2026年5月11日
100年前より8月の気温は約3℃上昇しています。寝苦しい夜が続く夏に、睡眠の質を保つには寝室の温度・湿度管理が重要です。温度計を使った現実的な不眠対策を、駅前で通いやすい心療内科が解説します。
寝苦しさは「気のせい」ではありません
ここ数年、
「夏になると眠れない」
「夜中に何度も目が覚める」
というご相談が増えています。
背景には、環境の変化があります。
100年前と比べると、
8月の平均気温は約3℃上昇しています。
つまり、今の夏は
「体が本来想定していない環境」で過ごしているとも言えます。
睡眠は「気温」に強く影響されます
睡眠は、体温のリズムと密接に関係しています。
本来、人は
夜になると体温がゆっくり下がることで眠気が生じます。
しかし
•室温が高い
•湿度が高い
•空気がこもっている
こうした状態では、体温がうまく下がらず、
眠りに入りにくくなります。
「なんとなく暑い」ではなく、測ることが大切です
ここで重要なのが、
寝室の温度・湿度を実際に測ることです。
多くの方が、
•「冷房はつけている」
•「たぶん大丈夫」
という感覚で過ごしています。
しかし実際には、
• 思っているより室温が高い
• 湿度が高くて寝苦しい
というケースが少なくありません。
睡眠の質を上げる寝室環境の目安
目安としては、
• 室温:26〜28℃前後
• 湿度:50~60%程度
この範囲に収まるように調整することで、
体温が自然に下がりやすくなり、眠りやすくなります。
ポイントは、
• エアコンは「つけっぱなし」でよい
• 除湿機能も活用する
• 風が直接体に当たり続けないようにする
といった、無理のない範囲で整えることです。
「環境を整えても眠れない」場合
環境を整えても、
• 寝つきが悪い
• 夜中に何度も目が覚める
• 朝すっきりしない
こうした状態が続く場合には、
体内の睡眠リズムそのものが乱れている可能性もあります。
その場合は、
• 生活リズムの調整
• 必要に応じて薬物療法
を組み合わせて、現実的に整えていくことが重要です。
夏の不眠は「我慢しないこと」が大切です
「夏だから仕方ない」と我慢しているうちに、
• 慢性的な不眠
• 日中の集中力低下
• 気分の落ち込み
へとつながることもあります。
特に、
•仕事や学校を続けながら頑張っている方ほど
•無理を重ねやすい傾向があります
まとめ
夏の不眠対策として重要なのは、
•気温上昇という環境変化を前提にする
•寝室の温度・湿度を実際に測る
•無理のない範囲で環境を整える
という、シンプルですが現実的な対応です。
保谷駅前こころのクリニックより
当院では、
•眠れないまま働いている方
•生活を保ちながら整えたい方
に向けて、
無理のない範囲で整える不眠治療を行っています。
必要に応じて薬物療法も含めながら、
現実的に続けられる形で整えていきます。
保谷駅北口すぐの医療モール内にあり、
日曜・祝日も診療しています。
ご予約について
現在、初診は完全予約制です。
ご来院前にWEB問診をご入力いただくことで、
診察の精度が上がり、よりスムーズなご案内が可能になります。
「なんとなく眠れない状態が続いている」段階でも、
早めに整えていくことで、生活への影響を抑えやすくなります。
保谷駅前こころのクリニック
