2025年11月27日
職場からの雨の帰り道、ふと不安になることがあります。
傘はあるのに、胸のあたりだけ濡れてしまうような感覚。
そんなとき思い出すのは、あの映画に出てくる、
バス停でじっと待っていてくれる大きな存在です。
何かを解決してくれるわけではないけれど、
黙ってとなりに立っていてくれること。
その静かな気配が、人を少しだけ強くしてくれるのかもしれません。
トトロのあの場面が好きだ、という方は少なくありません。
言葉は多くないのに、「ひとりじゃない」という合図だけで、
胸の中に、小さな安心の灯がともる。
メンタルクリニックでは、
うまく話せなくても、沈黙の時間があってもかまいません。
人は誰かと同じ場所にいるだけで、少しあたたかくなれる——
私たちはその力を信じています。
雨が上がるまでの時間を、一緒にやり過ごす。
それだけで、またあなたが歩き出せる方向が見えてくることがあります。
「今日は寄ってみようかな」と思えた日に、
そっと役に立てる存在でありたい——
そんな思いを胸に、今日も保谷駅のホームを眺めています。
保谷駅前こころのクリニック
