2026年10月04日
こんなに小さくて、かわいいのに、どうして討伐に行くのだろう。
ちいかわを見ていて、そう思ったことはありませんか。
おいしいものを食べて、友達と笑っている。そのまま穏やかに過ごしてほしいのに、怖い相手と向き合う場面がある。
その姿を見ていると、ふと自分の明日の仕事が浮かぶことがあります。
討伐は、報酬を得るための仕事
ちいかわの世界では、討伐は報酬を得るための仕事の一つです。草むしりなどの仕事もあり、討伐だけをして暮らしているわけではありません。
つまり、「戦うのが好きだから」というだけでは説明できないのです。
ここからは作品の設定そのものではなく、一つの読み方です。
怖い相手に向き合いながら、日々の暮らしを続けていく。その姿に、生活のために仕事へ向かう自分を重ねる人もいるのではないでしょうか。
怖くても行ける。だから、平気だと思われる
苦手な上司との打ち合わせ。
失敗できないと思っている仕事。
また何か言われるかもしれない朝。
逃げたいほどではない。仕事を辞めたいと決めたわけでもない。
ただ、明日を考えると気が重い。
それでも朝になれば着替えて、電車に乗って、職場では普通に話す。周りからは、いつもどおりに見える。
けれど、仕事に行けていることと、何も考えずに安心して眠れていることは別です。
怖さを抱えたまま出勤できる人ほど、自分の疲れを後回しにしてしまうことがあります。
布団の中まで、明日の討伐に出かけなくていい
帰宅して、カレーを食べた。入浴も済ませた。
もう今日は終わりのはずなのに、布団に入ると明日の場面が始まる。
「あれを聞かれたら、どう答えよう」
「また注意されたら、どうしよう」
まだ起きていないことを何度も考えて、寝つけない。夜中に目が覚めて、また仕事のことを考える。
明日に備えているつもりが、また明日のための睡眠を削ってしまう。
そんな夜が続いているなら、「自分が弱いから」で片づけず、眠りの状態を一度相談してみてください。
仕事を続けながら、眠りを相談してもいい、思考停止しない
心療内科への相談は、仕事に行けなくなるまで、または人形の様に思考停止してからでなければできないものではありません。
もし、あなたが当事者として困っているのなら、
「仕事はできています。でも、翌日のことを考えると眠れません。いつまで絶えることなくこれを続けるのだろうと思います。。。」
受診のきっかけは、その一言で十分です。
診察では、眠れなくなった時期や睡眠の様子、日中の困りごとを確認します。生活上の工夫に加え、症状や体調に応じて、睡眠や不安に対する薬物治療を検討します。持続する不眠は、医療機関に相談できる症状です。
職場の問題がすぐに解決しなくても、眠れなさに関しては相談できることはあります。
当事者にはない、第三者の視野から俯瞰してみる。
保谷駅前こころのクリニックでは、成人している方の不眠や不安などのご相談をお受けしています。受診をご希望の方は、WEB問診に、現在の症状をご記入ください。
当院は完全予約制です。WEB問診を確認し、当院で対応可能な方にWEB予約をご案内しています。症状や診療体制、予約枠によっては、お受けできない場合があります。
明日の仕事に向かう前に、今夜の眠りを相談する。
それも、日常を続けるための選択です。
保谷駅前こころのクリニック
