第209話【オレキシンとは?】自然な眠気の仕組みをわかりやすく解説|西東京市・保谷の睡眠外来|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

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第209話【オレキシンとは?】自然な眠気の仕組みをわかりやすく解説|西東京市・保谷の睡眠外来

第209話【オレキシンとは?】自然な眠気の仕組みをわかりやすく解説|西東京市・保谷の睡眠外来|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

2026年2月28日

「オレキシンとは何ですか?」
「オレキシンを抑える薬は安全ですか?」
「自然な眠気ってどういう意味?」

最近よく検索される言葉です。

実は、
眠れているのに疲れが取れない理由を理解する鍵
このオレキシンにあります。

■ オレキシンとは何か?【簡単に解説】

オレキシンとは、
脳を覚醒させ続ける神経伝達物質です。

わかりやすく言えば、

👉「起きていなさい」と指示を出す覚醒スイッチ

日中、

・仕事に集中している
・緊張する場面にいる
・育児や家事で動き続けている

こうしたとき、オレキシンが働き、
脳の覚醒を維持しています。

本来は、とても重要な物質です。

■ なぜ夜になっても眠れないのか?

通常、夜になると
オレキシンの働きは自然に弱まります。

しかし、

・寝る直前までスマホ
・夜遅くまで仕事
・強いストレス
・責任感が強く常に気が張っている

こうした状態が続くと、

夜になってもオレキシンが下がらないことがあります。

その結果、

✔ 布団に入っても頭が冴えている
✔ 眠れても浅い
✔ 朝スッキリしない

という状態が起こります。

これが、
「オレキシンと眠気の仕組み」の関係です。

■ 自然な眠気とは何か?

自然な眠気とは、

❌ 強く眠らせること
ではなく
⭕ 覚醒を静かに下げること

です。

昔の睡眠薬の多くは、
脳全体を鎮静させる作用(GABA系)でした。

一方、最近の薬は
覚醒物質オレキシンの働きを抑える仕組みです。

つまり、

🟢 無理に眠らせる
のではなく
🟢 起き続ける力を弱める

この違いが、
「自然に近い眠り」と言われる理由です。

■ オレキシン受容体拮抗薬とは?

現在、日本で使用されている代表的な薬:

•デエビゴ(レンボレキサント)
•クービビック(ダリドレキサント)
•ボルズィ(スボレキサント)

これらはすべて
オレキシン受容体拮抗薬です。

特徴

✔ 依存リスクが比較的低い
✔ 筋弛緩作用が少ない
✔ 生理的睡眠構造を保ちやすい

※体質・生活リズムにより合う合わないはあります。

■ オレキシンが関係しやすいタイプ

以下のような方に多く見られます。

✔ 眠れているが回復感がない
✔ 夜になると考えが止まらない
✔ 日中は問題なく動けてしまう
✔ 責任感が強い

重度の不眠ではなく、
覚醒が下がらないタイプの睡眠質低下です。

この段階で整えるほうが、
治療はシンプルです。

■ よくある質問(FAQ)

Q. オレキシンを抑えると危険ではないですか?

日中の覚醒を完全に止めるわけではありません。
夜間のみ作用する設計になっています。
医師の管理下で適切に使えば安全性は高いとされています。

Q. 依存はありますか?

従来の一部睡眠薬と比べると
依存リスクは低いとされています。
ただし自己調整は避け、医師の指示に従うことが重要です。

Q. 薬を使わずに整えることはできますか?

軽い段階であれば、
リズム調整や光管理だけで改善することもあります。

■ 睡眠は削るのではなく整える

睡眠の目的は、

強く眠らせることではなく、
本来のリズムに戻すことです。

オレキシンの仕組みを理解するだけでも、
整え方は変わります。

■ 西東京市・保谷で睡眠外来をお探しの方へ

保谷駅北口すぐ。
日曜・祝日も診療。
完全予約制。

「重症ではないけれど整えたい」
その段階のご相談が多い外来です。

仕事や生活を止めずに整えることを大切にしています。

■ まとめ

オレキシンとは、
脳を覚醒させ続ける物質。

眠れない原因のひとつは、
この覚醒スイッチが夜まで続いていることです。

自然な眠気とは、
覚醒を静かに下げること。

無理に眠らせるのではなく、
脳のスイッチを整える。

それが、
現代の睡眠治療の考え方です。

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