第458話 親の物忘れが心配なときの認知機能検査|長谷川式認知症スケールと物忘れ外来|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

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第458話 親の物忘れが心配なときの認知機能検査|長谷川式認知症スケールと物忘れ外来

第458話 親の物忘れが心配なときの認知機能検査|長谷川式認知症スケールと物忘れ外来|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

2026年6月14日

親の物忘れが心配なとき、長谷川式認知症スケールなどの認知機能検査を受けるべきか迷うことがあります。西東京市・保谷・大泉学園周辺で物忘れ外来をお探しの方へ、検査の点数だけでなく生活上の変化を確認する意味を解説します。

「親の物忘れが増えてきた」

「同じことを何度も聞くようになった」

「薬を飲んだか忘れるようになった」

「同じものを何度も買ってくるようになった」

そのような変化があると、家族は「年齢のせいなのか」「認知症やMCIの始まりなのか」で迷うことがあります。

ただ、家族だけで判断しようとしても、はっきりしないことが少なくありません。

本人は「大丈夫」と言う。

でも、家族から見ると以前とは違う。

その違和感を、外来で確認するための一つの方法が、認知機能検査です。

長谷川式の点数を知ることだけが目的ではありません。

点数と生活上の変化を合わせて、今後の治療の選択肢を考えることが、物忘れ外来で検査を行う大切な意味です。

物忘れ外来では、日常生活で起きている変化を確認しながら、必要に応じて長谷川式認知症スケールなどの認知機能検査を行い、現在の状態を整理していきます。

「まだ生活できているから大丈夫」と思える段階でも、検査で認知機能の状態を確認しておくことで、今後の方針を考えやすくなる場合があります。

長谷川式認知症スケールとは

長谷川式認知症スケールは、認知機能の低下が疑われるときに使われる代表的な検査の一つです。

正式には、改訂長谷川式簡易知能評価スケール、HDS-Rと呼ばれます。

長谷川式認知症スケールは、記憶、日時や場所の把握、計算、言葉の想起などを確認する検査で、合計30点満点で評価します。

一般的には、20点以下の場合に認知症が疑われる目安とされます。

ただし、点数はあくまで目安であり、生活上の変化や診察での様子と合わせて判断する必要があります。

検査当日の体調。

緊張。

不眠。

気分の落ち込み。

聴力や視力の問題。

教育歴や生活背景。

薬の影響。

こうした要素によって、検査結果が左右されることがあります。

そのため、長谷川式の点数は、現在の認知機能を確認するための指標の一つとして扱います。

長谷川式の点数だけでは、生活の変化までは見えないことがあります

長谷川式の点数は大切な情報です。

しかし、物忘れ外来で確認したいのは、点数だけではありません。

同じことを何度も聞くようになった。

薬を飲んだか忘れるようになった。

同じものを何度も買ってくる。

財布や通帳を探すことが増えた。

支払いを忘れるようになった。

予定や約束の確認が何度も必要になった。

このような生活上の変化は、検査の点数と同じくらい重要な情報です。

外来で一見しっかり答えられても、自宅では薬の飲み忘れや、同じ買い物のくり返しが出ていることがあります。

たとえば、長谷川式の点数が大きく低下していなくても、生活の中で明らかな変化が出ている場合があります。

反対に、点数が低めに出ても、不眠、抑うつ、緊張、薬の影響などが関係している場合もあります。

だからこそ、検査結果だけを見て「認知症です」「問題ありません」と単純に決めるのではなく、ご本人の生活、ご家族が気づいている変化、服薬状況、睡眠、気分の状態などを合わせて整理することが大切です。

MCI・軽度認知障害の段階で検査する意味

MCI、軽度認知障害は、認知症そのものではありません。

一方で、年齢相応の物忘れとも言い切れない状態です。

まだ生活はできている。

まだ歩いて通院できる。

家族と一緒に外来まで来られる。

しかし、以前より物忘れや生活管理の変化が出ている。

このような段階で認知機能検査を行うことは、単に不安を確認するだけでなく、今後の治療の選択肢を考える入口になります。

「まだ生活できているから大丈夫」と思える段階こそ、検査と生活上の変化を合わせて確認し、治療の選択肢を考えやすい時期です。

近年は、認知症がかなり進行してからではなく、軽度認知障害や軽度認知症の段階で治療の選択肢を考える場面も出てきています。

もちろん、検査を受ければすぐに薬が使える、という単純な話ではありません。

一方で、認知機能の状態や生活上の変化を確認することで、薬物療法を含めた治療の選択肢を検討しやすくなる場合があります。

認知機能の状態を確認することで、今後どのように経過を見るか、専門医療機関での検査が必要か、治療の選択肢があるかを整理しやすくなります。

検査を受けることは、本人を責めるためではありません

認知機能検査というと、本人が「試されている」「認知症扱いされた」と感じることがあります。

家族も、検査をすすめることに迷うことがあります。

「本人が傷つくのではないか」

「怒られるのではないか」

「まだ生活できているのに、検査まで必要なのか」

そのように感じることは自然です。

しかし、認知機能検査は、本人を責めるためのものではありません。

今の状態を確認し、これからの生活と治療の選択肢を考えるためのものです。

家庭内で「認知症かどうか」を決めようとすると、本人も家族も疲れてしまいます。

家庭内で責め合う前に、外来で状態を確認するという選択肢があります。

検査は、本人を否定するためではなく、これからの生活と治療の選択肢を考えるための入口です。

検査結果と家族が見ている変化を合わせて考えます

長谷川式認知症スケールでは、記憶、見当識、注意、言葉の想起など、認知機能の一部を確認します。

一方で、長谷川式だけで、すべての認知機能や生活上の困りごとがわかるわけではありません。

たとえば、日常生活での段取り。

服薬管理。

買い物。

お金の管理。

家族とのやり取り。

通院のしやすさ。

こうした点は、検査の点数だけでは十分に見えないことがあります。

本人が外来ではしっかり答えられても、自宅では同じ質問が増えている場合があります。

検査では一定の点数が取れても、薬の飲み忘れや買い物の重複が出ている場合があります。

そのため、物忘れ外来では、検査の点数と生活上の変化の両方を確認します。

本人の答えだけでなく、ご家族から見た変化も大切な情報になります。

物忘れ外来で確認したいこと

物忘れ外来では、認知機能検査だけでなく、生活の中でどのような変化が出ているかを確認します。

いつ頃から物忘れが増えたのか。

同じことを何度も聞くようになったのか。

薬を飲んだか忘れることが増えたのか。

同じ食品や日用品を何度も買ってくるのか。

財布や通帳を探すことが増えたのか。

支払い忘れや予定の確認が増えているのか。

眠り、気分の落ち込み、意欲低下が関係していないか。

現在飲んでいる薬の影響が考えられるか。

こうした情報は、検査の点数をどう見るかを考えるうえでも重要です。

長谷川式の点数だけではなく、ご家族が見ている生活上の変化をWEB問診に入力していただくことで、外来で確認すべき点が整理され、認知機能検査の結果と合わせて今後の方針を考えやすくなります。

検査を受けるかどうかを迷っている段階でも、生活上の変化を入力していただくことで、外来で確認すべき点を整理しやすくなります。

院長は、認知症の進行期から看取りまで経験しています

保谷駅前こころのクリニックの院長は、認知症専門病院で認知症診療に携わり、認知症の進行期から最期のお看取りまで経験してきました。

認知症は、検査の点数だけで判断できるものではありません。

ご本人の生活、家族との関係、服薬管理、お金の管理、通院のしやすさなど、現実の生活全体を見ながら状態を整理していく必要があります。

進行した認知症の大変さを知っているからこそ、まだ生活が保たれている段階、まだ家族と一緒に歩いて来院できる段階で相談する意味を大切にしています。

当院の物忘れ外来で相談しやすい段階

当院の物忘れ外来は、強い興奮、暴言、徘徊、介護拒否など、進行した認知症に伴う行動・心理症状への対応を中心とする外来ではありません。

一方で、物忘れはあるものの、日常生活はおおむね保たれている方、家族と一緒に来院できる方、MCIの段階で治療の選択肢を知りたい方の相談を想定しています。

まだ歩いて来院できる段階、家族と一緒に受診できる段階、物忘れや生活管理の変化が出てきた段階であれば、長谷川式などの認知機能検査を含めて現在の状態を確認し、必要に応じて今後の方針を考えていくことができます。

西東京市・保谷・大泉学園で認知機能検査・物忘れ外来をお探しの方へ

保谷駅前こころのクリニックは、西武池袋線・保谷駅北口すぐ、いなげや保谷駅前店2階にあります。

保谷、西東京市、大泉学園、ひばりヶ丘周辺から、歩いて通いやすい駅前のクリニックです。

物忘れが気になり始めた段階では、遠くの大きな病院に行くこと自体が負担になることがあります。

まずは駅前の通いやすい場所で、今の状態を確認する。

そのうえで、長谷川式などの認知機能検査、生活管理の変化、必要に応じた現実的な対策や専門医療機関との連携を考える。

そのような入口として、物忘れ外来を利用していただければと思います。

「親の物忘れが増えてきた」

「長谷川式などの認知機能検査を受けたほうがよいのか知りたい」

「MCIの段階で試せる治療があるのか知りたい」

そのような段階で、WEB問診に現在の様子を入力していただくことで、認知機能検査で確認すべき点や、物忘れの原因、MCIの可能性、生活管理の変化、物忘れそのものに対する治療の選択肢を外来で検討しやすくなります。

保谷駅ホームからも見える、いなげや保谷駅前店2階のクリニックで、日曜も診療しています。

初めての受診に不安がある方でも、ご家族と一緒に来院しやすい駅前の環境です。

親の認知機能が気になってきた場合は、本人を責めるためではなく、状態を確認するために、いつ頃から、どのような場面で物忘れや生活管理の変化が出ているのかをWEB問診からご入力ください。

検査の点数を知ることが目的ではありません。

点数と生活上の変化を合わせて、今後の治療の選択肢を考えることが大切です。

「まだ歩いて通える」「家族と一緒に来院できる」段階で検査を受けておくことは、今後の方針を考えるうえで大切な入口になります。

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