2025年11月06日
予期不安
“その時”の前から。
段差をためらう足、短くなる歩幅。
食事のペース、寝息のリズム。
小さな変化が、合図になることがある。
心は未来を予測し、からだは警戒のモードへ。
胸のざわめき、浅い眠り、食思の揺れ——
先に現れることがある。
散歩道やフードの匂い、いつもの時間帯。
合図で、場面は鮮やかに立ち上がる。
“もしも”は輪になり、意識は“その時”へと収束する。
これは“病名”ではなく、
大切な関係を守ろうとする心の働き。
グリーフケアクリニック
保谷駅前こころのクリニック
