第168話 休日に昼まで寝ると日曜の夜に眠れない|寝だめで体内時計がずれる理由|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

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第168話 休日に昼まで寝ると日曜の夜に眠れない|寝だめで体内時計がずれる理由

第168話 休日に昼まで寝ると日曜の夜に眠れない|寝だめで体内時計がずれる理由|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

2026年2月05日

平日は睡眠不足だから、休日くらいは昼まで眠りたい。
土曜日の朝は目覚ましをかけず、昼近くまで眠る。疲れが取れたように感じる一方、日曜日の夜になると眠れない。
月曜日の朝は起きられず、一週間を眠気と疲労から始める。
この状態を繰り返している方は、単なる寝不足だけでなく、平日と休日で睡眠の時間帯が大きくずれている可能性があります。
休日の寝だめは一時的な睡眠不足の回復に役立つことがあります。しかし、起床時刻が大きく遅れると、体内時計まで後ろへ動き、日曜夜の寝つきを悪くすることがあります。
休日の朝寝坊が、日曜夜の眠気を遅らせる
人の身体は、起きた時刻から次の睡眠へ向けて準備を始めます。
朝起きて光を浴び、食事を取り、身体を動かすことで、体内時計は一日の始まりを認識します。
平日は午前7時に起きている人が、休日に正午まで眠ったとします。すると、その日の開始が平日より5時間遅れます。
当然、夜になっても平日と同じ時刻には眠気が来にくくなります。
午後11時に布団へ入っても、身体にとっては、まだ平日の午後6時頃に近い感覚になっている場合があります。
本人は「明日は月曜日だから早く寝なければ」と思っています。しかし、体内時計は休日の遅い時間帯へ動いているため、眠ろうとしても眠れません。
寝だめで「月曜日だけ時差ぼけ」になる
平日と休日で睡眠時間帯が大きく異なる状態は、海外へ移動していなくても、時差ぼけに似た変化を起こします。
これを社会的時差ぼけと表現することがあります。
金曜日までは午前7時に起きる。
土曜日と日曜日は午前11時に起きる。
月曜日から再び午前7時に戻す。
身体にとっては、週末ごとに生活する時間帯が変わっている状態です。
そのため、月曜日の朝に次のような不調が出やすくなります。
・目覚ましが鳴っても起きられない
・頭がぼんやりする
・通勤中も強い眠気がある
・午前中の集中力が上がらない
・食欲が出ない
・気分が重く感じる
・夜になると再び目が冴える
月曜日がつらい原因を、仕事への気持ちだけで説明できない場合があります。週末に動いた体内時計が、まだ平日の時刻へ戻っていないことも関係します。
寝だめをしても、睡眠不足が完全に消えるとは限りません
休日に長く眠ると、平日に不足した睡眠の一部を補える可能性があります。
しかし、平日の慢性的な睡眠不足を、週末だけですべて帳消しにできるとは限りません。
さらに、休日の起床時刻が大幅に遅れることで、次の夜に眠れず、新たな睡眠不足をつくることがあります。
平日に睡眠が不足する。
休日に昼まで眠る。
日曜夜に眠れない。
月曜朝に強い睡眠不足になる。
平日はカフェインで乗り切る。
次の休日にまた寝だめをする。
この循環が続くと、疲れを取るための寝だめが、睡眠リズムを不安定にする一因になります。
何時間ずれると影響が出るのか
全員が休日も平日と同じ時刻に起きなければならないわけではありません。
疲労がたまっていれば、休日に少し長く眠ることは自然です。
問題になりやすいのは、平日と休日で起床時刻が数時間単位で変わる場合です。
平日は午前6時30分。
休日は午前11時30分。
このように大きな差があると、休日のたびに体内時計が後ろへ動きやすくなります。
一方、平日より1時間程度遅く起き、足りない分を短時間の昼寝などで補う方法であれば、リズムの変化を小さくできる場合があります。
大切なのは、休日に何時間眠ったかだけではなく、平日から何時間ずれたかを見ることです。
日曜日の昼寝にも注意が必要です
日曜の午後に長く眠ると、その夜の眠気が弱くなることがあります。
特に夕方以降の昼寝は、夜の睡眠に近い時間帯で眠るため、就寝時刻になっても眠気が十分に高まりません。
日曜の夜に眠れない。
焦ってスマートフォンを見る。
さらに目が冴える。
月曜の朝は寝不足になる。
この流れを防ぐためには、昼寝をする場合も、時間帯と長さを考える必要があります。
極端な眠気がある場合を除き、夕方から夜にかけて長く眠ることは避けた方が、夜の睡眠を保ちやすくなります。
月曜朝を楽にするために、休日の朝を使う
体内時計を整えるうえで、朝の過ごし方は重要です。
・平日と休日の起床時刻を大きく変えない
・起きたらカーテンを開けて光を浴びる
・朝食を取る
・午前中に身体を動かす
・日曜夕方の長い昼寝を避ける
・日曜夜だけ極端に早く寝ようとしない
日曜の夜に無理やり眠ろうとするよりも、土曜と日曜の朝を遅らせ過ぎない方が、月曜日の起床につながります。
睡眠リズムは、夜だけで調整するものではありません。朝に一日を始める時刻が、次の夜の眠気をつくります。
平日に眠る時間が確保できない場合
休日の寝だめが必要になる背景には、平日の睡眠不足があります。
帰宅が遅い。
仕事が終わってもメールを確認している。
家事を終えると深夜になる。
自分の時間が欲しくて夜更かしする。
朝は通勤のため早く起きなければならない。
この状態で「休日も早く起きましょう」と言われても、現実的ではないことがあります。
重要なのは、休日だけを修正することではありません。
平日に眠る時間をどこで確保できるか。帰宅後に何が睡眠を遅らせているか。勤務時間や通勤時間によって無理が生じていないか。
仕事と生活全体を見ながら、続けられる睡眠リズムを考える必要があります。
休日の寝だめを見直しても改善しない場合
起床時刻を整えても日曜夜に眠れない場合は、ほかの要因も確認します。
・仕事への不安が強い
・月曜日の予定を繰り返し考える
・夕方以降にカフェインを取っている
・寝酒をしている
・平日も寝つきに時間がかかる
・夜中に何度も目が覚める
・早朝に目が覚めてしまう
・日中に耐え難い眠気がある
・いびきや呼吸停止を指摘されている
不眠の背景は、体内時計のずれだけとは限りません。
睡眠時無呼吸症候群など、専門的な身体検査が必要と考えられる場合は、対応可能な医療機関への受診が適切です。
受診を考えてよい目安
次のような状態が続く場合は、睡眠リズムを一度整理してもよいでしょう。
・休日は昼まで起きられない
・日曜の夜になると毎週眠れない
・月曜朝の遅刻や欠勤が増えている
・平日の強い眠気で仕事に支障がある
・カフェインやエナジードリンクが増えている
・休日に長く眠っても疲れが取れない
・平日と休日の睡眠時間帯が大きく違う
・帰宅後の生活が崩れている
診察では、平日と休日それぞれの就寝時刻・起床時刻、勤務時間、通勤、昼寝、カフェインなどを確認します。
そのうえで、生活上の調整や、必要に応じた治療を検討します。
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当院は完全予約制です。
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保谷駅前こころのクリニックは、保谷駅北口の階段を降りた目の前、いなげや保谷駅前店2階にあります。
休日に寝だめをすると日曜の夜に眠れない、月曜の朝がつらい、平日の眠気が仕事に影響している方は、平日と休日の就寝時刻・起床時刻をWEB問診からお知らせください。
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