2026年6月25日
気分の落ち込みや不眠が続いている方の中には、頭痛にも悩まされている方がいます。
朝から頭が重い。
こめかみがズキズキする。
光がまぶしく感じる。
音がつらい。
吐き気がする。
頭痛がある日は仕事や家事が進まない。
このような症状が続くと、「頭痛の問題」と「こころの問題」を別々に考えてしまうことがあります。
しかし、うつ状態や不安、不眠が続いているときには、片頭痛のような頭痛が重なっていることがあります。
片頭痛は、ただの頭痛ではありません
片頭痛というと、「頭が痛いだけ」と思われることがあります。
しかし実際には、痛みだけでなく、吐き気、光や音への過敏、においへの敏感さ、だるさ、集中力の低下などを伴うことがあります。
頭の片側がズキズキ痛むこともありますが、必ず片側だけとは限りません。
痛みが強い日は、画面を見るのがつらい。
電車の音が響く。
職場の照明がまぶしい。
人と話すだけで疲れる。
横になっていたくなる。
このような状態になると、日常生活や仕事に影響が出てきます。
うつと片頭痛は、重なって見えることがあります
うつ状態では、気分の落ち込みだけでなく、身体の症状が前面に出ることがあります。
眠れない。
朝起きるのがつらい。
疲れが取れない。
食欲が落ちる。
集中できない。
頭が重い。
体のあちこちが痛い。
こうした症状の中に、片頭痛が重なっていることがあります。
反対に、片頭痛が何度も起こることで、外出や仕事への不安が強くなり、気分の落ち込みや意欲低下につながることもあります。
「また頭痛が来たらどうしよう」
「仕事中に動けなくなったら困る」
「周囲に迷惑をかけるかもしれない」
その不安が続くことで、睡眠が浅くなり、さらに頭痛が起こりやすくなることもあります。
頭痛があるから、こころの不調ではないとは限りません
頭痛があると、まず身体の病気を心配するのは自然なことです。
急に今までにない強い頭痛が出た場合、手足のしびれ、ろれつが回らない、意識がぼんやりする、発熱、首の硬さなどを伴う場合は、早めに救急や脳神経内科などでの確認が必要です。
一方で、検査では大きな異常を指摘されていないのに、頭痛、不眠、気分の落ち込み、仕事への影響が続いている場合には、こころと身体の両方から状態を整理することが大切です。
頭痛だけを見ていると、背景にある不眠や抑うつ、不安が見えにくくなることがあります。
また、気分の落ち込みだけを見ていると、片頭痛による生活への影響が見落とされることもあります。
片頭痛がある日は、生活全体が止まりやすくなります
片頭痛がつらい方は、痛みが出ている時間だけ困っているわけではありません。
頭痛が来そうな前ぶれ。
痛みが強い時間。
薬を飲んで横になる時間。
痛みが引いた後のだるさ。
また起こるかもしれない不安。
こうした時間が積み重なると、生活全体のリズムが崩れていきます。
予定を入れにくい。
人と会うのが不安になる。
仕事のパフォーマンスが落ちる。
休日も回復だけで終わってしまう。
その状態が続くと、「自分は怠けているのではないか」「気合いが足りないのではないか」と考えてしまうことがあります。
しかし、頭痛、不眠、気分の落ち込みが重なっている場合、それは単なる気合いの問題として片づけるものではありません。
不眠・不安・頭痛が重なると、悪循環になりやすいです
片頭痛とうつ状態が重なると、睡眠にも影響が出やすくなります。
眠れないことで頭痛が起こりやすくなる。
頭痛があることで眠りが浅くなる。
睡眠不足で気分が落ち込む。
気分の落ち込みで身体の痛みに敏感になる。
また頭痛が起こるのではないかと不安になる。
このように、頭痛、不眠、不安、抑うつが互いに影響し合うことがあります。
この悪循環に入ると、「頭痛薬を飲んでいるのに、全体として楽にならない」という状態になることもあります。
その場合、頭痛そのものだけでなく、睡眠、気分、不安、仕事への影響をまとめて確認することが大切です。
こんな状態が続くときは、整理が必要です
次のような状態が続いている場合は、頭痛だけでなく、こころと身体の負担を含めて一度整理してもよいかもしれません。
片頭痛のような頭痛が繰り返し起こる。
頭痛の日は光や音がつらい。
頭痛と一緒に吐き気やだるさがある。
眠れない日が増えている。
朝起きるのがつらい。
気分の落ち込みが続いている。
仕事や学校に行く前から不安が強い。
頭痛が怖くて予定を入れにくい。
集中力が落ちている。
休日も回復だけで終わってしまう。
このような状態は、頭痛だけ、気分だけ、睡眠だけと分けて考えるよりも、全体として確認した方がよいことがあります。
外来で確認できること
外来では、頭痛の経過だけでなく、睡眠、気分、不安、仕事や生活への影響を確認します。
いつから頭痛があるのか。
どのくらいの頻度で起こるのか。
光や音、吐き気を伴うのか。
眠れているのか。
気分の落ち込みが続いているのか。
出勤や家事に影響しているのか。
すでに使っている薬があるのか。
こうした情報を整理することで、現在の不調がどこで悪循環になっているのかを見やすくなります。
頭痛については、必要に応じて脳神経内科など専門科での確認が必要になることもあります。
一方で、不眠、不安、気分の落ち込み、仕事への影響が強い場合には、メンタルクリニックで治療方針を検討できることがあります。
すべてを自分の努力だけで抱え込まなくてよい場合があります
頭痛があると、「まず頭痛を何とかしなければ」と考えがちです。
もちろん、頭痛そのものの評価は大切です。
ただ、不眠、不安、気分の落ち込みが重なっている場合には、生活全体の負担を下げることも重要です。
状態によっては、睡眠や不安、抑うつに対して、薬物療法を含めた現実的な治療方針を検討できる場合があります。
頭痛があるからメンタルクリニックでは扱えない、ということではありません。
頭痛と一緒に、眠れない、気分が落ち込む、仕事がつらい、朝がしんどいといった状態が続いている場合には、こころと身体の両方から整理することが大切です。
保谷駅前で、頭痛・不眠・気分の落ち込みを整理したい方へ
保谷駅前こころのクリニックでは、WEB問診を通じて、現在の症状、睡眠、気分、不安、仕事や生活への影響を確認しています。
片頭痛のような頭痛があり、同時に不眠や気分の落ち込みが続いている方は、まずWEB問診で状態を入力してください。
頭痛そのものについて専門科での確認が必要な場合もありますが、不眠、不安、抑うつ、生活への影響については、外来で負担を下げる方法を検討できることがあります。
保谷駅前こころのクリニックは、西武池袋線・保谷駅北口すぐ、いなげや保谷駅前店2階にあります。
駅前のスーパー2階にある医療モール内のクリニックで、日曜も診療しています。
保谷、ひばりヶ丘、大泉学園周辺で、頭痛、不眠、気分の落ち込み、仕事への影響が続いている方は、WEB問診から現在の状態を入力してください。
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