第46話「高齢者の誤嚥性肺炎 ─ むせ込みのサイン」|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

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第46話「高齢者の誤嚥性肺炎 ─ むせ込みのサイン」

第46話「高齢者の誤嚥性肺炎 ─ むせ込みのサイン」|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

2025年12月05日

高齢のご家族が「最近よくむせるようになった」「食事中にゴホゴホ咳き込むことが増えた」
そんな変化が気になることはないでしょうか。


年齢を重ねると、「飲み込む力」「むせる力」が弱くなることがあり、食道に入るはずの唾液などが誤って気管や肺のほうに入ってしまうことがあります。


「ご本人は気づかないうちに、少しずつ肺に入ってしまう」
いわゆる不顕性誤嚥が起こりやすくなります。

誤嚥性肺炎は、典型的な発熱や咳だけでなく、
「なんとなく元気がない」という形で始まることもあります。

こうした変化が続くときは、
誤嚥性肺炎や、誤嚥のリスクが高まっているサインかもしれません。

誤嚥や飲み込みの問題が疑われる場合は、
かかりつけ医などに早めに相談することも大切です。

加えて、認知症が進行したような場合では、
食欲の低下や、からだを動かす意欲の低下から、
さらに飲み込む力が落ちることがあります。

また、抑うつ、不眠・不安などに対応するための薬が増えている場合は、
眠気や筋力低下などが転倒骨折リスクを増やすばかりではなく、誤嚥のリスクを高めることもあります。

保谷駅前こころのクリニックでは、
高齢の方ご本人に対する処方薬が適正なバランスなのかチェックするだけでなく、
支えるご家族の不安や困りごとについても、一緒に整理していくことを大切にしています。

「誤嚥性肺炎が心配」「このまま家で見ていて大丈夫か不安」
そんな思いに気づいたときは、どうぞ一度、今感じていることをそのままお聞かせください。

保谷駅前こころのクリニック

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