2025年12月14日
冬になると、猫さんで増えやすい相談が 膀胱炎 と 尿石症・尿閉 です。理由はシンプルで、寒いと動かず水を飲む量が減り、尿が濃くなって膀胱が刺激されやすいから。トイレ回数が減ることも重なり、症状が出やすくなります。
サインは、トイレに何度も行くのに少ししか出ない、血尿っぽい、鳴く、落ち着かない、砂以外でしてしまう、いつもと泣き声が違う、ぐったりしてきたなど。オス猫さんで「尿が出ない/出にくい」症状は緊急になり得るため、迷ったら早めに動物病院へ。
そして、予防対策は、猫さんは「水を飲みやすく」(器を増やす・ウェット活用)、トイレ環境を快適に、ストレス刺激を減らす。そして、フードを見直すということができます。
一方で、冬季は、人のこころもまた揺れやすい季節です。日照時間が短く、寒さで活動量が落ち、生活リズムが乱れやすい、年末年始の予定や仕事の締めも重なり、不安が強くなる・眠れない・気分が落ち込む といった不調が目立つことがあります。
猫さんも人も寒くなる季節、ご注意ください。
保谷駅前こころのクリニック
