を整理するための受診もあります。

Q4. 休職診断書は初診で相談できますか?

相談は可能です。
診察で現在の症状、勤務状況、睡眠、生活への影響などを確認し、医学的に必要と判断される場合に診断書の作成を検討します。

Q5. 休職するか、仕事を続けるか迷っています。

迷っている段階で相談してよいことがあります。
仕事を続けながら整えるのか、休養を含めて考えるのかは、症状や生活状況を確認しながら検討します。

Q6. 自分が甘えているだけではないかと思ってしまいます。

不眠、動悸、涙、吐き気、出勤困難、集中力低下などが続いている場合、単なる甘えとして片づけにくいことがあります。
症状として整理できる部分があるか、診察で確認していきます。

Q7. 薬を使うことになりますか?

状態によります。
不眠や不安、気分の落ち込みが強い場合には、必要に応じて薬物療法を検討することがあります。
薬を使うかどうかは、診察で状態を確認したうえで判断します。

Q8. 職場の人間関係について相談できますか?

職場の出来事そのものを解決する場ではありませんが、職場のストレスによって出ている不眠、不安、気分の落ち込み、出勤困難などについて診療で扱うことはあります。

Q9. 休職すると復職できなくなるのではと不安です。

休職は終わりではなく、状態によっては回復のための一時的な選択肢として検討されます。
復職を見据えて、睡眠や生活リズム、症状の変化を確認していくことが大切です。

Q10. 受診する前に何を整理しておくとよいですか?

いつからつらくなったか、眠れているか、出勤状況、欠勤や遅刻の有無、仕事内容への影響、休職や診断書について相談したいかなどを整理しておくと、診察で状態を確認しやすくなります。

ひとりで決め切ろうとしないために

「自分が休んだら迷惑をかける」
そう思う方ほど、ぎりぎりまで我慢してしまうことがあります。

責任感があるからこそ、休むことに抵抗がある。
周囲のことを考えるからこそ、自分の状態を後回しにしてしまう。
そして、つらさが強くなってから、ようやく受診を考える。

ただ、休職を考えるほどの状態では、
自責感だけで判断し続けることが、必ずしもよい結果につながるとは限りません。

今の状態は、まだ仕事を続けながら整えられる段階なのか。
休養を含めて考えた方がよい段階なのか。
不眠や不安に対して治療を始めた方がよいのか。
診断書について相談してよい状態なのか。

それは、実際の症状や生活状況を確認しながら考える必要があります。

保谷駅前こころのクリニックでは、
WEB問診で現在の状態を確認したうえで、対応可能な方についてWEB予約へ進んでいただく流れとしています。

眠れない。
朝がつらい。
出勤前に身体が反応する。
仕事を続ける自信がなくなっている。
それでも、「自分が休んだら迷惑をかける」と考えて、受診を先延ばしにしている。

そのような状態が続いている場合は、
まずはWEB問診から、現在の状態を整理してみてください。

入力してみることで、
今の状態を医療として確認した方がよい段階なのか、
休職や診断書について相談する段階なのかが見えてくることがあります。

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