第44話「回復してきたのに、次の不安が出てくるときには」|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

〒202-0004東京都西東京市下保谷4丁目14−20いなげや保谷駅前店2階

WEB問診
保谷駅前こころのクリニックサブメインビジュアル

第44話「回復してきたのに、次の不安が出てくるときには」

第44話「回復してきたのに、次の不安が出てくるときには」|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

2025年12月04日

治療を始めて、
眠れるようになってきた。不安が減ってきた。──そんなふうに、前よりこころとからだが楽になってきたタイミングで、こんな不安が顔を出すことがあります。
「仕事にちゃんと戻れるだろうか」「またあの状態に戻ったらどうしよう」

今の症状そのものよりも、これからについての不安が強くなってくるのです。

実はこれは、めずらしい考えではありません。
つらさのピークにいるときは、とにかく「今日のこと」で精一杯です。

少し回復して、こころにわずかな余裕ができると、ようやく先のことを考えるスペースが生まれます。
そのスペースに、将来の不安や、「また悪くなるかもしれない」という漠然とした怖さが入り込んでくるのです。

回復のカーブは、直線的な右肩上がりではありません。
良い日と悪い日を揺り戻しながら、少しずつ整っていきます。

そうだからこそ、

「調子がいい日が増えてきたけれど、その分プレッシャーも増えてきた」というあなたの気持ちは、とても自然な反応なのです。

できれば、回復の途中の自分を「0か100」ではなく、

「今日は60点くらいかな」「きのうより5点くらい上がったかも」

と、グラデーションで見てあげてください。

復帰や働き方についても、いきなり全力の自分を取り戻そうとせず、まずは6ー7割ぐらいのペースからと、段階を設定しておくことが大切です。

そして、この「次の不安」こそ、心療内科やカウンセリングで話していいテーマです。

今の症状だけでなく、「回復してきたからこその心配ごと」も含めて相談しながら、オーバーペースにならないような配分を考えていくことが、あなたの今後の安心につながっていくと思います。

保谷駅前こころのクリニック

TOP