2026年1月13日
突然、胸がドキドキして、息がうまく吸えない。
「このまま倒れるのでは」「心臓が止まるのでは」——そう感じるほど、怖くなる。
それは弱さではなく、あなたの心とからだが発しているサインかもしれません。
ここでは、パニック発作が疑われるときの受診の目安と、先に確認したい危険サイン、受診後の進め方をまとめます。
まず確認:救急受診を考えるサイン(迷ったら安全側へ)
次のような症状がある場合は、パニック発作だけと決めつけず、救急外来や119番も含めて早めに相談してください。
※パニック発作と似た症状でも、別の病気が隠れていることがあります。迷うときほど、無理に一人で結論を出さないでください。
パニック発作の特徴(よくある経過)
典型的には次のような形で起こります。
そして、いちばんつらいのは発作そのものだけでなく、
「また起きたらどうしよう」という不安(予期不安)が、日常を少しずつ狭めてしまうことです。
受診の目安(心療内科/精神科で相談してよいタイミング)
次に当てはまるなら、医療機関での相談をおすすめします。
「検査で異常なし」でも、受診していいの?
はい。むしろ、そこからが大事なことがあります。
重大な身体疾患が否定されたうえで症状が続くとき、
不安の回路(脳の警報装置)が過敏になっていることがあります。
この状態は、放っておくと
「発作が怖い」→「回避する」→「自信が下がる」→「さらに不安が強くなる」
という形で、日常の範囲が狭まりやすい。
受診では、その悪循環をほどき、再発しても対応できる手順を一緒に作っていけます。
受診すると、どんなことをする?
一般的には次のように進みます(状態により調整します)。
あなたの心に合うペースで、「生活を取り戻す」ことを目標にします。
今この瞬間のセルフケア(発作が来たとき)
発作中は、体が非常ベルを鳴らしている状態です。
まずは「止める」より「やり過ごす」方針が役立つことがあります。
※強い胸痛や失神があるときは、頑張りすぎず、早めに医療へつないでください。
よくある疑問:パニック発作と過呼吸は同じ?
重なる部分はありますが、同じではありません。
パニック発作の中で過呼吸が起きることもありますし、過呼吸が前面に出ることもあります。
大事なのは、あなたの発作のパターンを一緒にほどいて、対策を持つことです。
受診を迷うあなたへ
動悸や息苦しさは、目に見えないぶん、ひとりで抱えやすい症状です。
でも、あなたの心が「ちょっと助けて」と言っているとき、医療はそのためにあります。
西東京市・保谷/大泉学園・練馬区大泉エリアで、
突然の動悸・息苦しさ、パニック発作、強い不安でお困りの方は、早めにご相談ください。
「何が起きているのか」を言葉にして、安心できる手順を一緒に作っていきます。
保谷駅前こころのクリニック
