自分の考え方を少し修正したいとき|不安で頭がぐるぐるして疲れている方へ|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

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自分の考え方を少し修正したいとき|不安で頭がぐるぐるして疲れている方へ

自分の考え方を少し修正したいとき|不安で頭がぐるぐるして疲れている方へ|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

2026年7月01日

不安になると、頭の中で同じことを何度も考えてしまうことがあります。

あの言い方はまずかったのではないか。

相手に嫌われたのではないか。

また失敗するのではないか。

このまま悪い方向に進むのではないか。

考えれば考えるほど、答えが出るわけではない。

むしろ、頭の中だけがどんどん忙しくなって、体は疲れていく。

夜になっても考えが止まらない。

寝ようとしても、同じ場面が浮かんでくる。

仕事中も、ふとした瞬間に不安が戻ってくる。

休日なのに、全然休んだ気がしない。

このような状態のとき、必要になることがあります。

それが、

自分の認知を少し修正することです。

認知を修正するとは、性格を変えることではありません

「認知を修正する」と聞くと、少し堅く感じるかもしれません。

性格を変えなければいけない。

考え方を否定される。

前向きになれと言われる。

そんな印象を持つ方もいます。

しかし、実際にはそうではありません。

認知を修正するとは、

今の自分を責めることではありません。

頭の中で起きている考えのクセを、少し離れたところから見直してみることです。

たとえば、

「絶対に嫌われた」

と思っていたものを、

「嫌われた可能性もあるが、別の可能性もあるかもしれない」

と少し広げてみる。

「もう終わりだ」

と思っていたものを、

「今はかなりしんどい。でも、まだ確認できることはある」

と整理してみる。

「自分が全部悪い」

と思っていたものを、

「自分の課題と、相手や環境の問題を分けて考える」

ようにしてみる。

これだけでも、頭の中の圧迫感が少し下がることがあります。

不安が強いとき、頭は勝手に悪い方向へ走ります

不安が強いとき、人は冷静に考えているつもりでも、実際にはかなり偏った見方になっていることがあります。

悪い情報ばかり拾う。

最悪の結果ばかり想像する。

相手の表情や言葉を、必要以上に悪く受け取る。

一度の失敗を、自分全体の否定のように感じる。

これは、弱いからではありません。

不安が強くなると、脳は危険を探す方向に働きやすくなります。

問題は、その状態が長く続くことです。

危険を探し続ける頭は、休まりません。

休まらない頭は、さらに不安を強くします。

不安が強くなると、また悪い方向に考えます。

この悪循環に入ると、ひとりで抜け出すのが難しくなることがあります。

薬だけでは届きにくい部分があります

不安、抑うつ、不眠、動悸、緊張などが強いときには、薬による治療が役に立つことがあります。

眠れるようになる。

不安の波が少し下がる。

気分の落ち込みが軽くなる。

体の緊張がゆるむ。

薬には、こうした意味があります。

ただし、薬だけで、すべての考え方のクセが自然に変わるわけではありません。

薬で整える部分。

考え方や行動を整える部分。

環境調整を考える部分。

この3つは、分けて考える必要があります。

薬は、つらさを下げる助けになります。

一方で、頭の中で繰り返している考え方のパターンには、別の整理が必要になることがあります。

認知の修正は、薬の治療を支える役割があります

診察室でよく感じるのは、認知の修正だけで頑張ろうとすると、苦しくなる方がいるということです。

不安が強すぎる。

眠れていない。

気分が落ち込みすぎている。

体が緊張し続けている。

この状態で、いきなり考え方だけを変えようとしても、なかなかうまくいきません。

頭では分かっている。

でも、不安が勝ってしまう。

そういうことは珍しくありません。

そのため、実際には、薬による治療をサポート役として併用したほうが、進みやすいことがあります。

薬で不安や不眠の強さを少し下げる。

そのうえで、考え方のクセを見直す。

必要があれば、行動や環境も調整する。

この順番のほうが、結果につながりやすい方がいます。

「考え方を変える気があるか」は、とても大切です

認知の修正は、誰にでも同じように効くわけではありません。

大切なのは、

自分の考え方を少し見直してみてもよい

と思えるかどうかです。

来院される多くの方は、最初から完璧に変わる準備ができているわけではありません。

むしろ、

本当は変わりたい。

でも、どう変えたらよいか分からない。

頭では分かるけれど、気持ちがついてこない。

同じ考えに戻ってしまう。

そういう方が多いです。

それで十分です。

最初から前向きである必要はありません。

すぐに納得できなくてもかまいません。

少しでも「このままではしんどい」と感じているなら、整理できる可能性があります。

一方で、向かない場合もあります

ただし、認知の修正が向きにくい方もいます。

たとえば、

最初から「自分の考え方は一切変えない」と決めている場合です。

こちらの説明を聞く前から、結論が決まっている。

自分の見方を少しでも見直すことに強い抵抗がある。

自分の苦しさの原因は、すべて相手だけにあると考えている。

この場合、保険診療の短い診察時間の中で、十分な効果を出すことは難しくなります。

また、他人を責め続けることで、かろうじて自分のバランスを保っている方もいます。

もちろん、つらい経験をされた方が怒りを感じること自体は自然です。

傷ついた出来事を整理することも大切です。

ただし、診察の場が、誰かを責め続けるだけの時間になってしまうと、治療は前に進みにくくなります。

他人を責める言葉が増えるほど、自分の苦しさの整理から離れてしまうことがあります。

その状態では、薬の調整も、認知の修正も、十分に力を発揮しにくくなります。

診察室で扱いたいのは、「誰が悪いか」だけではありません

診察室で大切にしたいのは、誰が悪いかを決めることだけではありません。

もちろん、職場や家庭や対人関係の中で、明らかに負担が大きい状況はあります。

環境の問題を無視して、「あなたの考え方だけ変えましょう」と言うつもりはありません。

ただ、それでも確認したいことがあります。

今、自分の頭の中で何が起きているのか。

どの考えが、不安を強くしているのか。

どの場面で、ぐるぐる考えが始まるのか。

何を変えれば、少しでも消耗が減るのか。

そこを一緒に整理していくことが、治療の入口になります。

相手を変えることは、すぐにはできないかもしれません。

でも、自分の疲れ方を少し変えることはできるかもしれません。

不安に巻き込まれる時間を短くすることはできるかもしれません。

頭の中で自分を追い詰める回数を減らすことはできるかもしれません。

そこに、認知を修正する意味があります。

落ちつきたいときに、まず整理すること

不安で頭がいっぱいのとき、いきなり正しい答えを出そうとしなくて大丈夫です。

まずは、次のように分けて考えることがあります。

今、事実として起きていること。

自分が想像していること。

まだ確認できていないこと。

自分で変えられること。

今すぐには変えられないこと。

この区別がつくだけで、頭の中の混乱が少し減ることがあります。

不安なときほど、事実と想像が混ざります。

相手の言葉と、自分の予測が混ざります。

過去の失敗と、未来の不安が混ざります。

混ざったまま考え続けると、疲れます。

だからこそ、治療では、まず分けることから始めます。

変わることは、負けることではありません

自分の認知を修正することは、相手に負けることではありません。

自分が悪かったと認めることだけでもありません。

むしろ、

自分をこれ以上すり減らさないための技術

です。

不安に巻き込まれ続けないため。

怒りに飲み込まれ続けないため。

同じ考えを何時間も反すうしないため。

眠る前に、自分を追い詰めすぎないため。

そのために、考え方のクセを少しずつ整えていきます。

大きく変わらなくていい。

すぐに前向きにならなくていい。

別人のようになる必要もありません。

まずは、頭の中で自分を苦しめている考えを、少しだけゆるめる。

そこからでよいのです。

不安で疲れきっている方へ

不安が続いている。

頭の中で同じことを何度も考えてしまう。

落ちつきたいのに、考えが止まらない。

薬だけでよいのか、考え方も見直したほうがよいのか分からない。

そのような状態は、ひとりで抱え続けるほど、こじれていくことがあります。

薬で整える部分。

考え方や行動を整える部分。

環境調整を考える部分。

どこから始めるのがよいかは、人によって違います。

大切なのは、今の状態を一度整理することです。

保谷駅前こころのクリニックでは、不安、不眠、気分の落ち込み、職場ストレスなどについて、現在の状態を確認しながら、薬物療法だけでなく、考え方や生活上の整理も含めて診療を行っています。

ただし、当院は小規模クリニックであり、すべてのご相談に対応できるわけではありません。

受け入れ対応数には限りがあります。

また、強い自傷他害の危険がある場合、入院が必要な状態、専門的な集中的治療が必要な状態などは、より適切な医療機関をご案内する必要があります。

当院は完全予約制です。

ご記入いただいたWEB問診をもとに、医師が内容を確認し、当院でお力になれると判断した場合に、WEB予約をご案内します。

保谷駅前こころのクリニックは、西武池袋線保谷駅北口すぐ、いなげや保谷駅前店2階にあります。

日曜診療、平日夜20時までの診療にも対応しています。

頭の中で、もう何周も考えて疲れている方へ。

考え続けることと、整理することは違います。

その頭の中のぐるぐるを、少しずつほどいていくために、診察があります。

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