第61話 職場の人間関係がつらい|退職か、続けるか迷っている方へ|保谷・大泉学園の心療内科|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

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第61話 職場の人間関係がつらい|退職か、続けるか迷っている方へ|保谷・大泉学園の心療内科

第61話 職場の人間関係がつらい|退職か、続けるか迷っている方へ|保谷・大泉学園の心療内科|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

2025年12月13日

夜、布団に入ってからも、職場で言われた言葉が頭から離れない。
「あの言い方には、どういう意味があったのだろう」
「明日も何か言われるかもしれない」
「もう辞めたほうがよいのではないか」
退職するか。
それとも、我慢して続けるか。
二つの選択肢が頭の中を行き来し、眠れないまま朝になる。会社へ向かう時間が近づくと、動悸や吐き気が始まる。
職場の人間関係がつらいとき、仕事の時間が終わっても、頭の中では職場が終わりません。
いま、退職を決めなくてもよい
心身が消耗しているときには、物事を悲観的に捉えやすくなります。
眠れない。
不安で考えがまとまらない。
同じことを何度も思い返してしまう。
その状態で、退職という大きな決断を急ぐと、ほかの選択肢を十分に検討できないことがあります。
もちろん、退職が適切な場合もあります。
しかし、今日辞めるか、このまま耐え続けるか。その二択だけで考える必要はありません。
辞表を書きたくなる夜に、人生の結論まで出さなくてよいのです。
まず現在の睡眠、不安、身体症状、仕事や生活への影響を確認し、判断できる状態を取り戻すことが先になる場合があります。
職場のストレスが身体に現れることがあります
職場の人間関係による負担は、気分の問題だけではありません。
・日曜の夕方から気分が沈む
・布団に入っても職場での会話を思い返している
・上司や同僚の名前を見るだけで身体が緊張する
・出勤前に動悸、吐き気、腹痛が起きる
・通勤電車の中で息苦しくなる
・職場で涙が出そうになる
・集中できず、確認やミスが増える
・食欲が落ちた、または食べ過ぎる
・休日も疲労が取れない
・遅刻、早退、欠勤が増えてきた
このような変化が続いている場合には、職場の問題だけではなく、自分の心身にどの程度の影響が出ているかを確認する必要があります。
「相手のほうが悪いのだから、自分は病気ではない」
「人間関係の問題だから、医療機関へ行くことではない」
そう考える方もいます。
しかし、原因が職場にあったとしても、不眠、動悸、不安、抑うつなどの症状が現れ、仕事や生活に支障が出ていれば、医療的な評価や治療が必要になる場合があります。
心療内科が確認するのは「誰が悪いか」ではありません
職場の人間関係について受診する場合、診療で中心になるのは、次のような内容です。
・どのような症状が起きているか
・症状がいつから続いているか
・睡眠や食事がどの程度崩れているか
・通勤や勤務にどのような影響が出ているか
・帰宅後や休日に回復できているか
・働きながら治療を始められる状態か
・一定期間の休養が必要な状態か
心療内科は、職場内の事実関係を調査し、上司と本人のどちらが正しいかを認定する場所ではありません。
会社との交渉、配置転換の要求、ハラスメントの事実認定、労災や訴訟のための証拠作成を代行する場所でもありません。
診療の目的は、職場の対立に結論を出すことではなく、現在起きている症状と生活への影響を医学的に確認し、治療や休養の必要性を判断することです。
「休職」と「退職」は別の選択肢です
休職したら、いずれ退職しなければならない。
そう考えて、休むことをためらう方がいます。
しかし、休職と退職は同じではありません。
症状が強い状態で働き続けるよりも、一定期間仕事から離れ、睡眠や生活を立て直してから今後を検討するほうがよい場合があります。
休養後の選択肢としては、
・元の職場へ復職する
・勤務先と相談して働き方を調整する
・配置転換など社内制度を利用する
・休職期間を延長して治療を続ける
・退職や転職を検討する
などがあります。
どの選択肢が現実的かは、症状、回復の程度、勤務先の制度、本人の希望によって異なります。
医療機関が退職するかどうかを決めるわけではありません。ただし、現在の状態で勤務を続けられるか、医学的に休養が必要か、復職できる状態かについては診察で検討します。
診断書は、希望だけで発行されるものではありません
職場の人間関係がつらいという理由だけで、自動的に休職の診断書が発行されるわけではありません。
診断書は、症状の強さ、持続期間、睡眠や食事の状態、通勤や勤務への影響などを確認し、医学的に休養が必要と判断した場合に発行を検討します。
また、診断書は、特定の上司や同僚の非を認定するものではありません。
ハラスメントの調査、会社との交渉、法的な解決を希望する場合には、勤務先の相談窓口、労務担当、労働問題を扱う専門機関など、目的に合った相談先を利用する必要があります。
まず、判断できる状態へ戻す
退職するか。
続けるか。
休職するか。
どの選択をする場合でも、眠れず、不安が強く、考えがまとまらない状態で結論を急ぐ必要はありません。
睡眠を整える。
身体症状を軽くする。
仕事から少し距離を取り、考える余力を戻す。
そのうえで、勤務先の制度や今後の生活を含めて判断します。
休むことは、退職を決めることではありません。
判断できる自分を取り戻すために、いったん決断を止めることです。

初診をご希望の方へ
職場の人間関係が原因で眠れない方、出勤前に動悸や吐き気が起きる方、退職か休職かを迷っている方、適応障害や診断書について相談したい方は、まずWEB問診から現在の状態をお知らせください。
WEB問診には、現在の症状、症状が始まった時期、睡眠や食事の状態、通勤や勤務への影響、欠勤・遅刻・早退の状況、これまでの治療歴、休職や診断書についての希望をご記入ください。
保谷駅前こころのクリニックは、保谷駅北口の階段前、いなげや保谷駅前店2階にあります。平日夜間、日曜・祝日も診療しています。金曜・土曜は休診です。
当院は完全予約制です。ご記入いただいたWEB問診をもとに医師が内容を確認し、当院でお力になれると判断した場合に、WEB予約をご案内します。
WEB問診を書けば、必ず予約できるという仕組みではありません。
症状の重さ、身体疾患の可能性、これまでの治療歴、必要となる支援、受診目的などによっては、当院よりも他の医療機関のほうが適している場合があります。
当院は小規模なクリニックのため、すべての方、すべてのご相談をお引き受けできるわけではありません。
保谷・大泉学園周辺で、職場の人間関係による不眠、不安、動悸、適応障害、休職や診断書について相談したい方は、まずWEB問診から現在の状態をお知らせください。
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