第102話「アルコールとGABA──寝酒で「眠れる」のに、朝がつらい理由(不眠・不安)」|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

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第102話「アルコールとGABA──寝酒で「眠れる」のに、朝がつらい理由(不眠・不安)」

第102話「アルコールとGABA──寝酒で「眠れる」のに、朝がつらい理由(不眠・不安)」|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

2026年1月02日

「一杯飲むと、やっと落ち着く」
保谷・西東京市・大泉あたりで働く方からも、よく聞く言葉です。仕事から帰宅して、一瞬だけ息が戻るのに、それでも夜になると胸のざわつきが止まらない。そんな日に、アルコールがブレーキの役目を借りてくれることがあります。

脳には、興奮をしずめる神経伝達物質 GABA(ギャバ) があります。GABAは、考えすぎや緊張が高まりすぎたときに、脳の回転をゆるめて「安全」を思い出させる方向に働きます。アルコールはこのGABAの働きを一時的に強めるため、リラックス感や眠気 が出やすくなります。ここまでが、「飲むと楽になる」の正体です。

ただし、睡眠(不眠)との相性は少し複雑です。寝つきは良くなっても、アルコールが抜ける頃に脳が反動で目を覚ましやすくなり、夜中に覚醒・浅い眠り・早朝の不安 が出ることがあります。「眠れたはずなのに、朝がつらい」のは、気合いの問題ではありません。

さらに、続けていると 同じ量では効きにくい(耐性) 方向へ寄ることがあります。量が増えたり、「飲まないと休めない」に近づいてきたら、こころとからだのサインかもしれません。

今日からの小さな工夫としては、①寝酒にするなら 就寝の3〜4時間前まで、②量はいつもの一杯で線を引く、③週に数日は休肝日をつくる。白湯や温かいお茶、ゆっくりした呼吸でも、あなたのこころは少しずつ落ち着きを取り戻します。

注意点も一つ。睡眠薬・抗不安薬 などを内服中の方は、アルコールで作用が重なりやすく危険が増します。自己判断での併用は避けてください。震え・発汗・強い不眠などがあるときも、急にやめず医療機関へ相談ください。

当院(西武池袋線保谷駅前の心療内科・精神科/メンタルクリニック)では、睡眠や不安、飲酒のペースを一緒に整理できます。来院前に WEB問診 で「飲む時間・量・眠り方・翌朝の状態」をメモしておくと、あなたに合った整え方が見つけやすくなります。

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