第26話「GABAって何者?──脳のブレーキ役」|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

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第26話「GABAって何者?──脳のブレーキ役」

第26話「GABAって何者?──脳のブレーキ役」|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

2025年11月25日

毎日をがんばっていると、頭がずっとフル回転して、いっぱいいっぱいになることがあります。
「あれもしなきゃ」「これもしなきゃ」と、アクセル踏みっぱなしになってしまう感じです。

私たちの脳の中には、本来、アクセル役の神経とブレーキ役の神経とがバランスを取りながら働いています。

その「ブレーキ役」の代表が、GABA(γ-アミノ酪酸)です。ガバでもカバでもありません、ギャバです。

そのGABAさんがしっかり働いていると、不安や緊張が和らぐ、眠気が出てくる、筋肉の緊張感がとれるといった具合に、からだとこころを落ち着ける方向へと傾きます。あなたに、「休んでいいよ」と合図を送る存在、と言っても良いかもしれません。

実は、多くの睡眠薬や抗不安薬は、
この GABAによるブレーキ作用を「少しだけ強める」薬 なんです。


ブレーキを少し効きやすくして「スピードを落とす」手助けをする──
そんなイメージに近いと思います。

もちろん、ブレーキが強すぎても、弱すぎても困ります。
効きすぎれば、ふらつきやぼんやり感につながりますし、
効かなすぎれば、不安やイライラ、眠れなさが前に出てきます。

大切なのは、アクセルとブレーキのバランスを、その人の生活に合わせて整えていくことです。
薬は、バランスを一時的に支える道具のひとつにすぎません。

「最近、ずっとアクセルばかり踏んでいる気がする」
そんなときは、GABAという脳のブレーキ役の存在を、少しだけ感じてください。
そのバランスを一緒に調整していくお手伝いを、当院でもしていければと思います。

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