第166話 心療内科のWEB問診には何を書けばよい?|診察前に整理したい7つの項目|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

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第166話 心療内科のWEB問診には何を書けばよい?|診察前に整理したい7つの項目

第166話 心療内科のWEB問診には何を書けばよい?|診察前に整理したい7つの項目|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

2026年2月04日

心療内科を受診しようと思っても、何を話せばよいのか分からない。
症状をうまく説明できる自信がない。
診察室に入ると緊張して、言いたかったことを忘れそう。
困っていることが多く、どこから書けばよいのか分からない。
そのような方のために、保谷駅前こころのクリニックでは、受診前にWEB問診をご記入いただいています。
WEB問診は、長い身の上話を作文するためのものではありません。
医師が診察前に、現在の症状、経過、生活への影響、治療歴、安全性を把握し、当院で対応できる状態かを確認するためのものです。
すべてを上手な文章にする必要はありません。診療に必要な情報を、事実に沿って具体的に記入することが大切です。
WEB問診には二つの役割があります
当院のWEB問診には、大きく二つの役割があります。
一つは、診察を効率的にすることです。
初診時に一からすべての情報を聞き取るのではなく、医師が事前に状態を把握することで、限られた診察時間を、症状の確認と治療方針の検討に使いやすくなります。
もう一つは、当院の診療体制に適合するかを確認することです。
小規模な完全予約制クリニックであるため、救急対応、入院治療、依存症治療、進行した認知症への対応など、当院の設備と診療体制では安全にお引き受けできない状態があります。
そのため、WEB問診を記入すれば必ず予約できるわけではありません。
医師が内容を確認し、当院でお力になれると判断した場合にWEB予約をご案内します。
1.最も困っている症状
最初に、現在最も困っている症状を書いてください。
例えば、次のように具体的に記載します。
・布団へ入ってから2時間ほど眠れない
・夜中に3回ほど目が覚める
・通勤電車で動悸と息苦しさが出る
・仕事の日だけ朝に涙が出る
・帰宅後、食事や入浴ができない
・会議の前になると吐き気がする
「不安です」「つらいです」だけではなく、身体や行動にどのような変化が出ているかを書くと、状態が伝わりやすくなります。
複数の症状がある場合も、最も困っているものから順に記載してください。
2.いつから始まり、どう変化したか
症状が始まった時期と、その後の変化を記載してください。
・3週間前から
・部署異動後から
・上司が変わってから
・半年前から徐々に
・以前からあったが、先月から悪化した
正確な日付が分からなくても構いません。
「昨年の秋頃」「連休明けから」など、おおよその時期で十分です。
急に始まったのか、徐々に悪くなったのか。一度改善した後に再び悪化したのか。この経過は、状態を判断するうえで重要です。
3.仕事や生活にどの程度影響しているか
診療では、症状の強さだけでなく、仕事や日常生活への影響を確認します。
次のような変化があれば記載してください。
・遅刻や欠勤が増えた
・仕事には行けるが、ミスが増えた
・会議や電車を避けている
・帰宅後は何もできない
・食事が取れない
・入浴や片付けができない
・休日は寝て終わる
・家族との会話が減った
・飲酒量が増えた
「仕事には行けているから軽い」とは限りません。
勤務を維持できていても、帰宅後の生活や睡眠が崩れている場合があります。
反対に、症状があっても仕事や生活への影響がほとんどない場合は、そのことも重要な情報です。
4.睡眠の状態
心療内科の診療では、睡眠の情報が治療方針に大きく関係します。
次の項目を、分かる範囲で記載してください。
・布団へ入る時刻
・実際に眠る時刻
・夜中に目が覚める回数
・最終的に目が覚める時刻
・起床する時刻
・昼寝の有無
・休日の起床時刻
・いびきや無呼吸の指摘
・寝酒の有無
「眠れません」だけでなく、寝つきが悪いのか、途中で目が覚めるのか、朝早く目が覚めるのかを分けて記載してください。
睡眠時間が分からない場合も、寝床へ入る時刻と起床時刻が分かれば、状態を整理しやすくなります。
5.身体症状と身体科の受診歴
動悸、息苦しさ、めまい、頭痛、腹痛などは、不安やストレスでも起こることがあります。
一方、身体疾患が原因になっている場合もあります。
次のような情報があれば記載してください。
・どのような身体症状があるか
・何分程度続くか
・どの場面で起こるか
・内科や救急を受診したか
・心電図や血液検査を受けたか
・現在治療中の身体疾患
・健康診断で指摘されたこと
身体科で「異常なし」と言われた場合も、いつ、どのような検査を受けたかを書くと参考になります。
強い胸痛、意識障害、急な麻痺、これまでにない激しい頭痛などがある場合は、WEB問診への回答を待たず、救急を含む身体科での評価を優先してください。
6.これまでの治療歴と現在の薬
過去に心療内科や精神科を受診したことがある場合は、医療機関名、診断名、治療期間、処方薬を記載してください。
・いつ頃通院していたか
・どのような診断を受けたか
・どの薬が効いたか
・どのような副作用があったか
・自分の判断で中止した薬があるか
・現在も他院から処方を受けているか
・入院歴があるか
薬の名前が分からない場合は、お薬手帳の内容を確認してください。
現在の処方を隠して別の医療機関から同様の薬を受け取ることは、安全な治療につながりません。服薬状況は正確に記載してください。
7.今回の受診で相談したいこと
最後に、今回の受診で何を相談したいのかを書いてください。
・不眠の治療について相談したい
・薬を使う必要があるか知りたい
・パニック症状を整理したい
・仕事を続けながら治療したい
・現在の薬を見直したい
・ペットロスによる不眠を相談したい
・休養が必要な状態か医学的に確認したい
診断書を希望する場合は、その目的、提出先、希望する内容を記載してください。
ただし、WEB問診に希望を書いたことによって、診断名、処方、診断書の発行が確約されるわけではありません。
診察で現在の症状、経過、勤務状況、生活への影響を確認し、医学的に判断します。
長文よりも、時系列と事実が重要です
WEB問診では、長く書けば書くほど適切に伝わるとは限りません。
医師に伝わりやすいのは、感情を長く説明した文章より、時系列と具体的な事実が整理された回答です。
例えば、次のように記載できます。
6月の部署異動後から寝つきが悪くなりました。布団へ入るのは23時ですが、眠るのは1時頃です。平日は7時に起きています。仕事には行けていますが、帰宅後は食事を取らずに寝てしまう日があります。薬を使う必要があるか相談したいです。
この程度でも、発症時期、睡眠、勤務状況、生活への影響、相談目的が分かります。
文章を整えることより、事実を正確に記載してください。
書かない方がよいことではなく、正確に書くべきこと
受診を断られるのではないかと心配して、症状や治療歴を少なく書く方がいます。
しかし、次の情報を隠すと、安全に診療できるか判断できません。
・希死念慮や自傷行為
・過量服薬
・入院歴
・他院での治療
・現在の処方薬
・飲酒や薬物使用
・摂食上の問題
・幻覚、妄想、強い被害感
・興奮や暴力
・発達障害の診断歴や検査希望
当院で対応できない状態の場合は、安全に対応できる医療機関をご検討いただく必要があります。
予約を得ることだけを目的に情報を省略すると、来院後に当院では診療を継続できないと判断する場合があります。
WEB問診は、患者さんと医療機関の双方が、適切な診療につながるための確認です。
WEB問診は診断を自動で決めるものではありません
WEB問診に回答すると、自動的に診断名が決まるわけではありません。
問診は、現在の状態を整理し、診察で確認すべき点を明確にするための情報です。
同じ「眠れない」という回答でも、勤務時間、身体疾患、飲酒、服薬、気分、不安などによって考え方は変わります。
最終的な診断や治療方針は、WEB問診だけでなく、診察での確認を踏まえて医師が判断します。
WEB問診を書けば必ず予約できるわけではありません
当院は小規模な完全予約制クリニックです。
WEB問診の内容を医師が確認し、当院の設備、診療時間、対応領域を踏まえて、安全に診療できると判断した場合にWEB予約をご案内します。
次のような状態では、当院よりも適切な診療体制を持つ医療機関をご検討いただく場合があります。
・救急対応が必要な状態
・入院治療が必要な可能性がある
・希死念慮、自傷、過量服薬がある
・統合失調症圏の症状が疑われる
・発達障害の検査・診断・治療を希望している
・摂食障害や依存症への専門治療が必要
・長時間の傾聴を主目的としている
WEB問診による確認は、患者さんを一律に断るためではありません。当院の診療体制で安全にお力になれるかを、来院前に判断するためのものです。
問診は、診察室に入る前から始まっています
診察時間を使って、症状が始まった時期や服薬歴を一から思い出すのは大変です。
事前にWEB問診へ入力しておけば、医師は診察前に情報を確認できます。
診察では、問診の内容を繰り返すだけではなく、特に重要な点を確認し、治療方針を考える時間に使えます。
うまく話せることよりも、必要な情報が事前に整理されていることが、短い診察時間を有効に使うことにつながります。
保谷駅前こころのクリニックへのご相談
当院は完全予約制です。
ご記入いただいたWEB問診をもとに医師が内容を確認し、当院でお力になれると判断した場合にWEB予約をご案内します。
WEB問診を書けば、必ず予約できるという仕組みではありません。
保谷駅前こころのクリニックは、保谷駅北口の階段を降りた目の前、いなげや保谷駅前店2階にあります。
仕事を続けながら、不眠、不安、気分の落ち込み、帰宅後の生活の崩れについて相談したい方は、最も困っている症状、始まった時期、睡眠、勤務状況、生活への影響、治療歴をWEB問診からお知らせください。

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