ちいかわのうさぎが、少しうらやましい|人前で緊張してしまう方へ|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

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ちいかわのうさぎが、少しうらやましい|人前で緊張してしまう方へ

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2026年10月20日

「ィヤハ!」

『ちいかわ』に登場するうさぎは、突然大きな声を出したり、思いがけない行動をしたりします。

周囲が驚いていても、どこ吹く風。

そんなうさぎを見ていると、少しうらやましくなることはありませんか。

自分は、会議で一言発言するだけでも緊張する。

人前に立つと、声が震える。

何かを話す前から、周囲にどう思われるかが気になってしまう。

うさぎのように振る舞えたら、どんなに楽だろう。

今回は、そんな「人前での緊張」について考えます。

うさぎには、周囲の視線が気にならない?

うさぎの魅力の一つは、予測できない行動と、堂々として見える姿です。

もちろん、うさぎが実際に何を考えているのかはわかりません。

それでも、周囲の反応を気にせず、自分のペースで行動しているように見える場面があります。

一方、私たちは日常生活の中で、他人の評価を意識しながら行動しています。

「変なことを言ったらどうしよう」

「声が震えたら恥ずかしい」

「緊張していることを知られたくない」

こうした気持ちは、誰にでもあるものです。

しかし、その不安が強くなりすぎると、身体にも症状が現れることがあります。

会議の前から、心臓がドキドキする

例えば、午後3時から会議があるとします。

発言するのは、ほんの1分程度。

それなのに、午前中から会議のことが頭を離れない。

会議が近づくにつれて、心臓がドキドキする。

いざ発言すると、声が震えたり、顔が熱くなったりする。

そして会議が終わると、急に楽になる。

このように、まだ起きていない出来事を想像して不安が強くなることを「予期不安」と呼びます。

不安によって交感神経の働きが高まると、動悸、発汗、手の震えなどが生じることがあります。

緊張しないようにするほど、緊張する

人前で緊張する方は、しばしば次のように考えます。

「絶対に声を震わせないようにしよう」

「顔が赤くならないようにしよう」

「落ち着いて話さなければ」

ところが、身体の反応を気にしすぎると、かえって動悸や震えに注意が向き、不安が強まることがあります。

これは、意志が弱いからではありません。

不安と身体反応が互いに影響し合っている可能性があります。

大切なのは、緊張を完全になくそうとすることではなく、緊張していても必要な行動ができる状態を目指すことです。

人前での緊張は、治療の対象になる?

多少の緊張は自然な反応です。

しかし、人前で話すことへの不安が繰り返し生じ、仕事や日常生活に支障が出ている場合には、社交不安症などが関係している可能性があります。

診察では、不安が起こる場面、動悸や震えの程度、症状が続いている期間などを確認します。

必要に応じて、認知行動療法などの心理的アプローチや薬物療法を検討することがあります。

また、動悸や震えには甲状腺、不整脈、カフェインの影響などが関係する場合もあるため、身体的な原因の確認も大切です。

すべての緊張に薬が必要なわけではありません。

うさぎにならなくてもいい

うさぎのように、大きな声で「イヤハ!」と言える必要はありません。

無理に明るく振る舞う必要もありません。

静かな人には、静かな人のよさがあります。

ただ、緊張のために、本当はできることを避け続けているのであれば、少しもったいないことかもしれません。

会議で発言できるようになりたい。

朝礼で落ち着いて話したい。

人前に立つ前の動悸を何とかしたい。

そんな具体的な困りごとは、医療機関で相談できる症状です。

目指すのは、うさぎのような性格になることではありません。

「緊張するからできない」を、「緊張してもできる」に変えていくことです。

保谷駅前こころのクリニックへのご相談

保谷駅前こころのクリニックでは、不安症状や睡眠障害などの診察を行っています。

仕事を続けながら、人前での緊張や動悸について相談することもできます。

当院は完全予約制です。受診をご希望の方は、まずWEB問診をご記入ください。内容を確認し、当院で対応可能な方にWEB予約をご案内しています。

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