第358話「妊娠中にSSRIを続けてよいか迷っている方へ–自己判断で中止する前に、症状と服薬状況をWEB問診で整理するために」【西東京市・保谷・大泉学園】|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

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第358話「妊娠中にSSRIを続けてよいか迷っている方へ–自己判断で中止する前に、症状と服薬状況をWEB問診で整理するために」【西東京市・保谷・大泉学園】

第358話「妊娠中にSSRIを続けてよいか迷っている方へ–自己判断で中止する前に、症状と服薬状況をWEB問診で整理するために」【西東京市・保谷・大泉学園】|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

2026年5月25日

妊娠中にSSRIを続けてよいか迷っている方へ|自己判断で中止する前に【西東京市・保谷・大泉学園】

妊娠中にSSRIを続けてよいのか、抗うつ薬をやめるべきか迷っている方へ。妊娠中の薬については、自己判断で中止せず、症状の安定状況、服薬内容、妊娠週数、産科での経過を整理することが大切です。保谷駅前こころのクリニックでは、初診前にWEB問診で症状・服薬状況・妊娠経過を確認しています。

妊娠が分かると、SSRIを続けてよいか不安になることがあります

妊娠が分かった。
妊活を考え始めた。
今飲んでいるSSRIを続けてよいのか不安になった。
赤ちゃんへの影響が心配で、薬をやめた方がよいのではないかと考えている。

このように感じる方は少なくありません。

SSRIは、うつ病、不安症、パニック症、強迫症状などで使われることがある薬です。
症状が落ち着いている方ほど、「今ならやめられるのではないか」「妊娠中は薬を飲まない方がよいのではないか」と考えやすくなります。

しかし、妊娠中の薬については、「薬を飲むか、飲まないか」だけで単純に決められるものではありません。

大切なのは、薬を続けることによる影響だけでなく、薬を急に中止した場合に症状が悪化する可能性も含めて考えることです。

周産期メンタルヘルスの考え方では、薬の影響だけでなく、薬を中止した場合に症状が悪化する可能性や、未治療の状態が続く影響も含めて、個別に検討することが大切とされています。

そのため、妊娠が分かったからといって、自己判断で急に中止するのではなく、現在の症状と服薬状況を整理したうえで相談することが重要です。

自己判断で急に中止しないことが大切です

妊娠中に薬を飲むことが不安になるのは自然なことです。

ただし、不安になったからといって、自己判断でSSRIを急に中止することは避けた方がよい場合があります。

急に薬をやめることで、

•不安が強くなる
•気分の落ち込みが戻る
•パニック発作が出やすくなる
•眠れなくなる
•イライラしやすくなる
•動悸や息苦しさが出る
•日常生活や仕事が保ちにくくなる

といった変化が出ることがあります。

また、薬を中止した後に症状が悪化すると、妊娠中の生活、睡眠、食事、産科通院、仕事や家庭生活にも影響することがあります。

妊娠中は、薬を減らすことだけが安全とは限りません。
症状が安定していることも、妊娠中の生活を保つうえで大切な要素になります。

そのため、SSRIを続けるか、減らすか、中止するかを考える場合は、現在の症状、これまでの経過、妊娠週数、産科での経過を整理したうえで、医師と相談することが大切です。

「妊娠中だから薬は全部やめるべき」とは限りません

妊娠中の薬について調べると、不安になる情報が目に入ることがあります。

「赤ちゃんに影響するのではないか」
「奇形のリスクがあるのではないか」
「飲み続けたら後悔するのではないか」
「でも、やめて再発するのも怖い」

このように、どちらを選んでも不安になることがあります。

妊娠中の薬は、薬剤ごとの特徴、服用量、妊娠週数、症状の重さ、これまでの再発歴、生活への影響などを踏まえて考える必要があります。

また、薬のリスクだけでなく、うつ病や不安症状が治療されないまま続くことによる影響も考える必要があります。
妊娠を計画している方や妊娠中の方では、胎児への影響だけでなく、本人の精神状態、再発歴、生活への影響、治療継続の必要性を含めて相談することが大切です。

「妊娠したから薬はすべて中止する」
「不安だから今すぐやめる」
「ネットで見た情報だけで判断する」

という形ではなく、現在の状態を整理したうえで、産科主治医と精神科・心療内科で情報を共有しながら検討することが大切です。

妊娠中のSSRI継続で確認しておきたいこと

妊娠中にSSRIを続けるかどうかを考える場合、まず整理しておきたい点があります。

1. 現在の症状が安定しているか

気分の落ち込みがあるか。
不安が強いか。
パニック発作があるか。
眠れているか。
食事が取れているか。
家事や仕事が保てているか。

症状が安定しているように見えても、薬によって安定している場合があります。
そのため、「今つらくないから、すぐやめられる」とは限りません。

2. これまでに中止や減薬で悪化したことがあるか

過去に薬を減らしたら不安が戻った。
中止した後に眠れなくなった。
パニック発作が再発した。
気分の落ち込みが強くなった。

このような経過がある場合、妊娠中の減薬や中止はより慎重に検討する必要があります。

3. 服用している薬の種類と量

SSRIといっても、薬の種類や量は人によって異なります。

どの薬を、どの量で、どのくらいの期間飲んでいるのか。
ほかに睡眠薬や抗不安薬を使っているのか。
サプリメントや市販薬を使っているのか。

こうした情報は、診察で確認するうえで重要です。

4. 妊娠週数と産科での経過

妊娠を計画している段階なのか。
妊娠が分かったばかりなのか。
妊娠中期・後期なのか。
産科で何か指摘されていることがあるのか。

妊娠週数や産科での経過によって、確認すべき点が変わることがあります。

妊活中・妊娠前から相談しておくことも大切です

妊娠が分かってから慌てて薬をどうするか考えるよりも、妊活中や妊娠を考え始めた段階で相談しておくことも大切です。

「将来妊娠したい」
「妊活を始める予定がある」
「今の薬を続けたままでよいのか不安」
「妊娠前に薬を調整した方がよいのか知りたい」

このような場合、あらかじめ症状の安定状況や服薬内容を整理しておくことで、妊娠が分かったときに慌てにくくなります。

ただし、妊娠前であっても、自己判断で急に薬をやめることは避ける必要があります。
減薬や変更を検討する場合も、症状の安定、再発歴、生活への影響を確認しながら進めることが大切です。

産科主治医との連携が必要になることがあります

妊娠中のSSRI継続については、心療内科だけで完結するものではありません。

産科での経過、妊娠週数、胎児の発育、分娩予定施設、既往歴なども関係します。

そのため、必要に応じて、産科主治医にも現在の服薬状況を共有しながら検討することが大切です。

「産科に薬のことを言いにくい」
「心療内科の薬を飲んでいることをどう伝えればよいか分からない」
「産科と心療内科で言われることが違ったらどうしよう」

このように不安になる方もいます。

その場合も、自己判断で隠したり中止したりするのではなく、現在の服薬状況と症状を整理して、必要な情報を共有できる形にしておくことが大切です。

当院では、初診前にWEB問診で状態を確認しています

保谷駅前こころのクリニックでは、初診前にWEB問診をご入力いただいています。

WEB問診では、現在の症状だけでなく、

• 妊娠中か、妊活中か
• 妊娠週数
• 産科での経過
• 現在服用している薬の種類と量
• ほかに服用している薬
• 薬を続けたいのか、減らしたいのか
• 自己判断で中止していないか
• 気分の落ち込み
• 不安やパニック症状
• 睡眠の状態
• 食欲や生活への影響
• これまでの治療歴
• 過去の減薬・中止時の経過

などを確認します。

妊娠中の薬については、診察室で短時間に説明しようとしても、話がまとまりにくいことがあります。

「薬を続けるのが怖い」
「でも、やめて悪化するのも怖い」
「産科にどう伝えればよいか分からない」
「ネットで調べるほど不安になる」

このような状態では、まず情報を整理することが大切です。

事前にWEB問診で妊娠経過、服薬内容、症状の状態を入力していただくことで、診察で確認すべき内容が見えやすくなります。

当院では、すべてのご相談に対応できるわけではありません。
問診内容を確認したうえで、当院で対応可能と判断される方に、WEB予約へ進んでいただいています。

必要に応じて、継続・調整を含めて現実的に検討します

妊娠中にSSRIを続けるかどうかは、一律に決められるものではありません。

症状が安定しているか。
過去に再発したことがあるか。
薬を中止したときに悪化したことがあるか。
妊娠週数や産科での経過はどうか。
睡眠や食欲、日常生活が保てているか。

こうした点を確認しながら、必要に応じて、継続、減薬、変更、産科主治医との相談を含めて検討します。

もちろん、薬を続けるかどうかは、薬剤ごとの特徴と、症状悪化のリスクを比較しながら判断します。

一方で、「妊娠したので今すぐ全部やめたい」「ネットで危険と見たので中止したい」「長時間かけて不安を全部聞いてほしい」という目的だけの場合、当院の外来診療とは合わないことがあります。

当院では、妊娠中の生活を保ちながら、無理のない範囲で症状を安定させるための現実的な治療方針を大切にしています。

妊娠中にSSRIを続けるか迷ったら、まず状態を整理してください

妊娠が分かって、SSRIを続けてよいか不安になった。
赤ちゃんへの影響が心配になった。
薬をやめたい気持ちもある。
でも、症状が戻るのも怖い。
ネットで調べるほど、どうすればよいか分からなくなっている。

このような状態がある場合、自己判断で薬を中止する前に、現在の症状と服薬状況を整理しておくことが大切です。

受診するかどうかをすぐに決めきれない場合でも、WEB問診に現在の症状、服薬内容、妊娠経過を入力することで、自分の状態を見える形にしやすくなります。

保谷駅前こころのクリニックでは、西東京市・保谷・大泉学園エリアを中心に、妊娠中・妊活中の不安、SSRI継続、睡眠や生活への影響を確認しながら、現実的な治療方針を検討しています。

妊娠中にSSRIを続けてよいか迷っている方は、まずは現在の状態をWEB問診で整理してみてください。

服薬内容、妊娠経過、症状の状態を事前に入力しておくことで、当院で確認すべき内容が見えやすくなります。

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