第480話 診察室で涙がこぼれたら、それは始まりです|たどり着くまで、ずっと一人で抱えてきた方へ【ひばりヶ丘・保谷・大泉学園】|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

〒202-0004東京都西東京市下保谷4丁目14−20いなげや保谷駅前店2階

WEB問診・予約 お問い合わせ
保谷駅前こころのクリニックサブメインビジュアル

第480話 診察室で涙がこぼれたら、それは始まりです|たどり着くまで、ずっと一人で抱えてきた方へ【ひばりヶ丘・保谷・大泉学園】

第480話 診察室で涙がこぼれたら、それは始まりです|たどり着くまで、ずっと一人で抱えてきた方へ【ひばりヶ丘・保谷・大泉学園】|保谷駅前こころのクリニック|西東京市「保谷駅」北口すぐの心療内科

2026年6月26日

仕事のストレス、不眠、不安、気分の落ち込み、休職するか悩んでいる方に向けて、保谷駅前こころのクリニックが、薬物療法だけでなく、休養、生活リズム、認知行動療法的な考え方を含めた回復の道筋を説明します。

診察室に座って、
涙がこぼれたら。

それは終わりではありません。

限界のサインではなく、回復の入口です。

心療内科や精神科の診察室で、
涙が出てしまうことがあります。

うまく話そうと思っていたのに、
「何があったんですか」と聞かれただけで、
急に涙がこぼれてしまう。

泣くつもりなんて、なかった。

仕事のこと。
眠れないこと。
朝がつらいこと。
動悸がすること。
休職するか迷っていること。

順番に、落ち着いて話そうと思っていた。

でも、診察室で椅子に座った瞬間、
張りつめていたものが切れてしまう。

「もう限界かもしれません」

そう言いかけただけで、
涙があふれてしまう。

それは、あなたが弱いからではありません。

ようやく、たどり着いたのだと思います。

ここまで、ずっと一人で抱えてきたのだと思います。

「まだ大丈夫」と言い聞かせてきませんでしたか

朝、目が覚めた瞬間からつらい。

会社へ向かうだけで、胸が苦しくなる。

上司からのメールを見るだけで、動悸がする。

家に帰っても、仕事のことが頭から離れない。

眠ろうとしても、眠れない。

それでも、自分に言い聞かせてきたのではないでしょうか。

「自分が甘いだけかもしれない」

「みんな頑張っている」

「もう少しだけ耐えれば何とかなる」

「休むほどではない」

そうやって、何とか今日まで来た。

本当は休みたい。

でも、休んでしまったら終わりな気がする。

職場に迷惑をかけるかもしれない。
評価が下がるかもしれない。
戻れなくなるかもしれない。

だから、誰にも言えなかった。

自分でも、認めきれなかった。

でも本当は、
もう限界に近いことを、
どこかで分かっていたのかもしれません。

背中を押してほしかっただけなのかもしれません

休職していいのだろうか。

診断書を書いてもらうほどなのだろうか。

薬を飲んだ方がいいのだろうか。

まだ働けるのではないか。

もう無理なのではないか。

何度も考えて、
何度も迷って、
それでも答えが出ない。

その時間だけでも、とても苦しいものです。

本当は、誰かに言ってほしかったのかもしれません。

「もう十分頑張りました」

「今は立て直す時期です」

「一緒に整理していきましょう」

その言葉がほしくて、
でも自分からは言えなくて、
ここまで来たのかもしれません。

診察室で涙がこぼれるのは、
安心したからかもしれません。

もう一人で抱えなくてよい場所に、
ようやく来られたからかもしれません。

泣いてしまっても、うまく話せなくても大丈夫です

初診では、
何から話せばよいか分からない方も少なくありません。

時系列がまとまらない。

途中で言葉が出なくなる。

涙で話が止まってしまう。

それでも大丈夫です。

診察では、こちらから一つずつ確認します。

いつ頃からつらくなったのか。
眠れているのか。
食欲は落ちていないか。
仕事へ行けているのか。
家ではどう過ごしているのか。
朝のつらさはどの程度か。
不安、動悸、涙もろさ、気分の落ち込みはあるか。
休職を考える状態なのか。
薬が必要な状態なのか。

全部を整理してから受診する必要はありません。

整理できないほどつらいからこそ、
医療機関に相談する意味があります。

「聞いてもらえた」だけでは、また苦しくなることがあります

話を聞いてもらうことは、とても大切です。

誰にも言えなかったことを言葉にするだけで、
少し呼吸がしやすくなることがあります。

「自分はおかしくなったわけではなかった」

「つらいと感じてよかったのだ」

そう思えるだけで、
張りつめていたものが少し緩むことがあります。

ただ、それだけでは足りない場合もあります。

翌朝になれば、また会社がある。

同じ仕事。
同じメール。
同じ緊張感。
同じ眠れない夜。

話を聞いてもらって少し楽になっても、
現実が何も変わらなければ、
また同じ苦しさに戻ってしまうことがあります。

だから大切なのは、
「つらかったですね」で終わらせないことです。

何が限界を作っているのか。

何を減らす必要があるのか。

休職が必要なのか。

勤務を続けるなら、どのような調整が必要なのか。

薬を使うなら、何を目的に使うのか。

薬以外に、どのような立て直し方があるのか。

そこまで一緒に整理していくことが大切です。

薬だけではなく、回復の道筋を一緒に考えます

心療内科や精神科に行くことに、
不安を感じる方もいると思います。

薬だけ出されるのではないか。

あまり話を聞いてもらえないのではないか。

結局、「様子を見ましょう」で終わるのではないか。

そう感じる方もいるかもしれません。

もちろん、薬が必要なことはあります。

眠れない状態が続いている。

不安や緊張が強い。

気分の落ち込みが深い。

動悸や焦りで生活に支障が出ている。

そのような場合、薬で症状を軽くすることは大切です。

眠れるようにする。
不安を少し下げる。
気分の底割れを防ぐ。
体力を戻す土台を作る。

薬には、その役割があります。

ただ、薬だけで職場環境が変わるわけではありません。

薬だけで、再び同じ状況に戻ったときの対処法が身につくわけでもありません。

だから当院では、
薬が必要かどうかだけでなく、
回復の道筋も一緒に考えていきます。

休養が必要なのか。

休職を考える状態なのか。

勤務調整で対応できる可能性があるのか。

生活リズムをどう立て直すのか。

自分を追い込みすぎる考え方を、どう調整していくのか。

復職するときに、同じことを繰り返さないためには何が必要か。

薬物療法だけでなく、
認知行動療法的な考え方も取り入れながら、
現実的な回復方法を一緒に整理していきます。

休職するかどうかを、一人で決めなくて大丈夫です

休職は、大きな決断です。

だから、迷って当然です。

まだ働ける気もする。

でも、もう無理な気もする。

休んだ方がいいと思う日もあれば、
翌日には「やっぱり甘えかもしれない」と思う。

その揺れは、よくあります。

限界に近づいているときほど、
自分の状態を客観的に判断することは難しくなります。

睡眠不足は、判断力を下げます。

不安は、悪い未来ばかり想像させます。

気分の落ち込みは、
自分を責める方向へ考えを引っ張ります。

その状態で、
「休むべきか」
「続けるべきか」
を一人で決めきる必要はありません。

診察では、
今の症状の程度、
勤務状況、
生活への影響、
睡眠、
食事、
家での状態、
朝のつらさなどを確認しながら、
休養が必要な状態かどうかを整理します。

休職が必要と考えられる場合には、
診断書についても相談します。

一方で、すぐに休職ではなく、
勤務時間の調整、業務量の調整、配置への配慮、通院しながらの治療で対応できる場合もあります。

大切なのは、
「休むか、倒れるまで働くか」
の二択にしないことです。

壊れきる前に、選択肢を増やすこと。

そのために、診察があります。

回復には、順番があります

「頑張れば何とかなる」

そう思ってきた方ほど、
回復するときも頑張ろうとしてしまいます。

でも、回復は、気合いで何とかするものではありません。

まず、眠れるようにする。

少し食べられるようにする。

強い不安や動悸を和らげる。

必要なら、仕事から距離を取る。

休職が必要な場合は、しっかり休む。

少しずつ、考え方を整える。

再び同じ状況になったときに、
壊れにくい土台を作る。

いきなり全部を解決しようとしなくて大丈夫です。

眠る。
休む。
整える。

そして、少しずつ戻していく。

回復は、そうやって順番に進めていくものです。

涙がこぼれたところから、本当の治療が始まることがあります

診察室で涙がこぼれる方は、少なくありません。

それだけ頑張ってきたということです。

それだけ一人で抱えてきたということです。

涙は、弱さではありません。

限界のサインではなく、回復の入口です。

その涙をきっかけに、
ようやく本当の話が始まることがあります。

どれだけ我慢してきたのか。

どこで無理を重ねてきたのか。

何が怖かったのか。

何を一人で抱えてきたのか。

本当は、何を助けてほしかったのか。

それを少しずつ言葉にしていく。

そして、今の状態を医学的に整理し、
必要な治療や休養を考え、
これからどう立て直していくかを一緒に考える。

診察室では、

もう大丈夫なふりをしなくて大丈夫です。

つらさを、そのまま持ってきてください。

保谷駅前こころのクリニックでできること

保谷駅前こころのクリニックでは、
仕事のストレス、不眠、不安、気分の落ち込み、動悸、涙もろさ、休職や復職についてのご相談などを診療しています。

診察では、
お話を丁寧に伺うだけでなく、
現在の状態を医学的に整理します。

薬物療法が必要かどうか。

休養や勤務調整が必要かどうか。

休職を考える状態なのか。

復職に向けて、どのような準備が必要なのか。

認知行動療法的な考え方も含めて、
これからどのように回復していくかを一緒に考えます。

「薬だけで終わるのは不安」

「話を聞いてもらうだけでなく、具体的にどう回復すればよいか知りたい」

「休職するべきか、自分では判断できない」

「もう限界かもしれないが、誰かに背中を押してほしい」

そのように感じている方は、
一人で抱え続けなくて大丈夫です。

受診を希望される方へ

そのように感じた方は、まずWEB問診から、今の状態をお知らせください。

当院は完全予約制です。

ご記入いただいたWEB問診をもとに、医師が内容を確認し、当院でお力になれると判断した場合に、WEB予約をご案内します。

小規模クリニックのため、診療体制上すべてのご相談に対応できるわけではありません。
あらかじめご了承ください。

診察室で涙がこぼれてしまっても、大丈夫です。

それは終わりではありません。

限界のサインではなく、回復の入口です。

涙が出た日を、
「壊れた日」ではなく、
「助けを求められた日」にしましょう。

壊れきる前に、止まっていい。

その判断を、ひとりで抱えなくていい。

保谷駅前こころのクリニック
心療内科・精神科
西武池袋線 保谷駅北口すぐ
いなげや保谷駅前店2階 医療モール内

TOP